パリ旅行をするなら、せっかくだから欲張ってどこか他の地方へも行ってみたい!そんな風に思っている方も多いのではないでしょうか。
パリの周辺には日帰りで行ける地方がたくさんあるので、限られた日程の中でも十分に楽しむことができるのです。私はこれを「おとなの遠足」と名付けて、パリに遊びにきた友人たちやお客様を気軽に遊びに行ける地方にご案内して楽しんでいます♪
シャンパンの街ランスへおとなの遠足へ
今日ご案内するのはパリ・東駅からTGV(フランスの新幹線)に乗って45分ほど東北東方面へ行ったシャンパーニュ地方にある「Reims(ランス)」という街。
「シャンパーニュ地方」というその名の通り、お酒好きにはたまらないシャンパンの街です。
美しき世界遺産!ノートルダム大聖堂
お楽しみのシャンパンはさておき、駅に降り立ったら美しく整備された街を歩いて世界遺産にも登録されている「ノートルダム大聖堂」の見学へ。
シャルル10世に至るまで、歴代のフランス王が戴冠式を行っていたというゴシック様式の傑作のひとつと言われる大きな大きな大聖堂です。
左右対称に2本の塔があり、正面のファサードには近くで見てもわからないほど繊細な彫刻が施されています。
中に入ると1番奥にある後陣礼拝堂には、シャガールが寄進したというブルーが美しいステンドグラスが。
思わず足をとめて見とれてしまう静かな大聖堂です。
世界遺産を眺めながらシャンパンで乾杯
ランスの街自体はトラムが走り、割と新しく整備された街。街のどんなカフェやレストランに入っても、ワインリストには驚くほどたくさんのシャンパンが並んでいます。さすがシャンパンの街!お値段もパリでは考えられないほど良心的なので、ひと休みの1杯はもちろんシャンパンを♪
ノートルダム大聖堂の目の前にも、カフェスペースのあるシャンパン屋さんがあるので、世界遺産の大聖堂を眺めながらの1杯なんていかがでしょうか?
パリとランス間は電車の数もかなり多いので、気軽に訪れる日帰り遠足にはおすすめの場所です。
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