3月の最終日曜日を境にサマータイム(夏時間)へ切り替わるフランス。3月下旬は日本では桜が見どころになる時期ですが、パリではまだコートが離せない日が続くことも珍しくありません。
でも、サマータイムに切り替わると気持ち的にはもう春!日に日に、陽が長くなっていくのを感じ、パリっ子たちのワクワクが止まらないご機嫌な季節に突入します。
春が楽しみなのは子ども達も一緒
大人たちがカフェのテラス席で楽しむ1杯や公園やセーヌ川でのピクニックを楽しみにしているのと同様に、ちびっこ達も外の公園で長〜い時間遊べる季節に♪
「ボート遊び」のことは以前のParis magの記事で紹介しましたが、その他にも「ポニー」「メリーゴーランド」「ゴーカート」などがパリの公園でよく見かける定番遊び。
特にリュクサンブール公園、チュイルリー公園、エッフェル塔前の芝生公園など、少し大きめの公園にはこれら子ども達のお楽しみが大集合しているんです。
メリーゴーランドはムッシューの手押し!
写真のエッフェル塔前の芝生公園にあるレトロなメリーゴーランド(ちなみにフランス語では「マネージュ」と言います)はなんと自動ではなく手押し式。ムッシューが「よいしょっ!」と押して動き始めたら、ぐるぐるレバーを回して回転させています。
今の時代によくこんなに古い手押し式のメリーゴーランドがあるなんて…と驚きますが、こんなところにも古き良きパリが残っているのを感じます。乗車するちびっこの年齢によってムッシューがゆっくり目に回したり、早く回したり変えていて、アナログなメリーゴーランドの割に幅広い年齢に対応しているんです♪
公園の並木道を往復するポニーもよく見負けます。憧れのポニーちゃんの背中に乗ったものの、緊張しすぎて固まっている子とか泣き出してしまう子がいたり…。
公園の並木道を歩きながら、そんなちびっこ達の遊ぶ姿を見てほっこりした気分になる春はもうすぐそこまで来ています♪
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