今日はクリスマス。今年は自粛モードが漂っていますが、先日の記事でもご紹介したようにパリのクリスマスの装飾は相変わらずとっても華やかです!
クリスマスに期間限定で出現するオーナメント専用売り場
23日の時点ですでにどこの惣菜屋さんも長蛇の列。とにかく混雑を避けるため、朝8時すぎに買い出しに出かけましたが、すでにどこも列ができていました。我が家のすぐそばの通りは、おいしいものが集まるマルシェ通り。1つのお店に30人以上並ぶ人気です!これはコロナだからではなく、クリスマスシーズンのいつもの光景。家族や親戚と集まって24日、25日とご馳走を食べるのでみんなが買い物に出かけるのです。
今日は先日のパリ右岸のクリスマスデコレーションの続き、左岸編です。日本はクリスマスの夜が過ぎれば一気にお正月モード。商店街もデパートも町中の雰囲気がガラリと変わりますが、フランスではクリスマスモードがひたすら続きます。11月中旬からクリスマスデコレーションが始まり、1月中旬くらいまではずっと同じ光景なのです。
新年を迎えてもなんだか何も変わっていないような気がして、気持ちがピリッと引き締まる日本のお正月文化に比べると少し物足りない気も…。しかし段々と慣れてくると、1年で最も華やかなクリスマスデコレーションが長く見れるのも、これはこれで素敵だなあと思うようになりました。
世界最古の百貨店「ボンマルシェ」の外観
今日の写真はパリ7区にあるいちばん華やかで素敵な世界最古の百貨店『ボンマルシェ』とパリ15区にあるショッピングモール『ボーグルネル』。
毎年皆が楽しみにしている『ボンマルシェ』の吹き抜けフロア。正面のエスカレーターとのデザイン性の美しさも圧巻
『ボンマルシェ』はフランスの百貨店のなかで最も洗練されていて高級感のある店です。地元パリのお客様もセレブな人たちが多いので、お客さんたちのファッションを観察するだけでも楽しめたり。
空高く飛んでいきそうな巨大な気球
そしてもう1つは2013年にオープンして以来、地元パリっ子に人気で週末も大賑わいのショッピングモール『ボーグルネル』。ファッションブランドやインテリアブランド、本屋や家電製品、カフェやパティスリーなど、各分野での人気店が一同に集まっています。週末はいつでも賑わう地元パリっ子に人気のモールです!
シーズンごとに変わる吹き抜けの空間に登場する美しいデコレーションがお客さんたちの楽しみになっています。今年の年末年始はキラキラ輝く気球。暗いニュースばかり続いた今年ですが、クリスマス&年末年始のデコレーションは控えめになることもなく、いつも通りだったことがパリっ子の心を明るくしてくれました!
来年のデコレーションは、世界中からやってくる観光客の人も一緒に楽しめることを心から願って…。みなさま素敵な年末年始をお過ごしくださいね!
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