パリのクリスマスは11月下旬からスタートします。そして、日本のように元旦やお正月という1年の節目となる行事も特にないため、1月をすぎてもクリスマスは継続。かなり長い間クリスマスモードが続くのです。
大晦日に1年間を振り返り、元旦に気持ちも入れ替え新しい年に突入する。日本の年末年始の過ごし方が身についていると、ちょこっと物足りない気持ちになることもありますが…。でも、ウキウキワクワクのクリスマスデコレーションやイルミネーションを長い間楽しめるのはヨーロッパのクリスマスならでは!
どこもかしこもクリスマスデコレーション
雑貨屋さんやカフェなどのウィンドウは店主自らが描くクリスマスのイラストや、かわいいクリスマス雑貨たちで賑わい、町中にクリスマスツリーやデコレーションが施されます。
パン屋、肉屋、魚屋、八百屋などの食料品店でも、店中にキラキラのモールと電飾が飾られ、店先にはサンタクロースが立っていたり。職種や店の形態に関わらず、みんなが一斉にクリスマスを楽しむ感じなのです。
チープなデコレーションから、毎年観光名所になる百貨店の見事な装飾まで、ありとあらゆるところがクリスマスのワクワク感に包まれます。これこそがパリのクリスマスの見どころなのです♪
普通のアパートでもクリスマスイルミネーション化!
住宅街周辺の主なメイン通りや商店街なども、通り沿いにずらっと電気のイルミネーションが設置されるんですよ!通り沿いにきちんと均等にジグザグ美しいイルミネーションのトンネルを作っている電飾をよく見ると、立ち並ぶ普通のアパルトマンのバルコニーなどなどに施されています。クリスマスのためなら、みんな協力するのが当然になっているんだなあと思わずほっこり。
日本でのお正月的存在とも言える、ヨーロッパの1年でもっとも大切な行事がクリスマス。クリスマスツリーのことや、クリスマスマルシェのことなどお伝えしたいことたくさんなのでまた次回の記事で書きますね!
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