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    フランスのお花見は食卓をそのまま持ってきたような大雑把さ!?

    私は今、一時帰国中で日本にいます。やっと冬から春への入り口にさしかかったと思った途端、雪が降り再び冬に逆戻ってしまったパリと比べれば、日本はポカポカ春の陽気で毎日ウキウキ気分です。もしかして、滞在中に桜も見られるのかも!?と楽しみにしています。

     

    パリのお花見はいつもの芝生ゴロゴロ

    桜といえば、先日PARISmag編集部の方との打ち合わせで「パリも桜はあるんですか?」という話になりましたが、パリにも桜はあります。そしてフランス人もお花見しながらピクニックをするんです!

    とはいえ、太陽が顔をのぞかせていれば、多少寒いくらいの季節でも1年中公園の芝生でのんびりゴロゴロするのが大好きなフランス人。ですから桜の季節にお花見という特別な目的で何か特別なピクニックをするわけではないのですが…。それでも、やっぱりいつもの芝生ゴロゴロよりもなんとなくワクワク度は上がったりします♪

     

    大雑把な花見弁当がフランス流

    お花見といえば「花より団子」という言葉の通り、豪華なお弁当を思い浮かべたりしますが、あれはフランスにはない日本の素敵な文化。

    フランス人のピクニックは、どちらかといえばかなり大雑把。ワイン、バゲット、チーズ、ハムがあればよし。しかもチーズやハムはスーパーで買ったパッケージそのままをどど〜んと広げて、そのままバゲットに挟みながら食べます。たまにサラダなんていうものもあるけれど、巨大なタッパーにガサッと入れてくるだけ。家の食卓の上をそのまま外に持ってきちゃったイメージでしょうか!?

    このようにお花見と言っても全然違う日本とフランス。なので、日本人とフランス人が混ざったピクニックなどが開催されると、日本人の作る食べやすく、多品目に渡り、見た目にも美しい「お弁当」の素晴らしさと、おしぼりやお箸、魔法瓶、レジャーシートなどなど次から次へと出てくるピクニックグッズに「お〜!!!」と歓声が上がります♪

    エッフェル塔前の芝生公園「シャンドマルス」にも桜があるので春にパリを旅するチャンスがあったら、ぜひフランススタイルの「お花見」を楽しんでみてくださいね!

     

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