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    日本初!無印良品のホテル『MUJI HOTEL GINZA』へ行ってきました

    2020年に向けていろいろな新スポットが誕生している東京。その中で、今回ご紹介するのは銀座に誕生した『MUJI HOTEL GINZA』。そう、『無印良品』が手がけるホテルです。4月4日にオープンした『MUJI HOTEL GINZA』に行ってきました。

    『MUJI HOTEL GINZA』は、中国の上海、北京に次いで3つ目となる『無印良品』のホテルです。日本初上陸の地は東京・銀座。1階〜5階は世界旗艦店となる『無印良品 銀座』があり、その上層階となる6階〜10階に『MUJI HOTEL GINZA』が入っています。

    暮らしに寄り添う家具、雑貨、家具食品を販売する『無印良品』ならではのこだわりが詰まったホテルにお邪魔してきました。

     

    ホッとできるこだわりの空間『MUJI HOTEL GINZA』

    ホテルのロビーは6階にあります。華やかな銀座の街にありながらも『無印良品』ならではのホッとできるあたたかさが感じられる空間のエントランス。

    レセプションの背景に積まれた石は、100年以上前に東京の街を走っていた路面電車の敷石を使用しています。その他にも土、木、石、布などさまざまな天然素材を使用。そこには「時間が作り出す風合いの豊かさを感じてもらいたい」という思いがあるのだそう。時間と共に変化していく、そんなホテルになっています。

    また、『MUJI HOTEL GINZA』はコンセプトに「アンチゴージャス、アンチチープ」を掲げており、旅先であってもいつもの生活の延長で心地よく過ごせる空間を目指しているのだそう。

    一番部屋数の多い「ダブルのTypeC」

    それは客室空間にも反映されています。客室は細長い空間のものが多くコンパクトな作りながらも“心地よさ”へのこだわりがたくさん詰まっています。

    「メゾネットのGタイプ」

    一番コンパクトなセミダブルから52㎡という贅沢な空間でのんびり過ごせるツインルームまで9タイプ79室。どのお部屋も天井が高く、窮屈感さはありません。お値段は広さに応じて1室14,900円〜となっています。

    「メゾネットのTypeG」2段ベッドの上段

    お部屋によっては、「MUJI BOOKS」の本が並んでいます。お部屋に戻ってののんびりタイムに読むのにぴったり。お部屋によって選書も異なるので、本と一期一会の楽しみもあります。

    一番大きなツインルームは、ゆったりと過ごせる大きな空間。どのお部屋も公式ウェブサイトのみからの受付となります。すでに予約が埋まってる日も多いそうなので、旅行の予定などが決まった方はお早めにチェックしてみてくださいね。

    また、お部屋に備えている備品の多くも、『無印良品』の商品になっています。

    畳の小上がりがリラックス気分をアップしてくれるツインのTypeF

    テーブルや椅子、ベッドなどのほか、フロアライトや壁掛けBluetoothスピーカー、時計、アロマディフューザー、ドライヤー、水回りの備品など。それらは1階から5階のショップで購入可能です。「欲しいと思っていた」というものを実際に試して購入できるのはうれしいですね。そして「こんな商品あったんだ!」という、新たな発見もあるはず。

    ダブルのTypeB

    木の質感や布の素材感が心地よく、使いやすさや機能性も抜群。観光やショッピングなど、たくさん刺激を受けたあと部屋に戻るとホッとリラックスできること間違いなしですよ。

     

    テーマごとの売場が楽しい『無印良品 銀座』

    『MUJI HOTEL GINZA』の下の階、1階から5階には、世界旗艦店『無印良品 銀座』が入っています。世界最大級の売場面積ということで、充実の品揃え!

    2階「素材が伝わる」ウェアやMUJI Labo商品のフロア

    「素材が伝わる」「毎日つかう」「発見とヒント」「暮らしの役に立つ」とテーマ別に分類されています。

    4階Found MUJIの売場

    各フロアテーマに合わせた売場になっていて、お買い物が楽しくなります。

    『無印良品』ならではの選書がならぶ、MUJI BOOKS。暮らしのヒントになる本がずらり。

    無印良品で購入の布製品に刺繍施してくれるサービスは、大人っぽいデザインも増えパワーアップ。シャツやハンカチ、スニーカーなどに入れて、自分だけのオリジナルアイテムを作ってみて◎。

    1階は「くらしの基本となる食」をテーマにしたフロア。大人気のレトルトカレーシリーズなどが並ぶ食品フロアです。

    定番の商品のほか、青果売場では関東を中心に、各地の新鮮な食材を販売。

    東京のお土産にぴったりなお菓子の詰め合わせも。

    「ブレンドティー工房」では、飲むシーンやその日の気分などに合わせて32種類のレシピから、その場でお茶をブレンドしてくれます。最短10分で完成し、プレゼント用にもしてくれるので、銀座でのお買い物の途中でも◎。

    毎日食べたいをコンセプトにした「ロールパン」

    素材にこだわった焼き立てパンを販売する「ベーカリー」併設。朝7:30オープンなので、宿泊して朝早くからお出かけする方や周辺で働く方の朝食にもぴったりです。

    日替わり弁当や世界のローカルごはんなど、素材を生かした安心安全のお弁当も販売。近隣で働く人にはうれしいですね。

    地下1階にはレストラン「MUJI Diner」。朝食、ランチ、仲間や家族でわいわい楽しむディナー、そして仕事終わりの1杯も楽しめます。いろいろなシーンで、楽しめるレストランになっています。野菜を中心に旬の野菜、魚介、肉料理、そして店内の「豆腐工房」でつくる豆腐を提供。体に優しいレストランです。

    『MUJI HOTEL GINZA』のロビー階でもある6階には、ホテルのレストラン「WA Japanese Restaurant」と、ホテルとゆるやかに繋がった空間に広がる「ATELIER MUJI GINZA」に併設されたバーラウンジのSalonもあります。Salonは夜26時まで営業しているので、銀座の夜を楽しんだあとにゆっくりと過ごすときに利用するのもいいですね。

     

    この他にもお伝えできないほど見どころがたくさんある『MUJI HOTEL GINZA』と『無印良品 銀座』。今後はイベントの開催なども計画しているそう。宿泊しなくても楽しむことができるので、ショッピングや食事での利用で訪れるのもおすすめです。きっと心地よい暮らしや暮らしを楽しむヒントに出会えるはずですよ。

     

    ※記事の内容は取材当時のものです。 最新の情報は、お店のHP、SNSなどをご確認ください。

     

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