パリでもシェアOKのお店が増えてる！星付きレストランの味をシェアで楽しもう

フランスのレストランでは基本的に１人1人が食べたいものを選んで注文します。みんなで色々なものをとって分けるということはしないのがマナーです。そのため、日本人がレストランでお皿を交換していたり、取り分け用のお皿を欲しいとお願いするとちょっと嫌な顔をされたりということもしばしばでした。

フランスでもシェアOKのお店が増えている

そんなフランスで、最近増えているのがみんなでシェアしながら気軽に食べられるスタイルのお店。例えばメニューの中に、「前菜」「メイン」などの項目の他に「みんなで分けて食べるプレート」という項目があったり、最初から分けることを前提にとりわけ皿を持ってきてくれたりするお店も。10年前に比べると、お店側も、客であるパリっ子側も「みんなでシェア」という食べ方を受け入れているよう。日本人としてはうれしい変化です。

『pages』のセカンド店『116 pages』もシェアスタイル

シェアできるお店を今日はご紹介したいと思います。ワインバービストロ『116 pages（ソン・セーズ・パージュ）』。こちらは以前ご紹介した日本人シェフの人気星付きレストラン『Pages（パージュ）』のセカンド店で本店のすぐお隣にあります。

『Pages（パージュ）』でも目玉となっている炭火焼を使った料理を中心に、みんなでシェアできるメニューがずらり。

「マグロのタルタル」「きのこソテー」「アボガドサラダ」「生ハム盛り合わせ」「味玉と焼きチャーシュー」「つくね」「海老の天ぷら」「ロス・ア・モワル（牛の骨髄）」「炭火焼肉」「鶏の胸肉」「銀ダラの味噌焼き」など、フランスと日本が融合したメニューがずらり。簡単につまめるものからがっつりメインまで揃っているのもうれしい！

こだわりのワインリストも圧巻で、ワイン片手においしい料理が楽しめるというフランス版のおしゃれ居酒屋といった感じ。

帰りはすぐそばシャンゼリゼ通りまで歩いて凱旋門を眺めればとっておきのパリナイトになること間違いなし。星付きレストランはちょっと敷居が高いなという方や、ワイワイ気軽にみんなで楽しみたい方におすすめお店です。