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    分量は適当でOK!?キッシュはフランスマダムの味

    フランスマダムの定番料理であり、どこのパン屋さんにも並んでいる定番品であり、カフェでいただくちょっとした軽食やおやつでもある「キッシュ」。

    キッシュとは、パイ生地やタルト生地の中に野菜や肉やチーズを入れて、卵とクリームで作ったアパレイユという生地を流し込み、オーブンで焼いた料理です。

    おしゃれなブランチなどにも大活躍するキッシュは作り方もとても簡単。私がフランスに来てまだ間もない頃、お友達の家に遊びに行きそれぞれの家庭の味を教えてもらいました。なので、かなり初期の頃に覚えたフランスの味かもしれません。

    中に入れるものも分量もかなり適当で各家庭によって様々。今日は私のお気に入りでもある、素敵なマダムの家で教えてもらったアスパラガスのキッシュの作り方を紹介します。

     

    マダム直伝のアスパラガスのキッシュの作り方

    【材料】(直径21cmのタルト型1台分)

    • ベーコン:200g ※フランスでは厚切りベーコンが定番ですが、なんでもOK
      玉ねぎ:1個
      マッシュルーム:12個くらい
      アスパラガス:10本くらい
      ピザ用チーズ:80g
      冷凍パイシート:型の大きさに合わせて

     

    • <アパレイユ生地>
      卵:2個
      牛乳:60cc
      生クリーム:120cc
      塩、こしょう:適量
    • ※量はレシピを参考にしながらタルト型の大きさや深さに合わせて調整してください。

     

    1.アスパラガスを茹でます。

    茹でたアスパラを型に合わせて長さを切ります。あまった部分は薄切りにして他の具材と一緒にあとで炒めましょう。

    2.具材を炒めます。

    フライパンでベーコン、玉ねぎ、マッシュルームを炒めます。

    3.アパレイユを作ります。

    ボウルに卵を溶きほぐし、牛乳、生クリーム、薄力粉、塩、こしょうを加えてよく混ぜます。

    4.型にパイシートを敷き、炒めた野菜を入れます。

    5.ピザ用チーズをのせて、アスパラガスを飾ります。

    チーズをまぶしたら、型に合わせて切っておいたアスパラガスをのせます。

    6.アパレイユを流し込みます。

    上からアパレイユを流し込みます。

    5.はみ出したパイシートをカットして、オーブンで焼きます。

    型からはみ出したパイシートを包丁でカットして、210℃に温めておいたオーブンで30分くらい焼きます。はみ出したパイシートは、「もったいない」とカットしない家庭も。マダムの家のキッシュ写真(下の写真)もカットしていないでしょ!?

    きれいに焼き色がついたら完成です!

     

    なんでも適当で作るフランスマダムのキッシュ

    一応作り方を書きましたが、適当大国のおフランスではきちんと分量を量って作っているマダムをほとんど見たことがありません(笑)。
    例えば牛乳や生クリームの分量も好き好きで、家庭によってかなり違います。みんな結構適当にあるものを入れてしまうのがフランス流です♪卵が入っているのでちゃんと固まります。

    中に入れる野菜や肉ももちろんお好みで!フランスのパン屋さんに並んでいるキッシュもヤギのチーズやズッキーニ入りのもの、サーモン入りのものなど色々。フランス定番のボリューム満点キッシュ、ぜひ試してみてくださいね!

     

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