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    SHIHOさんの日々の暮らしと小さなしあわせ

    PARISmagが気になる方々へ会いに行き、「小さなしあわせ」のヒントを教えてもらうインタビュー企画の第4弾。

    今回は、10代からモデルとして活躍されているSHIHOさんにお話を伺ってきました。今年40代を迎え、ますます健康的な美しさに磨きのかかったSHIHOさんの、美しさの秘密が紹介されている著書『SELFCARE 今すぐ始められる40のアンチエイジング法』について、そして日々のしあわせについて聞いてきました。

    SHIHO(しほ)

    1994年のデビュー以来、若い女性の圧倒的な人気を得てトップモデルになる。ファッションモデルとしての飛躍は未だとどまることがない。現在、日本のトップファッションアイコンとして、またファッション雑誌・テレビ・ラジオ・広告・出版・プロデュース業など幅広く活躍し、幅広い世代の女性から支持を受けている。

    他のモデルにはない彼女自身の自然体・透明感・ヘルシーさを強みにヨガ本・写真集なども出版。また最近ではアジア圏を中心に海外でも活躍の場を広げている。

    今後も、オシャレでカッコイイ大人の女性としてまた元気で美しい母としてこれからも輝き続ける。

    WEB:http://shihostyle.com/

    歳をとる楽しみ

    −今回発売された著書『SELFCARE 今すぐ始められる40のアンチエイジング法』は、アンチエイジングの方法を紹介していながら、年をとる(エイジング)ことが楽しくなるような1冊ですよね。

    SHIHOさん(以下、敬称略):そうなんですよ。楽しいですね!

    10代からモデルの仕事をやっていたので、もともと体調管理などは気をつけていました。モデルをはじめた当時は、40代のモデルってあまりいなかったこともあり、40代というと世間ではおばさんと呼ばれる年代だと思っていたんです。だけど、当時からいくつになってもモデルの仕事はしていたいし、ずっときれいでいたいという気持ちはありました。

    −著書で紹介されている方法はどのように生まれたのでしょうか?

    SHIHO:自分で何かやらなきゃ!と思ってはじめたことというよりは、年齢の変化にともなって、必然的に出会って、それを取り入れてきたものが多いですね。この本には私がやってきた順番に沿って書いてありますが、取り入れていきたい順に好きに選んでもらえたらと思います。

    私の場合は、「運動をしたい」と思ったら周りの運動が好きな人やすでに運動をしている人と一緒に始めたり、トレーナーを紹介してもらったり、ヨガだったら、先生を紹介してもらったり。なんだか不思議なお導きがあるんですよね。人と人とがつながって、次々に取り組むものに出会えていったという感じです。

    あと、私自身が飽きっぽいので、ずっと同じことを繰り返すだけではないんです。トレーナーも変わるし、飽きてきたなと思ったら違うスポーツをやってみたりもします。「これ!」って決めつけないで、自分でやってみて効果を感じたものを残していくようにしていますね。

    —自分のからだや心に向き合うということが大切だと書かれていますよね。

    SHIHO:ちょうど28歳頃に「自分探し」という言葉が流行っていたんですよ。その頃から、「自分ってなんだろう?理想の30代ってなんだろう」って考えるようになって。それで、「じゃあ運動をはじめよう」となったんです。それが自分に合っていたのか、すっかりハマってしまって今に至ります。

    —「こういう風にやればいいんだ!」と、構えずにアンチエイジングを捉えられるようになりました。

    SHIHO:今回の本にも「私は私の管理人」とありますが、結局はよくするも悪くするも怠けさせるのも、自分次第なんですよ。10やったら長続きできるけど、20やっちゃうと長く続かないとか、そういうさじ加減のコントロールは自分でしかわからないので。まずは「自分が自分をケアするんだ!」という決意を持てるかどうかで変わってきますよね。

     

    20代、30代、そして40代を迎えた気持ちの変化

    —SHIHOさんご自身も30歳を迎えるときに、そのような意識変革があったということですよね?

    SHIHO:実は、28、29歳の頃はちょっと落ち込んでいたんですよ。「もうすぐ30代だ!ちゃんとしなきゃ!」って焦っていて。でも30歳になった途端に、一旦ゼロになって、「40までにできればいいや!」って開き直れたんです。リセットされたような感じで、すごく楽になりました。

    そして、今40代になりましたが、30代は30代でやっぱり結構もがくんですよね。なぜなら、20代の頃は結婚をしてなかったこともあって、とても自由でした。だから好きなように、気ままに生きてこれたんですが、30代になって結婚して、子どもが生まれると関わる人や責任も増えるし、自由に動けなくなって、やきもきした10年でした。でも毎日がすごく充実していてがんばった10年でもありましたね。

    その20代と30代を経て、今40代に突入したら「自分の時間をもつことの大切さ」を改めて感じるようになってきて。さまざまなバランスが取れるようになり、すごく楽しめるようになっています。

    —どんな40代を過ごしたいですか?

    SHIHO:なんだろう?でも、自分らしく生きたいというのはありますよね。今までやってきたことや出会ってきた人、そして自分らしさを大事にしながらも、あまりものごとを決めつけないで伸びやかに自由でいたいですね。新しいことに挑戦していきたいし、確実に攻めていきたいと思います。不安や失敗などは考えない!もうとにかく、突き進むという感じですね。

    もちろん、その中でも責任というのはあると思います。仕事や家庭など、自分の責任があるものごとに対してはきちんとしたいです。子どもがいたら子どものことに責任を持って、娘がいい未来を築けるように土台を作っていってあげたい。やるべきことというのは決まっていて、そこは外さないでいかなきゃいけないという思いはありますよね。

    −なるほど。

    SHIHO:私にとっての幸せってひとつだけじゃなくて、子どもとの時間も大切だし、自分の時間も大切なので、そのバランスを保ちつつ自分らしく過ごしたいと思っています。自分を幸せな気持ちで満たしてあげることって大切ですよね。新刊本は「セルフケア」というタイトルですが、自分が満たされていれば、心に余裕ができて、相手を支えることもできるんですよ。でも、自分が満たされていないと、相手に「満たして欲しい」と求めてしまう。なので、自分のことはもちろん、相手のことも満たしてあげられる余裕のある女性が素敵だなと思います。40代はそうなりたいですね。

    —理想の女性像は年齢を重ねるごとに変化していったんですか?

    SHIHO:そうですね。40代は「もうちょっとしっかりしなきゃ!腹くくらないといけないな!」とは思いますね。20代、30代とは違います。好き勝手自由でいい20代があって、人のために生きたいと思ってがんばった30代があって、40代になって「自分も満たされないと!」という、20代と30代が合わさった感じですね。

    その中できちんとしたい、地に足をつけたいというのは常々思っています。義理とか人情とか、マナーとか当たり前のことはきちんとしようと、改めて肝に銘じています。

    そういえば最近「フランス人の40歳からの生きる姿勢」という本を読みました。フランス人の年の重ね方も素敵ですよね。

    −PARISmagはフランスのライフスタイルを紹介するWEBマガジンでもあるんです!

    SHIHO:フランスはamoure(アモーレ)の国ですよね。愛の国。みんな恋人とチュッチュして。自由の国!というイメージですよね。20代後半、ちょうどアンチエイジングをはじめた頃にパリコレにはよく行っていました。

    フランス人の友達もいますが、結構日本人っぽい人も多い気がします。日本人とフランス人にはなにか、通じる感覚はあるんじゃないかな。自由の中にもきちんとしている部分があったり。私の周りにはそういうフランス人の方が多いですね。

     

    自分へのフォーカスを整えてリセットする時間

    —少し普段の生活について伺いたいと思います。この本にもSHIHOさんの普段の食や健康法、美容法が垣間見える内容が書かれていますが、普段の生活で大切にしていることはありますか?

    SHIHO:自分の時間を持つということの大切さを40代になって改めて感じています。結局、結婚しているからしあわせとか、子ども生んだからしあわせというよりは、自分自身がしあわせであるべきだなと思うので。日々の生活の中で自分が心地よくなれる、自分ひとりの時間は持つようにしています。

    —どういったことをして過ごすんですか?

    SHIHO:例えば、本を読んだり、瞑想やヨガをしたり、お風呂にゆっくり浸かったり。そういった何でもない時間が大切ですね。私の場合は、朝起きてすぐにぼーっとしながら自分にフォーカスする時間を取るように意識しています。

    子育てにしろ、仕事にしろ、やらなきゃいけないことが、毎日たくさんあります。そうすると、それをこなすだけで終わっちゃって。

    自分のことを振り返る時間がないと、調子悪くなったり、その忙しさの流れに飲まれて体が疲れちゃったりするんですよね。なので、一旦、自分にフォーカスを当てる時間を作ると、ちょっと落ち着いてものごとと向き合えるし、自分がいっぱいいっぱいだということも知ることができる。ちょっと呼吸を整えるだけでも、1日のリズムが変わる気がします。

    忙しさと感情にのまれないように、気づいたら深呼吸して呼吸を整えて、気を落ちつけるとちょっとゆっくりとリズムが取れるようになりますよね。

    毎朝、自分をリセットしているような感じです。ちょっとしたリセットする時間を持つと、周りの言葉や環境に振り回されずにすんで、ブレずにいられるような感じがします。

    —すぐ実践できるのでいいですね。普段の生活の中で趣味はどんなことをされているのでしょうか?

    SHIHO:ヨガとサーフィンですね。体を動かすとリフレッシュできます。普段、子どもの幼稚園に仕事、そしてごはん作って…という決められたスケジュールの中にいると、気が抜ける時間がなくて。

    その点、スポーツや自然に触れることって、すごく気持ちをリラックスさせることができるんですよ。なので、大好きなんです。いつもあれやらなきゃ、これやらなきゃって頭を使うことばかりだけど、特にサーフィンは感覚を使うので、すごく楽しいです。

    めちゃくちゃリフレッシュできますよ。子どもに戻ったような感じで遊んでいます。娘はまだ怖がってやろうとしないんですけどね(笑)。

     

    決まりきっていないものに癒やされる

    —この企画で一番お伺いしたいことでもあるのですが、SHIHOさんにとっての「小さなしあわせ」を教えていただけないでしょうか?

    SHIHO:それはもう子どもと触れ合うときですね。子どもは、すごく真理をついているというか、矛盾がないんですよ。子どもの存在ってやっぱり癒されますね。最近は弟のところに赤ちゃんが生まれて、ムービーを見せてもらったのですが、もう天使ですよ!すごく無垢で、存在がしあわせそのもので、見ているだけで気持ちがピュアになりました。子どもって不思議ですよね。

    自然にしろ、子どもにしろ、決まりきっていないものに癒されますね。

     

    SHIHOさん、素敵なお話どうもありがとうございました!

     

    • ■書籍情報
    • SELFCARE 今すぐ始められる40のアンチエイジング法
    • 著書:SHIHO
    • 出版社:幻冬舎

     

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