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    油絵ならではのタッチを間近で見よう!リサとガスパールの原画展が開催

    PARISmagの案内人でおなじみのリサとガスパール。今年、リサとガスパールはシリーズの日本語版が刊行されて15周年を迎えました。

    それを記念して、この夏、リサとガスパール誕生の秘密を知ることができる展覧会「日本語版刊行15周年 リサとガスパール展」が銀座の松屋銀座で開催されます。今回はその展覧会について紹介いたします。

     

    リサとガスパールの軌跡をたどる

    シリーズ初期の代表作から最新作、未公開の作品など原画約150点の原画を見ることができる今回の展覧会。

    『リサとガスパールのであい』
Hachette Livre ©2001 Anne Gutman & Georg Hallensleben

    リサとガスパールの“永遠の友達(トワトモ)”のはじまりでもあるこのシーンの原画も見ることができます。

    『リサとガスパール にほんへいく』
Hachette Livre ©2006 Anne Gutman & Georg Hallensleben

    過去の作品では京都や富士山と一緒に描かれているリサとガスパール。本展のための新作「リサとガスパール@TOKYO STATION」(TOP画)では、なんと東京駅を訪れている様子が描かれています。日本のファンにはうれしい1枚なのではないでしょうか。

    『リサとガスパール ゆうえんちへいく』 Hachette Livre ©2013 Anne Gutman & Georg Hallensleben

    普段絵本やアニメーション、グッズなどで見ることの多いリサとガスパールの原画で見ることできる貴重なチャンスです。油絵の具で描かれた原画を見るときっと印象がかわるはずです。

    『リサとガスパール デパートのいちにち』
Hachette Livre ©2003 Anne Gutman & Georg Hallensleben

    質感やタッチ、色味など油絵の具ならではの魅力を、ぜひその目で確かめてみてくださいね。

     

    リサとガスパール誕生のきっかけ赤い手帳

    ちなみにみなさん、リサとガスパールの誕生の秘密ってご存知でしょうか?

    ゲオルグが妻アンに贈ったクリスマスプレゼントの「赤い手帳」©読売新聞社

    リサとガスパール誕生の秘密の鍵を握るのが、クリスマスに作者であるゲオルグさんがアンさんに送った赤い手帳。アンさんが欲しいと言っていた赤い手帳に、ゲオルグさんが描いたキャラクターがのちにリサのモデルとなったんだとか。少しリサの面影がありますよね。そんなリサとガスパール誕生のきっかけともなった、赤い手帳も今回の展覧会で初公開されるのです。

    アン・グットマンとゲオルグ・ハレンスレーベン ©2015 Anne Gutman & Georg Hallensleben / Hachette Livre

    他にも絵本ができるまでのスケッチや絵本創作の資料やアトリエの映像など、普段なかなか知ることができない貴重な制作の裏側を知ることができる展示も用意されており、リサとガスパールの15年間すべてを知ることができるはずです。

     

    せっかくだから1日パリ気分で

    パリの風景がたくさん登場する原画を見ていると、パリの空気を感じることができ、まるでパリにいるような気分を味わえるはずです。せっかくパリの空気を感じたなら、パリ気分で1日過ごしてみてはいかがでしょうか?

    原画展を見たあと&見る前に楽しめる周辺の「パリ」情報も少し紹介しますね。

     

    PARISmagで人気の「BREAD(パン)」のコーナー。松屋銀座なら、パリの味と日本の味。どちらも楽しむことができます。

    【『メゾン カイザー』で本場パリのパンを】

    パリのパンといえば、やっぱり『メゾンカイザー』!発酵バターをふんだんにつかったクロワッサンやパリの食卓の定番バゲットなど、本場の味を楽しむことができます。

     

    【カラフルかわいくておいしい『メルヘン』のサンドイッチ】 

    豊富なメニューとカラフルな断面でどれにするか悩むこと必至!おすすめはフワフワの「タマゴサンド」、彩り鮮やかな「トマトミックス」、「クリームチーズとスモークサーモン」です。

     

    【夕暮れの楽しみは屋上アペロ】

    『美しくなるビアガーデン』(期間限定9月30日(水)まで)

    フランス人の夕暮れ時の楽しみといえば、もちろんアペロ。松屋銀座の屋上では、夕暮れを楽しみながらゆったりとオリジナルカクテルをいただくことができます。

     

    【夕飯の食材はもちろんデパ地下マルシェで】  

    パリの食卓を支えるマルシェ。せっかくパリ気分で過ごしたなら、夕食のお買い物もマルシェで。

    『グルマルシェ ヴァン』

    まずはお気に入りのワインを見つけて。暑い季節にはキリッと冷やした白ワインや、軽めの赤がおすすめ。

    『オリーブマーケット』

    ワインのお供もお忘れなく。赤ワインならブラックオリーブ、白ワインなら浅漬けのオリーブと相性◎。

    『チーズ王国』

    チーズも欠かせません。ちなみにチーズにも旬があるそうで、春から初夏にかけて、ヤギと羊のチーズが旬!栄養満点なチーズは夏バテにも効果があるそうですよ。

    チーズと一緒に食べたいのがドライフルーツ。かわいいパッケージの『プログレ』。いくつか買っておみやげにもよさそうですね。

    料理に合わせてオリーブオイルも選びたいですね。世界一のオイルを揃えている『OLiVOオリーヴォ』なら、料理に合うオイルを教えてくれます。

    いろいろな専門店を巡っていると、まるでパリのマルシェに来た気分に。種類が多くてびっくりしますが、「今日の献立は◯◯なんだけど、合うものは?」と聞けば教えてくれますよ。

     

    リサとガスパールの軌跡をたどり、ふたりが生まれたパリに思いを馳せる。そんな夏の1日の過ごし方をご紹介させていただきました。ぜひ、パリに行く気分でリサとガスパール展をお楽しみくださいませ。

     

     

    ※TOPイメージ:「リサとガスパール@TOKYO STATION」© 2015 Anne Gutman & Georg Hallensleben / Hachette Livre

     
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