日本人にとって1番身近なパンと言えば、食パンですよね。いろいろな種類の食パンがありますが、もっちりとした食感と飽きないおいしさで人気の「超熟」シリーズ。
今回は、朝の食卓には欠かせない存在となっている「超熟」のおいしさの秘密やこだわり、そして「超熟」の食パンで作るアペロのお供レシピを紹介したいと思います。
日本の食卓パンと言えば「超熟」
今から約20年前に「炊きたてのごはんのように、毎日食べても飽きないおいしさ」をコンセプトに開発された「超熟」。ごはんが「お米と水」だけでできているように、できる限りシンプルな材料で、小麦の持つ甘みや香りを最大限に引き出すことにこだわり作られています。2007年以降、イーストフード・乳化剤不使用の、よりシンプルな製法となり、小麦本来の自然な味や香りをより楽しむことができるようになりました。また、シンプルな素材でできているから赤ちゃんの離乳食にも使えるのもうれしいですね。
「毎日食べてもらいたいもの」を目指し、足し算ではなく、引き算のレシピを考え、原材料を極力シンプルに作り上げている「超熟」シリーズは、豊富なラインナップもまた魅力のひとつ。
各厚さが揃う角食、山型に加え、国産小麦粉を100%使用したもの、サンドイッチ用、ライ麦入りなどのバリエーション豊かな食パンに、食事に合わせやすいロールパンやイングリッシュマフィンなどもラインナップ。シーンを選ばず楽しむことができます。
「超熟」のおすすめの食べ方!
「超熟」を製造している敷島製パンさんにおいしく食べるコツを教えてもらいました!
【トーストの場合】
・トースターを十分に温めてからパンを入れましょう。
…パンをトースター入れてからスイッチを入れると、トースターが温まるまでに徐々に熱を受けるため、水分が飛び、パサついてしまいます。
・トーストしたパンは温めたお皿に置きましょう。
…トーストしたてのパンは、水分の蒸発が進んでいるため、冷えたお皿にのせるとパンがしんなりしてしまいます。
・トーストしたパンを重ねておくと水分の蒸発を妨げるので止めましょう。
・イングリッシュマフィンは手で2つに割って焼きます。
…イングリッシュマフィンの周りにこんがり焦げ目がついたら食べ頃です。
【保存法】
食べきれない場合は、食パンはラップに一枚ずつ包み、密閉保存袋(ジップロック等)に入れて冷凍しましょう。1枚ずつ包むことで解凍時に取り出しやすくなります。食べるときは自然解凍しそのまま食べられます。トーストする場合は凍った状態のまま焼きましょう。
【サンドイッチを作るとき】
具材とパンの厚さの比率が1:1:1になると味のバランスがよく、見た目もきれいなサンドイッチになります。
その他、Pascoのホームページでさまざまなレシピが紹介されているので、そちらもチェックしてみてください。
「超熟」で作るアペロのおつまみ
そんな身近な「超熟」ですが、もっともっと楽しみたい!ということで、料理研究家の口尾麻美さんにPARISmagオリジナルのメニューを作ってもらいました。
これからの季節にぴったりなアペロのお供に楽しみたい「超熟」レシピです。
チーズとハニーナッツのオープンサンド
【材料】(2人分)
- 超熟4枚スライス:1枚
- バター:適量
- チーズ:適量 ※リコッタチーズ、フレッシュチーズ、ブルーチーズなどお好みのチーズでOK
- はちみつ漬けのミックスナッツ:適量
- プロシュート:1枚
【作り方】
1.食パンをトーストします。
食パンに室温に戻したバターを塗り、トースターでこんがり焼き色がつくまで焼きます。
2.トーストを切ります。
アペロということで、つまみやすいように1口大に切り分けます。
3.具材をのせます。
チーズを全体的にのせます。今回はリコッタチーズとブルーチーズを使用しました。
その上に、プロシュートをちぎってのせます。
はちみつ漬けのナッツをはちみつと一緒にかけ、こしょうを振ったらできあがりです。
パンの香ばしさとはちみつの甘さとチーズやプロシュートのしょっぱさが絶妙で、お酒との相性も抜群です。
大人のロールサンド
- 【材料】(2~3人分)
- 超熟ライ麦入り6枚スライス:3枚 ※超熟6枚スライスまたは8枚スライスでもOKです。
- バター:適量
- マヨネーズ:適量
- マスタード:適量
<具材1:モロッコ風ポテサラ>
【材料】
- じゃがいも:1個
- 香菜(パクチー):2束ほど
- イタリアンパセリ:2束ほど
- クミンパウダー:小さじ1
- オリーブオイル:大さじ1/2
- 塩:小さじ1/2
【作り方】
<具材1:モロッコ風ポテサラ>
1.じゃがいもをつぶします。
じゃがいもは皮をむき茹でて、熱いうちにフォークなどで潰します。
2.材料を混ぜます。
塩、クミンパウダー、オリーブオイルをさっと混ぜ、最後に刻んだ香菜とイタリアンパセリも混ぜ合わせたら、モロッコ風ポテサラの具材は完成です。
<具材2:チキンケバブ風>
【材料】
- 鶏胸肉:1/2枚
- レッドパプリカ:1/2 個
- イタリアンパセリ:2〜3束ほど
- マヨネーズ:大さじ
- ケチャップ:大さじ1と1/2
- パプリカパウダー:小さじ1
- 塩:適量
- こしょう:適量
<具材2:チキンケバブ風>
1.鶏胸肉は茹でるか蒸すかします。
肉に火が通ったら、粗熱を取ってほぐします。
2.パプリカの皮をむきます。
パプリカは半分にきって種と白い部分を取り、皮を下にして直火(または網)で、表面が黒くなるまで焼きます。
黒く焦げた皮を取り除き、細切りにします。
3.具材を混ぜます。
[1]の鶏胸肉、パプリカ、イタリアンパセリ、残りの調味料を入れ混ぜ合わせます。
<具材をロールします>
1.食パンを綿棒で軽くつぶします。
食パンは耳を切り落とし、めん棒で全体を軽くつぶします。
2.片面にバターかマヨネーズを塗ります。
具材の水分がパンに染み込まないように、表面にバターかマヨネーズを薄く塗ります。
3.具材をのせ、巻きます。
巻き終わりを2cmくらい残して[1]の具材をのせます。
手前から巻いていき、ラップやアルミホイルなどでキャンディ状に包みます。
1口大に切るときは、ラップごと切り分けるとよいでしょう。
お皿に盛りつけたらできあがりです。今回はモロッコ風ポテサラ、チキンケバブ風の他、以前PARISmagで紹介したきゅうりと水切りヨーグルトのディップも巻いてみました。シンプルな味わいの「超熟」は、どんな具材ともマッチするので、いろいろなアレンジが楽しめそうです。食べた食感も軽いのでシャンパンなどとも相性◎。ホームパーティなどにもおすすめです。
朝食だけでなく、いろいろなシーンで楽しみたい「超熟」。シンプルで安心、そして飽きないおいしさなので、アレンジ次第で食べるシーンはもっと広がりそうです。ぜひ、いろいろなアレンジを楽しんでみてください。
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