こんにちは!パン野ゆりです。
今回は番外編として、パリのパン屋さんではなく…僭越ながら、私が初めてプロデュースさせていただいたお店をご紹介します!
小倉にオープン!パンにも空間にもこだわった『PARK BAKER LAB.(パークベーカーラボ)』
北九州市・小倉にオープンした『PARK BAKER LAB.(以下PBL)』。お店のデザインは隅々までお任せいただき、パン作りはシェフと組んでレシピを考案しました!公園のすぐそばのパン研究所では、日々おいしいパンを小倉の皆さまにお届けできるよう、現地のシェフたちが奮闘しています。
お店のコンセプトは「食べるオブジェ」。同じ形、同じものは二度と作れない、パンという愛しい食べものをオブジェに見立ててディスプレイしてみました。1つひとつ丁寧にガラスドームにたたずむパンたちは、「おいしい」だけではなく「かわいい」面もアプローチ♪
内装は、美術館に来たような、少し緊張感のある空間をイメージしました。ただ、クールな印象になり過ぎないようにグリーンを入れたのも、私的にはポイント。
グリーンとライトのバランスが絶妙で、我ながら気に入っている一角です(笑)♪ディスプレイや内装にも力を入れたので、ぜひ見ていただけたらうれしいです。パンの種類は全部で15種類。少ない種類の中から、私がおすすめの選りすぐりのパンたちをご紹介します。
チョコフィリングをネジネジと巻き込んだ「NEJINEJI noir」!
特製のチョコフィリングをネジネジと巻き込んだチョコレートのパン「バブカ」。お店を代表するシグネチャーパンを決めるときに、迷わず「バブカにしましょう!」と提案しました。
そもそもバブカとは?
中東発祥のパンで、近年NYで流行。去年パリの『ATELIER P1』で食べたバブカが衝撃を受けるほど、おいしくておいしくて!日本でも身近にバブカが食べられるようになればいいなぁと思い、バブカにしました。東京で何店舗か食べられる場所はあるのですが、北九州ではおそらく?『PBL』のみ!
バターたっぷりなブリオッシュ生地の中には、オリジナルのチョコクリームとプチプチした食感が楽しいチョコチップ、上からドサドサのクランブル!チョコ好きや甘党な方には絶対に食べて欲しい一品。手土産にもおすすめなのです。
フレンチシェフとコラボレーションしたカレーパン「C.C.C」
『PBL』がある北九州市小倉のブティックホテル『THE STEEL HOUSE』 のフレンチシェフ・ケンタさんとのコラボパン。フレンチのプロが作るカレーというのが、これまた上品でおいしいのです♪
揚げるのではなく焼いたカレーパンは、サクサクとしたパン生地ながら噛むとモッチリ。食感がフクフクしていてお口が弾みます。メインのカレーは牛すじやジャガイモがゴロリ。さまざまなスパイスを調合して作られているので、風味も抜群。一方、辛過ぎないのもポイントでお子さまでもいただけると思います。上に乗ったピスタチオもアクセントに!
あんこが苦手でもペロリ!あんバター「KOKU」
あんこどっさーり!インパクトしかないあんこお化け(笑)。
もともと私があんこが苦手なので、あんこが苦手な人でも食べられるアンバターを作ってもらいました。あんこの甘さがスッキリしていてバターとのコクの共演が口内に広がり続けます…そしてパンはソフトで柔らかくモチモチ…。
お子さまにも、お年寄りの方にも、あんこが苦手な私にも(笑)喜ばれるあんバターができました。
ご馳走感MAXのピザトースト「KASANE」
PBLのピザトーストはチーズがどっさり!オリーブがたっぷり!パン生地はカンパーニュで少し酸味がある生地で、そこに自家製のピザソースと、たっぷりのお野菜とチーズ。ご馳走感MAXです!チーズのカリカリとカンパーニュのクラストのカリカリが合唱しメロディーを奏でるピザトースト。焼き直して食べるとおいしさ倍増なので、ぜひ温め直してくださいね。
あ!PARK BAKER LAB.では奥にカフェに繋がるイートインスペースもあります。
パン達をリベイクするトースターもご用意しているので、お店で温め直して食べることも可能ですよ♪
初めてパン屋さんをディレクションするという貴重な体験を通して、ますますパンが大好きになりました!
小倉にお越しの際は、ぜひぜひお越しくださいね。お待ちしております♪
- ■店舗情報
- PARK BAKER LAB.(パークベーカーラボ)
- 住所:福岡県北九州市小倉北区大手町12-3 THE STEEL HOUSE 1F
- 営業時間:7:00~18:00(売り切れ時は閉店)
- 定休日:毎週火曜日(祝日の場合は翌平日定休)
- https://www.instagram.com/parkbaker_lab/
■一緒に読みたい記事
パリ旅のマストスポット!居心地の良いカフェ『MARCELLE』