先日、パリの大人気クロスステッチ専門店「Le Bonheur des Dames(ル・ボヌール・デ・ダム)」のクロスステッチキットを紹介しましたが、冬は手芸をして過ごす人が多いフランス。
寒くて長い冬はおうちで手芸が人気
というのもフランスは、夏の日照時間が非常に長い(夜10時を過ぎても昼間のように明るい)代わりに、冬は朝の通勤通学の時間も真夜中のように真っ暗という極端に日照時間が短い寒くて暗い冬だから。なので、ポカポカ家の中でホットワインを飲みながら大好きな手芸を♪なんて人も多いんです。
手芸ファンが集結する手芸見本市
そんな手芸好きマダム達が年に1度楽しみにしているのが「手芸見本市」。パリっ子だけでなく、全国からTGV(新幹線)に乗って泊まりがけで来る人も多いくらい、人気の見本市です。
刺繍や編み物など裁縫関係のものだけでなく、手仕事に関するお店やブランドが一堂に集まって、その場で商品を購入できるようになっています。
パリにはセンス抜群の素敵な手芸店がいくつもあるけれど、あちこちに点在していたりして、案外手芸店めぐりも大変だったりするので、これだけのものが一度に比べながら見て買えるというのは便利で手芸好きにはたまらない!
手芸仲間とおしゃべりに花を咲かせながら大きな荷物を持って熱心に各スタンドを見てまわる人で大にぎわいなのです。会場の片隅のレストランコーナーで休憩がてら編み物に夢中になっている人なんかも見かけます。
各ブースではアトリエも開かれていたりして、やってみたかった分野に触れてみるきっかけも。私も毎年楽しみにしている展示会。今年ももちろん裁縫キットや刺繍の図案本を大量に買ってしまいました。買っただけで満足にならないようにしなくちゃ…。
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