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    そのまま飲むことも!?フランスのオリーブオイル事情

    フランスで生活するようになってから、大きなものから小さなものまでたくさんの驚きがありました。自分が生まれ育った日本での暮らしや文化や風習が根底から覆されるようなこととか、ちょっとした常識とか自分にとっての当たり前が「え〜そうだったの!?」って驚くことが、数え切れないほどありましたが、今日はその中でもフランスのオリーブオイルについてです。

     

    オリーブオイルで焼いたり、かけたり、そのまま飲んだり!

    フランスに来てから、とにかくオリーブオイルの身近っぷり、使いっぷりに驚かされました。日本でも多くの家庭のキッチンにあるものですが、炒め物、サラダ、マリネ、パンにつけるなどなどこんなにも大量に消費するのか!と。そして、なんと生で飲むこともあるのだとは思っていませんでした。

    もちろんヨーロッパの中では、イタリアやスペインの方が種類は豊富ですが、それでもフランスのスーパーのオイルコーナーに並ぶものの多くがオリーブオイルだし、日本のサイズよりもはるかに大きいボトルがずらっと並んでいます。

    炒め物といったら大抵たっぷりのオリーブオイルを使用しますし、基本的に「ドレッシング」というものを使わないフランスでサラダにかけるものといったらたっぷりのオリーブオイルとレモンや塩こしょうなのです。ちなみに、塩は「食塩」とかではなくガリガリ削る大粒タイプ♪

    オリーブオイルをはじめ、塩、野菜など素材のひとつひとつがおいしいからこそ保存料がたっぷり入った調味料など使わないのがフランス流なのです。

     

    オリーブの木を使ったアイテムも豊富

    特に南仏方面に行くと、ワイン農家と同じようにオリーブ農家の看板を見かけるようになります。

    おつまみとしておいしいオリーブやオリーブオイルはもちろん、オリーブの木を使ったプレートやカトラリーなども並んでいます。

    アペリティフのおつまみやチーズやサラミを載せたりするオリーブの木からできたプラトー(お盆)は、フランスの家庭には大抵あるマストアイテム。フランスのマルシェには、オリーブの木を使ったカトラリー専門店が出店していることもあるので見かけたら要チェック!

    液体で重いオリーブオイルは持ち帰るのも大変だけど、オリーブの木から作られたカトラリーならいつまでも使える素敵な思い出にもなるので、おみやげにもおすすめです。

     

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