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    2023年度版!パリからパン旅の様子をお届け〜後編〜【パン野ゆりのパンライフ】

    こんにちは、パンが大好きなパン野ゆりです。

    連載「パン野ゆりのパンライフ」では、最近見つけたおいしいパン屋さんの紹介から、巷で流行りのパン飲みをしてみたり、パン旅日記をしてみたり。

    またまた、おもしろいパングッズの情報やパン好き仲間との対談など、パンにまつわる事柄を毎回パッケージにしてお届けしていきます。


    今回は、前回に引き続きパリのパン旅レポートをお届けします♫

    ▼前編の記事はこちら

     


    「MOF(Meilleur Ouvrier de France)」と呼ばれるフランス国家最優秀職人章を受賞した『FALINE&O』のパンオショコラ

    パリに行くと必ず食べたくなるパンが、クロワッサンとパンオショコラ。

    パリには数えきれないほどのパン屋さんが点在していますが、その中からおいしいクロワッサンを見つけ出す物差しとして「M.O.F(フランス国家最優秀職人章)」を受賞しているシェフのお店があげられます。

    名誉ある賞を受賞しているシェフのパンは、おいしいこと間違いなし!
    パン屋さんの店先に「M.O.F」のマークを見かけたら、ぜひトライしてみてください。


    ヴィーガン専門パン屋さん『LAND AND MONKEYS』

    最近は日本でも少しずつ増えて来ましたが、パリではヴィーガンパンのレベルも桁違い。

    各国からさまざまな趣味嗜好の人々が集まるパリだからこそ、食のスタイルも人それぞれ。

    ヴィーガンのパン屋さんだけでなく、グルテンフリーのパン屋さんやすべてがオーガニック(bio)のパン屋さん、古代小麦(アレルギー反応が少ない)専門店…などなど。

    さらにパンの種類も豊富なうえ、値段は普通のパンと差がないのも素敵。


    ベーコンのサンドイッチ(写真上)

    こちらはパリ市内でも複数の店舗を展開するヴィーガン専門パン屋さん『LAND AND MONKEYS』。

    私がとっても驚いたのが、ベーコンのサンドイッチ!

    生まれて初めてヴィーガンのベーコンを食べたのですが、遜色なくとってもおいしい!
    ベーコンの油っぽさは無いものの、目を瞑って食べていると食感や味わいがベーコンそのもの。

    パン生地は歯切れの良いヴィエノワで、パンだけ食べても充分満足。ヴィーガンではない方たちにも大人気だそう。


    ドーナツ屋さん『MOMZI』

    パリでは日本と同様にドーナツ人気も高め。
    ドーナツショップの中でも群を抜いて目立っていたのがオペラ地区にある『MOMZI』。

    ここのドーナツはパリでもっとも個性的!
    お店の佇まいもですが、ドーナツのビジュアルがうつくしくて惚れ惚れしてしまいます。


    看板もとってもオシャレ!

    パリでドーナツ専門店をたくさん見かけましたが、やはりアメリカナイズされたドーナツが一般的。

    『MOMZI』のドーナツはアート作品のようで、これぞフランス人の手掛けるドーナツ!という感じでした。

    ブラックを基調とした店内には数種類のドーナツがアート作品のようにディスプレイ。
    天井からは小麦が吊るされていて、壁は鏡張り。

    店舗デザインも別格!
    今まで見たことのないドーナツ屋さんです。


    鏡の奥行きがマジックのようで、まるでドーナツが浮いてるみたい!

    フィグやピスタチオのドーナツがそれぞれ並ぶのですが、お値段もなかなか…!(日本円で1400円ほど)

    思わず「え?!」と二度見してしまったドーナツ。

    まるで桃。
    葉っぱも付いていますね。

    ドーナツのビジュアルを覆す模写系ドーナツ。
    迷わずお買い上げです♫

    専用のボックスはまるでジュエリーケース!

    一見、「これがドーナツ?」と疑いたくなるようなビジュアルですよね。

    半日持ち歩いていたら表面がバリバリと亀裂が入ってしまいました…(涙)。
    きれいなうちに写真を撮っておいて良かった!

    日本やアメリカのドーナツと比べると小ぶりなサイズ感ですが、意外と重量はずっしり。

    それもそのはず!
    しっかりとしたカステラのような生地感に、中からは桃のトロリとしたペーストがパンパンにイン。

    桃の甘酸っぱいフレーバーとドーナツ生地の甘さがベストマッチしていて、満足感がすごいです。

    そしてビジュアルだけではなく、しっかりおいしい!

    最後に紹介したいのがこちらの『Carton』。

    近隣国へ行くユーロスターやTGVなど、パリの玄関口にもなるパリ北駅の目の前にあるパン屋さんです。

    さすが!!
    2022年のクロワッサングランプリチャンピオンのお店。造形美が堪りません。

    巻き、ツヤ、高さ、色味、味…すべてパーフェクト!

    『Carton』のクロワッサン、北駅利用の際はぜひチェックして下さい!

    私はロンドン行きの列車の待合室で食べたのですが、おいしすぎてパン屋さんへ戻りたくなるほどでした♫

    それではまたね!パンってサイコウ♫

     

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