寒さも本番!おでかけも楽しいけれど、おうちであたたまりながらのんびりアペロを楽しむのもぜいたくな時間ですよね。
そんなアペロを10倍楽しめるおつまみのレシピをご紹介します。
サッと食べてエネルギーチャージにもドライフルーツバター(プルーン&いちじく)
菓子・料理家の若山曜子さんのドライフルーツレシピ。
ドライフルーツは高カロリーなので1年のお疲れを癒してエネルギーチャージするのにもぴったりです。
●ぎゅっと濃い甘みとバターの塩気がおいしいプルーンバター
プルーンの代わりに干し柿を、バターの代わりにマスカルポーネを使ってもOK!
【材料】(作りやすい分量)
ドライプルーン(大粒で柔らかめのもの・種ぬき)…適量
バター(有塩)…10〜15g(プルーン1粒あたり)
【作り方】
プルーンは縦に深めに切り込みを入れ、バターを挟む。
※保存期間は冷蔵で約2週間。冷凍で約1ヶ月。
●ラム酒の香りがふんわり香るいちじくバター
クラッカーやタルティーヌと合わせれば、おつまみに♪
【材料】(作りやすい分量)
ドライいちじく…大3個(約65g)
ラム酒…大さじ1 1/2
バター(有塩)…100g
【作り方】
◎バターは常温に戻す。
①ドライいちじくを1cm角に切り、耐熱容器に入れてラム酒をまぶし、ラップをして電子レンジで1分加熱。加熱後はそのまま冷めるまでおく。
②ボウルにバターと①をラム酒ごと入れ、ゴムべらで練り混ぜる。
③オーブンシートの上に②を取り出し、シートで巻いて台の上で転がし、太さ5cmほどの棒状に整える。冷凍庫で30分以上冷やし固める。
※保存期間は冷蔵で約2週間。冷凍で約1ヶ月。
撮影:馬場わかな、スタイリング:曲田有子
■書籍情報
『アペロとスイーツと朝ごはんの贈り物』(立東舎)
若山曜子著
とろ〜り濃厚!Oeuf cocotte(ウフココット)〜卵のココット〜
料理研究家の口尾麻美さんのウフココットのレシピを紹介。
フランスの家庭料理で、子どもから大人まで広く楽しめる一品です。
「ムイット」と呼ばれる揚げたパンと一緒に食べれば、おつまみにぴったり!
【材料】(2人分)
卵:4個
バター:15〜20g
生クリーム:大さじ4
塩:適量
こしょう:適量
チーズ(すりおろす):大さじ2
※コンテ、エメンタールなどがおすすめ
※シュレッドチーズやピザ用チーズでもOK
食パン(細長く切るってトーストする):適量
【作り方】
1.ココットにバターを塗ります。
室温に戻したバターをココットや耐熱容器に塗ります。
2.ココットに材料を入れます。
[1]それぞれに卵2個と生クリームを入れ、塩こしょうをふり、チーズをのせます。
3.オーブンで焼きます。
バットなどに[2]を入れお湯または水をはります。180℃のオーブンで15〜20分焼きます。黄身が半熟になったら、完成です。
<POINT>
湯煎をすることで、じっくりと中まで火が通り、黄身が半熟に仕上がります。湯煎をしないと、表面だけ焦げ目がつくのでご注意ください。トースターでも調理可能。オーブンでもトースターでも、機種によって加熱具合が異なるので、調整しましょう。
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忙しい時の料理がちょっとラクになる!簡単でおいしいフレンチレシピ3選
ヘルシーに楽しめる!オートミールのタブレ
ヘルシーかつ、食物繊維たっぷりでたくさん食べても罪悪感が残らないオートミール。
そんなオートミールを使ったフランスの定番サラダ「タブレ」のレシピを料理家の木村嘉代子さんに教えていただきました。
ロールドオーツに比べて扱いが難しいと思われがちなスティールカットオーツを使ったレシピですが、スープジャーを使えば簡単に調理できますよ。
【材料】(2人分)
スティールカットオーツ…1/4カップ
熱湯…1/2カップ
キュウリ…1本
トマト…1個
玉ねぎ…1/2個 ※新玉ねぎ、赤玉ねぎがおすすめ
パセリ…3本ぐらい
コリアンダー…適量
レモン果汁…大さじ1
オリーブオイル…小さじ1
カトルエピス…少々 ※オールスパイスでもOK
塩・こしょうて…少々
【作り方】
1.スティールカットオーツをふやかします。
スティールカットオーツと熱湯をスープジャーに入れて蓋をし、3~4時間そのまま置きます。
2.野菜を切ります。
キュウリ、トマト、玉ねぎを小さめの角切りにします。
3.具材を混ぜ合わせます。
ボウルに[1]のオートミールと[2]の野菜を加え、ざっくり混ぜます。レモン果汁、オリーブオイル、カトルエピスを入れ、塩・こしょうで味を調えます。
4.盛り付けます。
[3]を皿に盛り、ちぎったパセリとコリアンダーを飾ったら完成です。
タブレで一般的に使われるクスクスとはまた違った味わいに仕上がります。
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サラダからスイーツまで!オートミールで作るフレンチレシピ集
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本格的な食事の前のお酒の時間「アペロ」を楽しくしてくれるおつまみたち。
大人はもちろん、お子さんもおやつ代わりに楽しめるメニューでもあります。
ぜひトライしてみてくださいね。