こんにちは!パン野ゆりです。
年末のパリはグレーブ(Greve:フランス語でストライキのこと)でメトロが全滅!ボン・マルシェへ行くのもアパルトマンから徒歩だったのですが…(往復70分、やばみ)。
道中にグルテンフリーのパティスリーを2軒も見つけたのでレポートします♪
グルテンフリーのパティスリー『Helmut Newcake』
1軒目は『Helmut Newcake(ヘルムート・ニューケーキ)』。明るい店内は入って正面がパンのコーナー。
パンの種類は全部で20種類ない位でしょうか?数は目立ちませんが、気になるパンを発見!
右のバゲット、木の枝みたい!
すごい形!見たことない!興奮!
パリでバゲット1本の値段は大体1.5€前後。日本に比べてだいぶお安め。
なのに!ここのバゲット、1本5€!
600円位しますね。高級食パン1斤800円はありますが、日本でもそんな高いバゲットは見たことありません。
ルックスといいお値段といい。これは絶対食べなきゃ…!
そして入ってすぐ左手にはケーキコーナー♪
パリでスイーツを見かけてもあまり食べたいと思わないのですが(パンで満たされてしまっているから。笑)ここのケーキはせっかくなら食べてみたい!!だってグルテンフリーだもの♪
日本で食べるヘルシーな食べ物は、味がものすごくシンプルなイメージがあるのですが…。パリで食べるグルテンフリーのスイーツはどうなんだろう??
パリブレストと迷った挙句、レモンタルトをチョイスしたのでこちらもレポートします!
初めての食感!レモンタルト
さて!グルテンフリーのケーキを食べるのは初めて。どんな感じだろう?
一見、なんの変哲もないケーキなのに、まさか主力の小麦粉を使っていないなんて…!
早速いただきます♪
お~!!レモンタルトだ!←(当たり前)
ひと口食べると真っ先に向かってくるのがレモンのフレーバー!爽快な香りが鼻の奥まで広がります♪そしてその爽やかさの中に隠れて蜂蜜の甘さが顔を出す!これまた相性抜群な…はちみつ…と、レモン?
はちみつレモンの味だ!!←我ながらドンピシャな例え(笑)。
そして気になるタルト生地ですが…この生地は初めて食べる食感!
日本で食べるタルトはわりとクッキーに近いイメージで、厚みもあって食感が重ため(塊がボロボロと崩れるような)ですが…
こちらのレモンケーキは細かい細かい生地の重なりが綺麗な砂のよう!口に入れるとずっと「シャリシャリ」という音が鳴っています。不思議な食感、繊細で細やかなタルト生地。軽いのだけど、ひと口ずつしっかり存在感があります。
グルテンフリーなのにちゃんとスイーツをしている…おいしい!
続いては…クセになるノングルテンのバゲット!
3本のクープが緩やかでかわいらしい。
フォルムもだいぶ丸っこく、焼き色も薄めです。パリでいつも食べるバゲットとは明らかに別物でワクワクします!!!
また、初めてのパンに出会えた♪
小麦粉のバゲットのいわゆるクラストのバリッと感はないのですが…兎に角、超新食感!
噛んでしばらくすると糸を引くような食感に変わっていきます。チューイで(噛みごたえのある)少しネチネチとするというか。
なにこれ!!!面白い!!
初めて食べるノングルテンのバゲットは今までにない食感がクセになりました♪
スライスしてみると…クラムの中に粒が見える!おそらくセサミでしょうか。このシャクシャク感が楽しい♪
小麦の風味はないものの、グルテンフリーのケーキやバゲットが楽しめるのは朗報!
超健康志向の方やグルテンアレルギーの方の味方なお店です♪
次回はもう1軒のグルテンフリーのパティスリー『NONGLE(ノーグル)』のバゲットをレポートします。
- ■お店情報
- Helmut Newcake(ヘルムート・ニューケーキ)
- 住所:93 Rue du Bac, 75007 Paris
- 営業時間:[月]~[土]11:30~19:00
- 定休日:日曜日
- ※営業時間等に変更がある可能性がございます。詳細はお店のHPやSNSをご確認ください。
- http://www.helmutnewcake.com/
- https://www.instagram.com/helmutnewcake/
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