フランスのゴミ事情は日本と違うことが多く、驚くことも色々あるのですが、「さっすがワイン大国フランスならでは！」と思ったのが、瓶専用の巨大なゴミ箱と瓶専用の巨大なゴミ収集車！
瓶専用のゴミ箱は大人の背よりも大きい
住宅街の道路に、大人の背よりもはるかに高い巨大タンクのようなものが置いてあります。これが瓶専用のゴミ箱（TOP画）。アパルトマンの建物ごとにもごみ捨て場はあるのですが、瓶専用のゴミ箱はあったり、なかったり。アパルトマンの規模によっても変わるので、瓶に関しては街の中のゴミ箱までわざわざ捨てに行くという人も多いのです。
ワインを筆頭に、ビール、ジュース、ジャム、マスタード、ヨーグルトなどなど…フランスの家庭では瓶ゴミが結構出るので、瓶専用のゴミ箱が巨大なのも納得できるとは言え、やっぱりあまりの巨大さに驚いてしまいますよね。
ゴミ箱が巨大なら捨てる音も騒音級
瓶専用巨大ゴミ箱には、「22時〜7時までは騒音で迷惑になるので捨てないでね」と書かれています。こんなに巨大な空間に投げ捨てるので、予想通りかなりすごい音がします！
アパルトマンのゴミ置場に設置されている瓶専用ゴミ箱は小さいとはいえ、上から投げ捨てる形なので、こちらも大きな音がします。でも、ガラスの割れる音って、結構ストレス発散になったりするので、「瓶を捨てるのが好き！」という人も多かったりするんです♪
さらにさらに、この瓶専用のゴミ箱を収集する車がいるのですが、こちらもゴミ箱がひっくり返されるたびに「ガラガラガッシャン」とすさまじい音がします。一体、何ごとかと振り返ってしまうほど。
最初に登場した巨大タンクなんかは、収集車の上まで釣り上げて、底がパカッと開いて一気に収集車の中に落下するシステム。慣れないうちは、身の危険を感じてしまうくらいすごい音なんですよ〜。
最近はこんな風に大きなタンク部分は地下に埋め込まれていて、投入口だけが地上にのびているパターンの瓶専用ゴミ箱も登場しています。
ペットボトルが増え、日本は年々瓶のゴミって減っているような気がするけれど、フランスはまだまだ瓶文化が続きそうです。だって、やっぱりシャンパンやワインは瓶に入っていて欲しいですもんね♪なので、まだまだフランスの瓶専用巨大ゴミ箱にはお世話になりそうです。
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