あたたかい季節になると食べたくなるのが冷たいデザート。今回紹介するのはフランスの氷菓子Granité(グラニテ)です。
グラニテとは、フランス料理のコースの途中で口直しとして提供される氷菓子のこと。氷を削ったようなシャリシャリとした食感で、シャーベットやソルベよりもかき氷に近い氷菓子というとイメージしやすいかもしれませんね。
今回は初夏にぴったりなレモンとバジルの清涼感溢れるグラニテのレシピを紹介したいと思います。
レモンとバジルのグラニテ
- 【材料】(1回分)
- 水:500cc
- グラニュー糖:100〜125g ※お好みで加減してください。
- レモンの皮:1個分
- レモンの絞り汁:2個分
- バジルの葉:1〜2枚
【作り方】
1.レモンの皮を千切りにします。
レモンの皮をピーラーで剥き、千切りにします。
2.具材を鍋であたためます。
小鍋に水、レモンの皮を入れ沸騰させ、グラニュー糖を入れ混ぜます。
グラニュー糖が解けたら火を止め、氷水で冷まし粗熱を取ります。
3.レモン汁とバジルの葉を加えます。
[2]が冷めたら、レモン汁を茶こしで濾しながらボウルに入れます。
バジルの葉を加えます。液がアツアツの状態でレモン汁を入れてしまうと酸味が飛んでしまいます。また、バジルも変色してしまうので、粗熱を取ってからレモン汁とバジルをいれるようにしましょう。
4.冷凍庫で固めます。
バットなどに流し入れ、ラップをして冷蔵庫で固めます。
5.途中フォークでかき混ぜながら固めます。
途中、1時間おきにフォークかき混ぜ、カチカチに固まらないようにします。数回繰り返し、シャーベット上になったらできあがりです。
レモンはフランスではとても親しまれているフルーツのひとつ。お料理のソースや味付けに使ったり、レモンを使ったスイーツもたくさんあります。コート・ダジュールの「Menton(マントン)」という街では毎年、レモン祭りというレモンでオブジェを作るお祭りもあるのだとか!
食事の途中の口直しとしてはもちろん、デザート、アペロタイムにもおすすめです。ワインやカクテル、炭酸に加えてもおいしいですよ。さっぱりレモンの酸味とバジルのアクセントが爽やかです。暑くなっていくこれからの季節にぴったりなひんやりスイーツ。ぜひ、お試しください。
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