シンプルで上質なライフスタイルを提案するWEBマガジン “パリマグ”
  • HOME
  • FOOD
  • フレンチ×日本酒のマリアージュ!人形町『3BIS』

FOOD

フレンチ×日本酒のマリアージュ!人形町『3bis』

Pocket

フレンチ×日本酒のマリアージュ!人形町『3bis』

日本の蔵元とパリのレストランやバーが一緒になって日本酒のイベントをしたり、「フランス人によるフランス人のための」日本酒コンクールが開催されたりと、フランスで日本酒が今熱いのだそう。

今回、日本酒とフレンチのコラボレーションが楽しめるお店があると聞きつけやってきたのは下町情緒あふれる人形町。老舗とともに新しいお店も混在し、そこで暮らす人々の日常も垣間見えるあたたかみのある街です。

人形町『3bis(トワビス)』の外観

人形町駅から歩くこと3分。目的地の『3bis(トワビス)』に到着しました。日本酒の造り酒屋などの軒先でよく見かける丸い杉玉が目印です。

人形町『3bis(トワビス)』オーナーの島田さん

オーナーの島田さんに、「フレンチと日本酒って合うの!?」という素朴な疑問から、日本酒の楽しみ方を聞いてきました。

 

スタンディングスタイルで楽しむ

島田さんは、『トワビス』から歩いて30秒ほどにあるビストロ『Irreel(イレール)』のオーナーでもあります。恵比寿で13年、人形町に移り5年、お店自体は20年以上続くビストロです。

「人形町は日本酒を並べているお店も多く、そのなかで『日本酒と何を一緒にするか、何と飲むか』を考えたときに、僕がこれまでやってきたフレンチと合わせることにしたんです。日本酒とハム、チーズなどはどちらも発酵ということで相性がいいですし、トリップ(ハチノスの煮込み、トリッパ)ともよく合いますよ」と島田さん。

スタンディングスタイルで日本酒を楽しめるお店、人形町『3bis(トワビス)』

『トワビス』の特徴の1つがスタンディングスタイル。立ち飲みのスタイルにしたことで、より気軽に楽しめ、ひとりで来てもお客さん同士で会話が弾むと言います。

お店には曜日ごとに女将がいます。日本酒のセレクトはすべて女将たちが行っていて、毎日2〜3本、開栓した日本酒をお店のfacebookにアップすると、好みの日本酒を求めて常連さんがすぐ来てくれるのだとか。

人形町『3bis(トワビス)』の料理メニュー

『トワビス 』でいただけるのは、島田さんと女将で考えたお店オリジナルメニューと『イレール』からのデリバリーメニュー。『イレール』のメニューも、女将たちが日本酒に合うものを選んでいるそう!

人形町『3bis(トワビス)』の2F

外階段を上がった2Fでは、毎日「利き酒し放題」が開催されています。訪れた9月のテーマは「広島のお酒」。12種の広島のお酒を自由に飲み比べすることができちゃいます。1時間制で、その後30分ずつ延長することも可能。

毎月のテーマを楽しみに利き酒しにいらっしゃるお客さんや、6名以上から貸切することもできるので、誕生日会や日本酒会をするお客さんも!

人形町『3bis(トワビス)』の入り口

『トワビス』の敷地はわずか3坪。フランス語で「3=trois(トロワ)」、「bis=隣の、横の」という意味。『イレール』から見て「隣の3坪」ということで店名にされたそうです。なんだかフランス語らしいかわいい表現ですね。

 

女将が厳選する日本酒

人形町『3bis(トワビス)』の日本酒は女将たちがセレクト

『トワビス』には、女将選りすぐりの日本酒が、常時30種類ほどあります。女将がおすすめや好みに合わせて教えてくれるので、日本酒に詳しくないという方もご安心を。女性ひとりでも気軽に入れる雰囲気もうれしいポイントです。

人形町『3bis(トワビス)』の女将たち日本酒が大好きな女将。左から、しゅきさん、ゆきえさん

熱燗のつけ方(温め方)には技術も必要で、女将によってベストなタイミングが異なるのだとか。一度温めてから少し冷まして出したりと、それぞれお酒との相性を熟知している女将ならではの個性が光ります。

人形町『3bis(トワビス)』では、おちょこも選べますおちょこの種類も豊富。常連さんのお気に入りもあるのだとか!

熱燗にはトリップやグラタンなど、赤ワインと合わせるような料理が合うとのこと。カウンター越しに、「熱燗に合う料理は?」「この料理には冷酒がいいですか?」など会話を楽しみながら、日本酒と料理の新たな組み合わせを知ることもできます。

 

味わい深い日本酒と楽しむ料理

人形町『3bis(トワビス)』の利き酒3種

まずオーダーしたのは「利き酒3種」。左から、どっしりと重めの「鬼乙女 幸(静岡)」、白ワインのようにフルーティーな「尾瀬の雪どけ(群馬)」、この3種の中では軽めの「夜明け前 ひやおろし(長野)」の3種を選んでもらいました。

秋が旬の「ひやおろし」

「季節の『ひやおろし』を選びました。通常日本酒は、冬に搾られたお酒を、春先に1度火入れをして、出荷時にもう1度火入れをします。『ひやおろし』は1度だけ火入れし、そのまま夏を越して秋に出るお酒なんです。じっくり寝かせているので、味に深みが出て、コクがあります。『ひやおろし』とひと口に言っても、毎年味の特徴も違いますし、夏酒、ひやおろし、そしてその次は新酒…と、季節によって味わうのもまた日本酒の楽しみなんですよ」としゅきさんが教えてくれました。

女将たちの日本酒のお話を聞きながら飲むのも、また楽しいひと時です。

人形町『3bis(トワビス)』の1番人気「ゴボウの赤ワインきんぴら」

お店1番人気の「ゴボウの赤ワインきんぴら」も一緒にいただきました。

「赤ワインは煮切っているので、風味が感じられます。日本酒と赤ワインって意外と合うんですよ」と島田さん。

『イレール』からデリバリーメニューが運ばれてくる様子『イレール』からのデリバリーメニューも

「スズキのカルパッチョ」

こちらは「スズキのカルパッチョ」。フレンチなら白ワインと合わせそうなメニューも、もちろん日本酒と一緒にいただきます。日本酒の中でも、酸が高い白ワインのような味わいのものがあり、相性も◎!

ワインボトルサイズの日本酒も

最近では、一升瓶に加えワインボトルサイズの日本酒も増えているそう。食卓にすっと置ける大きさなので、“食事×日本酒”を、より気軽に楽しめるようになってきたと言います。

 

まるでデザート!?シャルキュトリーと楽しむ熱燗

『イレール』からのデリバリーメニュー「ブーダン・ノワール」

こちらも『イレール』からのデリバリーメニュー。まるでデザートのような見た目ですが、フランスのシャルキュトリーの1種「ブーダン・ノワール」です。豚の血、脂、スパイスで作り上げるフランスのソーセージ。

熱燗を飲んでいる様子「ブーダン・ノワール」は熱燗と一緒に

「ブータン・ノワール」には、ルバーヴのジャムとりんごのソテー、マッシュポテトが添えられています。まさか「ブータン・ノワール」と日本酒を一緒に楽しめる日が来るとは!濃厚なソーセージとの相性も抜群で、ついついお酒が進みます。

人形町『3bis(トワビス)』の店内の様子

立ち飲みという気軽さから2軒目に立ち寄るお客さん、0次会に訪れるお客さん、仕事終わりに1杯とおつまみを楽しむお客さんとさまざま。

『イレール』から『トワビス』に訪れるお客さんもいれば、その逆も。これまでになかった日本酒とフレンチとの組み合わせに、日本酒好きの人たちもすでに虜になっているよう。ここでしか味わえないコラボレーションをぜひ体験してみてはいかがでしょうか?

 

  • ■お店情報
  • 3 bis(トワビス)
  • 住所:東京都中央区日本橋人形町2-8-7(地図
  • TEL:03-3663-0635
  • 営業時間:[月〜金曜日] 17:00〜23:30、[土]16:00〜23:30
  • 定休日:日曜日(不定休)

 

■一緒に読みたい記事

想像を超えたおいしい裏切り。『ヨル15℃』のパンの寿司

東日本橋のパン屋『ビーバーブレッド』で出会ったユニークでリッチな日本風パン

パリのおしゃれなプロダクトショップが日本初上陸!日本橋浜町の『パピエ ティグル』

フレンチ×日本酒のマリアージュ!人形町『3bis』

この記事が気に入ったら
いいね!してね

PAGE TOP