家族の時間を何よりも大切にする国としても知られるフランス。そんなフランスでは、お父さんが子どもの送り迎えしていたり、子どもと家族みんなでオープンテラスのカフェでのんびり過ごしている風景をよく見かけます。
今回、ちょっと気になるフランス子育て事情を紹介したいと思います。
生まれたときから子ども部屋がある!寝室は子どもと別
日本では、「川の字で寝る」なんていう言葉があるように、子どもが小さい頃は家族で並んで眠ることが多いのではないでしょうか。フランスでは、早いうちから子どもと両親の寝室が別ということが多く、同じ部屋で寝る場合もベッドは別ということがほとんど。
生まれたときにはもう子ども部屋があるという家も珍しくないのだそう。安全面で気になる場合はベビーフォンなどを利用して、様子をチェックしています。
子どもが寝る時間に寝かしつけをしますが、横に椅子を置き読み聞かせることが多く、一緒に横になって寝てしまうことはあまりありません。子どもが寝た後の時間は大人の時間として、ゆっくりと夫婦間の食事や会話を時間になります。
子どもを預けて夫婦のデート
子育て中は、つい子ども中心の生活になり、映画鑑賞や美術館に行くといった文化的な時間がなくなりがち。フランスでは、週1回くらいのペースで、自分やパートナーの両親に子どもをあずけて夫婦だけで食事やお出かけの時間を取る努力をする人が多いようです。
家族の協力が得られないときは、ベビーシッターを雇って夜のお出かけをすることも珍しくありません。シッターが見つからなかったり、金銭的に厳しいときは、どんどん子ども一緒に外出したり、家に人を呼んでディナーしたりすることも。
ママが外出する際はパートナーが子どもと過ごします。夫婦間でも、順番に夜の外出ができるように協力しあっていることが多いよう。日頃から男性も積極的に育児や家事に協力をしているからこそできることかもしれないですね。
フランスの子どもの楽しみは映画と読書!?
おしゃれでかわいい雑貨やおもちゃもたくさんあるフランスですが、子どもが夢中になるものと言うと読書が定番!毎日寝る前に読み聞かせるという家も多いようです。テレビアニメやYou Tubeの動画などは、見せる時間を限定するのが難しいこともあり、積極的には見せないようにしている家庭が多い傾向にあります。そのかわりに、1本ごとで見終わることができる映画が人気。テレビが家にない家族も結構ありますが、そういう家ではプロジェクターが設置されており、壁に映して観ることも!
小さい頃からこうやって映画を楽しんでいることもあり、フランス人は映画好きが多いのかもしれませんね。
狭い&デコボコ道の多いパリのベビーカー事情
子どもとお出かけするとなると、歩道やエレベーターの整備が追いついていないなど大変なこともありますが、それはフランスも同じ。古い建物の多いフランスは、エレベーターがない建物や地下鉄がほとんど。しかも、エスカレーターもよく止まっていたり…!
そんなときは、近くにいるパリジャン、パリジェンヌたちに協力してもらいながら、ベビーカーを担いで移動することになります。パリジャン、パリジェンヌは冷たい印象を持たれがちですが、こういうときすぐに手を差し伸べてくれるのです!
ちなみに、パリでは、日本に比べ、かなり遅い時期までベビーカーを使います。3歳くらいまでは必須です。狭い路や入口も多いので、幅をとらない小型ベビーカーが人気。
また、石畳も多いので、デコボコした地面でも移動しやすいシングルタイヤのものが活躍してくれます。フランス人は公園や森もよく行くので、そういうシーンでも◎。家族で一緒に過ごす時間を大切にするフランスでは、子どもも一緒に移動しやすいベビーカーは必須アイテムなのです。
フランスならではの部分もあれば、真似できそうな子育て術もありましたね。今後もフランスの子育て事情についてご紹介していければと思います。
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