シンプルで上質なライフスタイルを提案するWEBマガジン “パリマグ”
  • COLUMN

    刺繍作家・小菅くみさんの夢中なモノは?【パン野ゆりの パン好きお悩み相談室〜特別編〜】

    パン野ゆりのパン好きお悩み相談室、はじまりはじまり!

    パン好きの方たちからのお悩みを募集し、パン好きな私が個人的に完全主観でお答えしていこう!という企画。

    名付けて…『パン野ゆりのパン好きお悩み相談室』!

    今回は特別編!個人的にずっとお会いしてみたかった刺繍作家の小菅くみさんと対談をさせていただきました♪


    パン、ドーナツは一部レストランメニューで食べられます。
    『RACINES DONUT&ICE CREAM』で販売しているパン、ドーナツはテイクアウトのみになります。

    今回の対談場所は昨年9月末に青山にオープンしたばかりの『RACINES AOYAMA(ラシーヌ アオヤマ)』。(ドーナツが売っているエリアは『RACINES DONUT&ICE CREAM』)

    広々とした店内にはブルワリーも併設されていて、朝昼晩とシーンを問わずに楽しめるお店。

    パンはもちろん、ドーナツもおいしく、緑が多いロケーションで気持ちいいんです!

    くみさんの刺繍に一目惚れ!

    さっそく、ドーナツを頬張りながら対談スタート!

    くみさんは刺繍作家であり、その他にもさまざまなモノを創り出すアーティスト!
    刺繍の他には写真を撮ったり、絵を描いたり、粘土でオブジェを作ったり…と表情や物腰が柔らかく、ソフトリーな雰囲気をかもしながら好奇心と多彩な才能に溢れている作家さん。

    インスタグラムで小菅さんのアカウントを見つけた私は、一目で彼女の作品のファンになりました。

    なぜなら、とにかく!作品がすべてキュートで温かいのです!

    くみさんが刺繍を始めたのはかれこれ15年前。

    幼少期から創作活動が好きだったくみさんは、思いついたら行動派の「とりあえず。何でもやってみるタイプ」。

    頭も良くて、手先も器用なんだろうな〜と思いながらお話を伺いだすと意外な一面が!

     

    パン野:くみさんは細かい作業が得意なんですね。手先が器用なんだろうなぁ〜。

    くみ:いえいえ、全然。私すっごく雑なんですよ!

    パン野:えっ!?

    くみ:こないだも目玉焼きを作ろうと思ったら、卵の中身を捨てて殻を焼いていました…。 雑なんですよね!どうかしています。

    パン野:たしかに、それはどうかしています(笑)。私も雑なんですが、卵の殻を焼いたことはありません!

     

    気取らず明るいくみさんとのやりとりが、こんな風に始まりました♪

    好きなパンはなんですか?

    パン野:くみさんの作品って、食べ物モチーフもすごく多いじゃないですか。好きなパンとかあったりしますか?

    くみ:私は、「塩パン」が大好物です!近所にパン屋さんが割と多くて、よく行きますよ。「塩パン」があったら絶対買っちゃう!

    パン野:「塩パン」って裏切らないですよね!私も大好きです。お家で焼き直したりするんですか?

    くみ:そうですね。焼き直してカリッとなったところが好きですね!私、しょっぱいものが好物で。

    パン野:たしかに!刺繍の作品は「餃子」や「ラーメン」など、しょっぱいモチーフが多いイメージがあります。くみさんの餃子の作品、私めちゃくちゃ好きです!


    「餃子」をモチーフにしたくみさんの刺繍作品


    キュートな「あんぱん」の刺繍も!

    くみ:昔から人と喋らずに淡々と作業することが好きで、集中して作業していると全然眠らなくて大丈夫。割とショートスリーパーですね。

    パン野:眠らなくても大丈夫なんだ!すごいなぁ。私は、早いときは10時には寝てしまう(笑)。ところで、作品のモチーフはどんな風に決めているのですか?

    くみ:お仕事でいただくテーマに沿うことも多いのですが、基本的に自分の好きなものですね。

    パン野:なるほど、好きなもの!だからかな?くみさんの作品からは、愛らしさや優しさとか温かみをすごく感じるんです。見ていてとっても癒されています。


    お話を聞きながら、私はプレーンドーナツをパクリ。優しい甘さと食感が最高に美味しい!

    急展開のサウナトークへ♪

    くみ:癒しといえば、私サウナがめちゃくちゃ大好きなんです!

    パン野:くみさんサウナーなんですね!私一度もサウナ行ったことがないので、折角ですから色々と教えて欲しいです。

    くみ:もちろんです!サウナのお話ができるのすごくうれしい!今は毎日通っているくらい、サウナがない生活は考えられないです。

    パン野:え!毎日!?すごい!サウナって身体も心もデトックスというイメージがあるんですが、やっぱりそんな感じですか?

    くみ:性格が良くなりますよ(笑)。なんか、小さなこりが気にならなくなるというか…!マラソンに似てるとよく言われるみたいで、考え方が一度リセットされたり。しっかりリフレッシュできます。精神的に煮詰まった時とか本当にオススメですよ。

    パン野:ごくり。すごく行ってみたい…!あ、サウナ用語でよく“ととのう”って言うじゃないですか。ととのい方を教えていただきたいんですが、サウナに入って、水風呂に入って、ととのって帰宅する!みたいなイメージですか?


    くみさんは「シナモンドーナツ」を。香りが良くておいしい!と笑顔で頬張っていました。

    くみ:うんうん。ととのうっていうのはね、サウナ入って水風呂に入って休憩してるときに真っ裸で「プハ〜!産まれたて!」みたいな感じの瞬間です。

    パン野:帰宅前にととのって帰るイメージだったんですが…違った!ととのうってサウナ時間の途中なんだ。1サウナにつき1ととのいですか?

    くみ:3!大体3がセットです。3回で1セットなの。

    パン野:へー!本当に知らないことだらけだ!初心者にオススメのサウナってありますか?


    話が尽きません!

    くみ:横浜の『SKY SPA』がオススメ!清潔感があってキレイだし、私が初めてととのったサウナです。

    パン野:へえー!行ってみます!ちなみにサウナの前後に食べるご飯とかオススメフード的なのってありますか?

    くみ:基本的に塩分が出ちゃうから、なるべくしょっぱいモノを食べるようにしてます!

    パン野:え!あ!!くみさんが「塩パン」好きなのも、「餃子」や「ラーメン」などしょっぱいモノが好きな理由って、サウナですね?

    くみ:わ!本当だ!そうかも…!

    パン野:点と点が繋がりましたね(笑)。


    おいしかったドーナツたち。かわいらしいビジュアル。
    フレーバーは色々あるのでお持たせにもGOODです。

    おいしいドーナツをおともに、楽しい対談もあっという間に終了。

    憧れの刺繍作家の小菅くみさんはサウナ好きのとってもキュートな女性でした♪

    刺繍はもちろん、サウナも、夢中になれるものがあるってとっても素敵だなぁと、あらためて感じた対談でした。

    今回対談に訪れた『RACINES DONUT&ICE CREAM』では、フードロスにも取り組んでいて、製造現場でどうしても廃棄されてしまう素材や形、大きさで規格に乗らない規格外のものなどを引き取り、アイスクリームにして提供されています。なんて素敵な取り組み!

    2022年もますますパンに夢中になって邁進したいなと思います!

    小菅くみさんありがとうございました♪

    小菅くみさんの本は絶賛発売中!クロワッサンのハンカチはくみさんからいただいたモノ。うれしすぎます!

    それではまたね!パンってサイコウ♫

     

    • ■お店情報
    • 『RACINES AOYAMA(ラシーヌ アオヤマ)』/『RACINES DONUT&ICE CREAM』
    • 住所:東京都港区北青山3-4-3
    • 営業時間:9:00〜22:00(※コロナ禍では都の要請に従い、営業時間が異なります)
    • https://www.instagram.com/racines_aoyama/

    ※記事の内容は取材当時のものです。 最新の情報は、お店のHP、SNSなどをご確認ください。

     

    ■一緒に読みたい記事

    パンを焼くときはトースター派?それともオーブン派??『パン野ゆりの パン好きお悩み相談室』

    パン好き2人が語る“小さなしあわせ”。『PARISmag FES. 2021』レポート

    渋谷で、気持ちよく朝活ができるパン屋さんって?『パン野ゆりの パン好きお悩み相談室』

    PARIS mag OFFICIAL Instagram
    キャラWalker