こんにちは!パンが大好きなパン野ゆりです。
「パン野ゆりのパンライフ」では、おすすめのパン屋さんや、今ハマっているパン飲みスポット、パン旅レポートやパン好きさんとのパン対談、便利なパングッズなどをパンにまつわるさまざまな情報をお届けします。
今回は虎ノ門ヒルズ、ビジネスタワーB1階。
スーパー福島屋内にあるインストアベーカリー『埜屋』のパンをご紹介します🎵
パン好きのあいだにものすごい速さの口コミで広がっている『埜屋(noya)』。
長野県で木村製パンを営む、パン職人の木村昌之さんが経営するパン屋さんです。
木村製パンはレストランの卸や定期便のみの展開。
地元の小麦や素材にこだわり、ていねいにパン作りをしている木村さんが、まさかの虎ノ門ヒルズに出店ということで、パン好きの中でも話題になっていたのです!
しかもスーパーの中にあるインストアベーカリーということで、スーパーのカゴをお供にパンを選別していくスタイル。
店名である『埜屋』の「埜」は、野原の「野」の漢字の旧字。
ありのままの飾らないというテーマの元、「長野でやっているパン作りを東京でもそのままやっていこう!」という意味も込めて、この名前をつけたそうです。
虎ノ門ヒルズでも木村さんのパン作りの姿勢は変わらず。
長野でお世話になっている農家さんの小麦を使用し、店内の石臼で小麦を挽き、パンを作っています。
スーパーの中に石臼があるのを、初めて見ました!
パン好きさんには堪らないですよね♫
虎ノ門ヒルズという立地から、お仕事中のお客さんも多数。
「普段はパン屋さんにあまり馴染みのない方にもパンを届けられるのが、スーパーのインストアベーカリーの良いところ」だと木村さんは仰っていました。
長野ではハード系のパンをメインにパンを焼く木村さんですが、「東京の人達にもカンパーニュを食べて欲しい!」という思いから、埜屋ではカンパーニュが初めての人でも食べやすいサンドイッチを数種類ラインナップ。
ここでしか食べられない木村さんのサンドイッチは必見、必食です♫
9種類前後あるサンドイッチはタマゴサンドやカツサンド、バインミーなど。
どれも福島屋のスーパー内にある食材を使って作れるサンドイッチで、「ぜひおうちでも埜屋のパンと福島屋さんの惣菜を挟んで真似してみてほしいですね」と木村さん。
早速、スーパーで揚げたてのカツをサンドしたカツサンドを食べてみました。
まずはなんと言ってもカンパーニュのおいしさがピカイチ!
パンだけ齧ってみると、小麦の香りと丸みのある酸味が香ばしい!パン生地もプルっとした弾力のある柔らかい歯応え。
酸味が苦手な方でも、ハード系はちょっと…という方でも、まったく抵抗なくスルスル胃袋に吸収されていきそうです。
サクサクなカツの新鮮な衣と、ジューシーなお肉が合わさって満足度も120%なサンドイッチ♫
「カンパーニュみたいなでっかいパンが家にあると、安心するんですよね」と微笑む木村さんの言葉と、木村さんが作るパンは妙にリンクして説得力があります。
なぜなら、次の日もパンがおいしいから!
日を重ねる毎にパンの酸味も馴染み、丸く深い味わいが増していきます。
やっぱりカンパーニュって良いなぁ…とあらためて思えるパンとの出合いでした。
木村さんのカンパーニュは備蓄したいパンNo.1に決定!
さらに、私が全力で推したいのがカルダモンロール(中央右端)。
木村さんのカルダモンロール…圧巻です。
カルダモンの鼻に抜ける香りや甘くてエキゾチックな味わいも抜群なのですが、しっとりソフトな食感のパン生地が、とにかくおいしい!
「一口だけ食べて、残りは後で食べよう」と思って食べ始めたら、魔法がかかったように一瞬ですべて無くなりました(笑)。
こちらもすっごくおいしかった雑穀パン。
オーツ麦やひまわりの種、かぼちゃの種、白ごま、焙煎五穀の入ったパンは、見るからに身体に良さそうなビジュアルです。
雑穀の食感と瑞々しいクラムのコントラストが秀逸で、サンドイッチにもおすすめとのこと。
最後に…にんじんパンも超絶品!人気商品でなかなかお目にかかる事が少なそうですが、見かけたら是非ゲットしてみて下さい。
なにを食べてもおいしい埜屋のパンが、虎ノ門ヒルズであなたを待っています。
ぜひ足を運んでみてくださいね!
それではまたね!パンってサイコウ♫