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    パリで最高においしい!『Circus Bakery』のシナモン・バン

    パンの街・パリ。今回は昨年11月に出来たばかりのお店で衝撃的なシナモンロールに出会ったのでご紹介します!

     

    看板のないパン屋さん『Circus』

    外観からは一見パン屋さんに見えない程シンプルな佇まい。看板も見当たらなかったので、しっかりと中を覗き込まないとパン屋さんとは気づかないかも?しれません(香りで気づくかもしれないですね!笑)。

    ここ『Circus Bakery(サーカス ベーカリー)』は元々マレ地区の大人気なカフェ『fragments(フラグメンツ)』が出したブーランジェリーで、去年の11月にオープンしたばかりのお店。(営業日数が少ないので、オープンしているか事前に要チェックが必要!)

    外観の様子から、洗練されたおしゃれな空気感をビシバシと感じてしまう。

    若干物怖じしながらも入店すると…なんとまぁお客さんの賑わっていること!すごい人気ぶり。

    おいしそうなパンたち。全部で10種もない位ですが、大ぶりなサイズ感に貫禄も感じます。

    パンはもちろんなのだけども、私が気になったのはスタッフの彼女のコミュニケーション能力の高さ!(笑)。

    次から次へと代わる代わる、お客さんたちとフレンドリーに、気持ちよく、笑顔で接客。ちっとも無理をすることも、ストレスもなさそうに大胆に人と接していました。

     

    お目当てのシナモンロール

    さて。朝ごはんを食べてきた私は、おやつ用にシナモン・バンをゲット。写真だとわかりづらいかもしれませんが、これ、かなり大ぶりなんです。そして1つ6€はパリだと嘘みたいに高価なパン!

    朝食後でお腹がいっぱいだったけど…ひと口だけ食べてみたくなった私は店内のベンチに座ってかじってみようという気持ちに。

    ちなみに奥は工房になっていて、パンを優しく成形するスタッフの方が。製造過程が見えるお店は一段とパンを近く感じられるので私は好きです。

    まず、パンを口元に運ぶ時点で香りの良さに鼻いっぱいの幸せを感じる!!なんでしょうこの満点な至福な香り…自分の顔に鼻が付いていて本当に良かった!そんな風に思えるほど良い香り(笑)。

    ひと口食べるとカリッとした甘めなクラスト(パンの表面)とクラム(パンな中身)のムギュフワワな感触。「ムギュフワワ」なんて言葉、これから一生使わないかもしれない…自分の謎の引き出しがオープンされるほど衝撃的に食感が好き!そしてシナモンの香りがなんだかフルーティーに感じるという不思議体験。水々しいシナモンの香りが脳天までむわわわ~んと昇っていきます。

    ただ甘いだけのシナモンロールとは全くの別物!全然しつこくない。くどくない。むしろ、もっと頂戴!

    おいしいという言葉を史上最高に口走っていたかもしれません。だってとにかく、感想がおいしいに真っ直ぐなんです。

    こんなにおいしいシナモンロールを食べたのは初めて。甘いのが苦手な方にもぜひ食べてみて欲しいです。シナモンが苦手な方もチャレンジすべきシナモンロール!これを食べないでシナモンを苦手というのはもったいない気がします!(おいしさに感激だったので推しが強めなのはお許し下さい。)

    サイズも大きめだったので、その場ではひと口で済ますつもりが…完食してしまったのは言うまでもなく(笑)。

    最初は6€が高いと思っていたけど、こんなおいしさに出会えるなら安いもの。なんなら追加でもう1つお土産用に。

    『Circus』のシナモン・バンの大ファンになった私はスタッフの人と写真まで撮ってもらいました(笑)。パリに来たら必ず訪れるお店リストに追加!

     

    • ■お店情報
    • Circus Bakery
    • 住所:63 rue Galande Paris 75005(地図
    • 営業時間:[木〜月]9:00〜18:00
    • 定休日:火・水

     

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