パリっ子の毎日の交通手段といえば、メトロ、バス、自転車、キックボード…など色々とありますが、まずはなんといっても便利なのはメトロ。パリ市内には14本のメトロが走っており、このメトロさえ乗りこなせれば縦横無尽パリのほとんどの場所に行くことができるのです。
パリのメトロはいたってシンプル!
JR、都営、市営などといくつもに分かれている複雑な日本の大都市とは違い、いたってシンプル。1番から14番の番号と色で表示されたメトロは観光客にもとても便利な公共交通機関です。
14本のメトロが放射状に広がっているようなイメージなので、パリの外側の方に行くと駅と駅の間隔がちょっと空いたりもするけれど、基本的に1駅1駅の間隔がすごく短く(ホームから覗くとお隣の駅が見えるくらい)、パリでは最寄り駅から自宅まで徒歩5分以内というのがほとんどです。パリで最寄り駅まで10分となるとかなり遠いイメージ。日本とはずいぶん違いますよね。
パリのメトロは本当に危険!?
そんな便利なパリのメトロ。ガイドブックやネットでは「危ない」という情報も多いようで、観光客の中には怖くて乗らないという人も。「できるだけ歩く」、「タクシーで移動」、「1人では乗らない」なんていう人がけっこう多いのが気になります。
便利なメトロを観光に使わないなんてもったいない!「危ない」というのは、あくまでも日本に比べればスリなどが多いという意味。
もちろん日本の感覚でいたらアウトですし、
カバンのチャックはきちんとしめなくてはいけない。スマートフォンなどをむやみに手に持っていない方がいい。お財布を車内で出すなんてもってのほか。うとうと居眠りをしていたら狙われるかも?!というように、ぼ~っと何も考えずに携帯をいじってカバンの中身を見せたまま居眠りしていられる日本とは違うので(日本が安全すぎ!)、注意しなくてはいけないことはたくさんだけど、女の子が夜1人で乗っていたら危険というほど物騒では、決してないので怖がらなくて大丈夫なのです。
パリ市内は均一料金というお値段システムもシンプルで簡単。夜は1時すぎまで、週末は2時すぎまで運行しているというかなり便利なパリのメトロ。パリ旅行にきたらぜひぜひ積極的に、でもカバンには十分注意して乗ってみてくださいね!