輸入食材が揃うカルディコーヒーファーム。幅広い品揃えで、探し物が見つかる安心感と新しいものを探す楽しみがあってついつい足を運んでいる今日この頃。
今回は、フランス料理に必要な調味料、食材を探しに行ってきました!
つぶつぶ食感が楽しいフランスの国民食!クスクス
移民が多いフランス。パリはフランス料理の他、各国料理が食べられるのもまた魅力のひとつです。北アフリカ生まれのクスクスは、セモリナ粉を粒にして乾燥させたもの。世界最小のパスタとして知られています。乾燥しているので持ち運びもしやすく、お湯で戻すだけで食べることができるのでとても便利なのです。北アフリカがかつてフランス領だったこともあり、タブレやモロッコのクスクスもフランスの国民食になっています。スーパーにはクスクスのスープの缶詰や色とりどりのタブレのお惣菜がずらり。
パリ風タブレは刻んだパセリにお好みでミントを。あとは玉ねぎやトマト、きゅうりなどをみじん切りにして、レモンやオリーブオイルを入れた簡単なサラダです。つぶつぶの食感がたまらないサラダ。ランチのサラダやメインディッシュのつけあわせにしても彩りがきれいです。
具沢山のスープといっしょに食べるのがモロッコのクスクス。パリのモロッコ料理屋さんでも人気の料理のひとつ。スープのうまみを吸ったクスクスが味わい深いです。イスラムの教えにならってパリでは金曜日にクスクスを振る舞うお店もあります。煮込み料理やスープにパンやごはんの代わりにクスクスを添えると、食卓の雰囲気がいつも変わり、おすすめです。
使いやすさが魅力のレンズ豆
フランスでよく食べられている豆のひとつがレンズ豆。コンタクトレンズのようなかたちが特徴の豆で、フランス語ではランティーユと呼びます。レンズ豆は古くから西アジアから地中海地域で生産され、代表的な品種のひとつが緑レンズ豆。フランス・オーヴェルニュ地方のものが有名です。
実はレンズ豆といってもいろいろな種類があるんですよ。フランスのマルシェにはいろいろと並んでいるので、フランスを訪れた際は探してみるのもおもしろいですね。
レンズ豆の皮はとても薄く短時間で火が通るので、一晩水で戻さなくてはいけないなどの手間がなく、食べたいときにさっと使えるのもとても便利!
茹でてドレッシングと合えればレンズ豆のサラダに。豆が主役のポタージュやスープの具材にも。ソーセージやベーコンと煮込んだ料理はメインディッシュにもなりなります。料理のバリエーションも豊富で、フランスの食卓で親しまれている食材です。
フランスの食卓には欠かせない!カマンベールチーズ
日本でも人気の高いカマンベールチーズは、フランスのノルマンディ地方のチーズです。その昔、ひとりの農婦によって作られたチーズで、鉄道の発達とともに広く流通するようになり、ナポレオン3世に届けられたことで一躍有名になったのだとか。さらに輸送に便利な木箱の考案により、フランス全土からやがて世界中へ広まったとされています。
カマンベールチーズはクセがなく、とろりとしたクリーミーさも相まって、チーズを食べなれていない日本人にも人気。そのまま食べてももちろんおいしいので、生ハムやドライフルーツと盛り合わせにしたらパーティやアペロにぴったりのワンプレートに。バケットに挟んでサンドイッチにしたり、スライスしたバケットにのせればタルティーヌにもなります。サラダに入れると食べごたえも出て◎。カマンベールチーズは加熱するととろ~りとした食感が楽しめるのでオーブンやフライパンでまるごと加熱したり、春巻きの皮を巻いて揚げてもまた違った味を楽しむことができます。溶かして、野菜やマッシュルームなどお好みの食材をディップしてお手軽フォンデュにするのもおすすめです。
かわいいビンに思わずキュン!ボンヌママンのジャム
赤いチェックのフタでおなじみのボンヌママンのジャム。昔はあまりおしゃれなジャムの容器がなかったので、このかわいい瓶欲しさにボンヌママンのジャムをたくさん買った記憶があります。今ではすっかり日本にも定着してフランスを代表するジャムのイメージですね。そんなキュートなジャム瓶のボンヌママンは、南フランスのロット地方生まれ。太陽をたっぷり浴びて育った旬のフルーツを低温でコトコト煮詰めて作られるフランスのママンの味(お母さん味)。手作り風のジャムで、親しみやすさが人気の秘密です。
フランスではコンフィチュール(ジャム)は朝食には欠かせないアイテム。薄く切ったバケットにジャムを塗ったタルティーヌやヨーグルトに入れて楽しみます。お菓子づくりの際には、焼き菓子にホイップクリームといっしょに添えたり、タルトやブランマンジェなどに加えてもGOOD。チーズにのせたらアペロにも!チーズの塩気とジャムの甘みがワインのお供にぴったりです。料理にもお肉に添えられているようなソースもジャムを使えばフランスの風のメインディッシュに。
自宅で気軽にガレットを楽しもう
そば粉のクレープであるガレットはフランス北西部のブルターニュ地方の郷土料理。日本でクレープといえば、甘いデザートを想像するかもしれませんが、ガレットはハムやチーズなどをのせた食事系クレープです。ブルターニュは寒い地方なので小麦が育たないため、そば粉で作るガレットが生まれたのだそう。ガレットは小麦粉と違ってそば粉を使うので、生地の配合や一晩寝かせるなどの生地作りの他、焼くのも案外難しいので家庭で作るにはちょっとハードルが高くなってしまうもしれません。でもオリジナル ガレットミックスはお家でも手軽に楽しめるので、とても便利です。
私は生地を作るときにお水の代わりに、シードルやビールを加え、さらにブルターニュの特産品であるゲランドの塩をひとつまみ加えます。ブルターニュのガレットをはじめ、郷土料理はその土地のものが詰まったものなので、できるだけその土地のものを使うというのが私のこだわりです。
ガレットの具材はハムやチーズ、トマト、マッシュルーム、メルゲース(羊の辛いソーセージ)などいろいろですが、焼いてバターを塗っただけのシンプルなガレットもおつまみになって私は大好きです。ぜひお試し下さい。
そしてガレットをいただく際には、シードルをお忘れなく。
まろやかな味わいで素材を引き立てるゲランドの塩
ゲランドの塩はフランスの西海岸、ブルターニュ地方にあるゲランド塩田で古くから作られています。太陽と風の力、粘土質の地層を活かした塩田で塩職人(パリュディエ)により、伝統的な手法で作られているお塩です。自然のままの色合いでグレーがかっているのが特徴で、ミネラルが豊富でまろやかな味わい。フランスのオーガニックショップでも売られています。
ひとくちに塩と言っても味わいはいろいろ。ゲランドの塩はサラダにパラパラっと振ったりと、塩の味を楽しめるシンプルな料理や仕上げに使うのがおすすめです。塩のうまみと素材の味を引き立ててくれるのでいつもの料理がワンランクアップしますよ。
具材を入れるだけで簡単スイーツに
タルトはフランスを代表するお菓子の1種で、パート・シュクレ(ビスケット生地)などにフルーツやカスタードクリーム、コンフィチュールなどをのせたもの。フランスはいろいろな種類のタルトがあります。タルトは見た目もかわいいので、手軽に作れたらうれしいですね。そんなときには「リボン食品 クッキートルテ6号」が便利。もう具材をのせるだけでタルトが完成してしまいます!
もともとタルトはジャムなどを食べやすくするために皿に代わりに考えられたものなんだそう。まさに食べられるお皿がタルト生地。おもしろいですよね。なので、お好きなフルーツのせるだけで、オリジナルのタルトが楽しめます。クリームチーズを生クリームやゼラチンでのばしたものを入れれば、レアチーズケーキに。フルーツやチーズを組み合わせればワインにもぴったりのアペリティフに。卵や野菜を入れてオーブンで焼けばキッシュに。いろいろ試してみたくなりますね。
デザートにも食事にも!食卓を彩るミックスベリー
フランスのマルシェに行くといろいろな種類の季節のベリーが売られています。それを想像するだけでも、気分がグンと上がってしまうくらい。
日本のスーパーでベリー類は高価な印象なのでは?でもお菓子作りにはやっぱり使いたい…。そんなときに重宝するのが「実りの百選シリーズ 冷凍ミックスベリー」!たくさん入っているのにお値段も手頃です。イチゴ、ブルーベリー、ラズベリー、クランベリーがミックスされています。冷凍なので使いたいときに使いたいだけ使えるのも便利。
朝食にはそのままヨーグルトに入れてもいいですし、ひと手間かけてスムージーにしてもよし。フランスの家庭でもよく作られる、カスタードクリームを流し入れて焼くクラフティやタルト、焼き菓子やコンフィチュールまで。お砂糖とリキュールで和えればベリーをマリネした大人のデザートにも。ジャム同様に煮詰めてお肉のソースにすることもできます。我が家では赤ワインに入れてサングリア風にすることも多いです。見た目もかわいいのでホームパーティのお助け役になっています。
カルディには他にもフランスにまつわる食品がたくさんありますし、さまざまな国のものも揃っているので、いろいろなお料理に挑戦するのも楽しいですね。たくさんならんだ商品を前に、「何を買おう〜」と迷った際は、参考にしてみてくださいね。
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