パリ一番のシンボルといえば、なんといってもエッフェル塔。パリの街角のいろいろなところからエッフェル塔を発見したり、セーヌ河岸を散歩をしてエッフェル塔を真下から眺めたり、エッフェル塔のすぐそばのメリーゴーランドで記念撮影をしたり、エッフェル塔の目の前の芝生公園でピクニックやお花見をしたり。コラムでご紹介するパリっ子の生活シーンでも頻繁に登場するエッフェル塔ですが、「エッフェル塔にのぼる」というシーンは意外と登場しないんですよね。
まあ、それもそのはず。パリに住んでいる人は、観光地のエッフェル塔にのぼるという機会はほとんどありません。東京に住んでいても、東京タワーにそんなにのぼらないというのと同じことですね。
そういえば、今までこのパリマグの記事で一度もエッフェル塔の上にのぼることをご紹介していなかった!ということを思い出したので、今日はみなさんにエッフェル塔内部を楽しんでいただきたいと思います。
今のエッフェル塔は警備が厳しい!
以前はエッフェル塔の真横や真下をお散歩して、いつでもかっこいい鉄骨の真下から見上げることができたのですが、何度もつづくテロ以降、どんどんどんどん警備が厳しくなり…。エッフェル塔の周りはぐるりと柵がめぐらされ、荷物検査などを行わないと真下には入れなくなってしまいました。
もちろん並んで荷物検査さえ通れば、エッフェル塔にのぼらなくても真下から楽しむことはできるのですが、残念ながら気軽に近づけたエッフェル塔はもう過去のもの。というわけで、なかなか真下まで行くことも少なくなってしまいました。ひさしぶりに近くで見るエッフェル塔はやっぱり迫力満点。
そして、エレベーターで上までのぼってパリの景色を360度一望する爽快感は特別です。
各フロアにはカフェやおみやげ屋さんも
エッフェル塔は3階層になっているので、上に行くほど細くなりフロアの面積も小さくなっていきますが、各層にはテラスカフェやレストラン、おみやげ屋さんなども充実(ちなみに、エッフェル塔の中や真下のおみやげ屋さんはパリ市内の他のお店と比べて相当割高。お買い物あまりおすすめしません…)。
テラス席でビールを飲んだりアイスクリームを食べながら、上空から見るパリのパノラマ景色を楽しむこともできます。
エッフェル塔の歴史や成り立ちが勉強できる展示物があったり、最上階にはシャンパンバーも!
チケットは当日並んででも買えますが、1年中いつでも相当並んでいます。ネットの事前予約チケットを買っておくとスムーズなので、日程が決まっている方は前もって買っておくのがよいでしょう(それでもエレベーターの収容人数に限りがあるので少し並びます)。
■一緒に読みたい記事