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    今年のバレンタインは一味違うご褒美チョコで至福のひととき

    今年もバレンタインシーズンがやってきました。スイーツ店やデパートに並ぶ、美しいチョコレートたちの誘惑に「贈るだけじゃもったいない…」と、ついつい自分へのご褒美チョコにも手が伸びてしまいます。

    今年はおいしいだけじゃない、ユニークな個性を持ったチョコレートたちをご紹介します。大切なあの人へ、お世話になっている先輩、後輩に。そしていつもがんばっている自分へのプレゼントに…お気に入りの1品を贈ってみてはいかがでしょうか。

     

    カカオ本来の風味を堪能できるオーガニックチョコレート

    最近では、オーガニックを謳うチョコレートを多く見かけるようになりました。これらは無農薬で育てられたカカオを使ったチョコレートや、人工香料や着色料などを使わずに作られたチョコレートのこと。無添加だからこそ、チョコレート本来の旨味を味わうことができるんです。

    ジュエリーボックスのような上品な箱に収められた「BOUDDICA(ホーディカ)」の「HONEY Jewelry」も砂糖、乳製品、保存料不使用のナチュラルチョコ。ハチミツとカカオで作られたチョコレートをベースにしているので、自然な甘さと心地よい口どけを楽しむことができます。

    フレーバーはゆず、ピーナッツ、フランボワーズ、ヘーゼルナッツ、ジンジャー、カカオニブの6種類。カカオ本来の深い味わいとともに6つの違った風味と食感も楽しい1品です。

    まるでポストカードのようにポップで可愛い「Le chocolat des francais(ル・ショコラ・デ・フランセ)」。エクアドルとガーナから厳選したカカオを使用した、保存料無添加の板チョコレートです。パキッと割れる硬めの食感は、添加物不使用の上質なチョコレートの証し。チョコとアートが大好きな2人のパリジャンが創設したブランドで、約200種類ものパッケージを展開しています。遊び心溢れるパッケージは、思わず部屋に飾っておきたくなりそうですね。

     

    産地や素材の違いを食べ比べ!デギュスタシオンで楽しむチョコレート

    フランスでは、ワインやビールなどのドリンクメニューや、コース料理のメニューで、「dégustation(デギュスタシオン)」という言葉をよく目にします。少量ずつ飲み比べ、食べ比べをして味わう、という意味を持つ言葉です。

    チョコレートも、カカオ豆の産地や使用する素材で味わいがまったく異なるチョコレートができあがります。デギュスタシオンを楽しめる2つの商品をご紹介。自分好みの味を見つけてみてはいかがでしょうか。

    東京・自由が丘に本店を構えるチョコレートとパティスリーの専門店『オリジンヌ・カカオ』が提供する「バトンノワール7.5」は、マダガスカル、ベネズエラ、ブラジル、エクアドル、コロンビアの5種類の産地のカカオの違いを味わうことができます。

    ビターチョコレートでコーティングしたガナッシュに込められた、5カ国分のカカオの香りをじっくり堪能すれば、世界旅行に行った気分になれるかも?

    京都宇治の老舗『辻利』からは、宇治抹茶の濃度別に抹茶本来の香りや旨みを堪能できる「抹茶くらべ」が新登場。ミルクのまろやかさが際立つ抹茶1%から、抹茶本来の奥深さや苦味を感じられる10%まで、5つの濃度別の抹茶チョコレートを食べ比べできます。春の季節を味覚で感じられるピンク色のタブレット「さくら苺」も。

    グラデーションに並んだ見た目も美しい6つのタブレットチョコを、ひとつひとつ比べながら楽しんでみては。

     

    食べ終わった後も楽しめるかわいいボックスチョコレート

    味はもちろん見た目のかわいさやユニークさも、贈り物選びには大切な要素のひとつ。食べ終わった後も、取っておきたくなるかわいいパッケージのチョコレートを紹介します。小物入れやアクセサリーケースなどにもぴったり。「何に使おうかな〜」と、想像力が膨らみます。

    ベルギーにアトリエを持つ高級の老舗パティスリー『DEBAILLEUL(ドゥバイヨル)』の「DÉFILÉ COLLECTION(デフィレ コレクション)」はギフトにもぴったりの美しいパッケージが特徴。ヨーロッパの宮殿でくつろぐ貴婦人たちを描いたボックスはイエロー、ブルー、グリーンの3種類。

    中に納まるのは、ナッツの豊かな香りが楽しめるプラリネを中心としたコレクションたち。中には、サンショウの1種・花椒のアーモンドプラリネが入ったユニークなビターチョコレートも。ヨーロッパの貴婦人気分で、午後のティータイムにゆったりと味わってみてはいかがでしょうか。

    パリ発スイーツブランド『HUGO & VICTOR (ユーゴ アンド ヴィクトール)』からは、トリコロールカラーを用いたフレンチテイストのパッケージがかわいいバレンタインコレクションが登場。まるで本のような装いのパッケージの表面には、エディット・ピアフによる不朽の名作『バラ色の人生』を意味する「La vie en rose」の文字が。

    表紙の裏には「J’aime paris(パリが好き)」の文字

    中にはプラリネやガナッシュなど、すべて異なるフレーバーのショコラが詰まっています。今季初のワインのフレーバーはフルーティーで上品な味わい。その他にも6粒入りには新作ショコラが2種入っています。パッケージにはゴム製のベルトがついているので、ちょっとした収納ボックスとしても使えそうですね。

    選んで楽しい、食べておいしいチョコレート。この時期限定商品もたくさん登場しているので、お気に入りのものが見つかったら見逃さずにゲットしてくださいね。

     

     

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