こんにちは!パン野ゆりです。今回は、前回のパリ訪問の際に訪れた『ALMA(アルマ)』に再訪問!『ALMA』はチェコの巻きパン「トゥルデニーク」がパリでも食べられるお店です。
この巻きパンが本当においしい!ということで再訪問した際に出会った食事系トゥルデニークをご紹介します♪
『ALMA』の食事系トゥルデルニーク
半年ぶりの『ALMA』。相変わらず人気店で、ひっきりなしにお客様が入ってきます。
バゲットやカンパーニュなど、ハード系パンで育ったパリの人たちにも巻きパンが受け入れられているんですね。
ここ、『ALMA』はテラスもありますし、イートインも充実。
こんな2階建ての席なんかもあり、子ども心がくすぐられるお店の作り。
さて、メニューはアボカドのトゥルデニークに決定して着席!
2階席に座りたい願望を横目に…一番奥の席に陣取りトゥルデニーク待ち(笑)。
ここでゆっくり座りながら、次はどこのパン屋さんへ行こうかな…なんて、旅の予定を立てるのも良いですね。この日は私も実際ここで色々と1日のスケジュールを整えました。
(少し遅めのお昼だったので、ここから『メゾン・プリソン』、『メルシー』、『ACNE』を流しつつ…サンマルタン運河まで歩いてみよう…!という1日でした♪)
と、話がずれてしまいましたがそんなこんな考えていると…チーズの香ばしい良い匂いが!!…!
じゃーん!来ました!
こちらがアボカドのトゥルデニーク♪
お!ホットドッグみたいになってる!
ビジュアルを観察しながらもとにかくチーズの香ばしい香りが特徴的。
俯瞰で見るとアボカドのグリーンとラディッシュの色が映えていてきれいです。上にはゴマとパプリカパウダーもトッピングされてさらにアクセント。
さっそくいただきます!
断面はこんな感じで、具材がモリモリっとインされています。
パンの表面はチーズが柄になっていると言っても過言ではないほど!(笑)
手に持つ感触もチーズのカリッとした硬さが指に伝わります。
そして何より、手で持つと熱い!(笑)
(フォークとナイフが添えられています。焼きたてのパンは熱々なので気をつけて持ってくださいね)
ひと口食べると口の中にアボガドがたっぷり侵入!チーズで焼かれたトゥルデニークが香ばしくて食感もパリパリ!ドライトマトのペーストがパン生地に薄く塗られていましたが、味付けは至ってシンプル!お野菜たちの素材の味と、パンの甘みとチーズの塩気。シンプルイズベストな采配。
ラディッシュ、アボカド、ゴマ…響きが全てヘルシーなのも耳触りが良きですね。
普通のトゥルデニークよりもチーズの食感が際立ち、パン生地自体はソフトに感じます。(そもそもこのトゥルデニーク、普通のパンとは全く食感が異なります。パンの表面はカリッと焼かれて、パン生地は一生触っていたい位ふっくらもちもち。例えるのならば、気持ちの良い未来のテンピュール素材のよう。とにかくおいしいのです♪)
パンは熱々で中の具材はひんやりのコントラストも楽しめて2倍おいしい!
うん!食事系トゥルデニークもおいしい!
おいしさに胃が開いてしまった私は、続けてトゥルデニークのミニサイズをオーダー(笑)。
“くるくる”の感覚が楽しい!トゥルデルニーク
ミニサイズはトッピングが1種類。以前の記事で紹介した際は普通のサイズのトゥルデニーク。そちらはトッピングが2種類なので見た目も随分変わりますね。
今回は大好きなシナモンをオーダー。
くるくるくるくる~
これこれ!この“くるくる~”が楽しい!
解きながら食べるこの感覚、パンを解くというパフォーマンスがとっても楽しい♪
シナモン味のトゥルデニークは本場のチェコで食べたスタンダードな物とほぼ同じ。
表面にまぶされたシャリシャリなシナモンが指にまとわりつきながら、(暖かくてしっとりだなぁ。ホワホワした上質なコットンのようだなぁ。このパン生地に寝そべってうたた寝がしたいなぁ…。)そんなことを考えていたらミニサイズもペロリと完食。驚き!
さまざまなショップが並ぶマレ地区で、チェコの巻きパンは食事系も充実!テラスもありイートインも広いので、ゆったりランチはいかがでしょうか?
もちろん、おやつにスイーツ系トゥルデニークもおすすめですよ♪
- ■お店情報
- Alma the Chimney Cake Factory
- 住所:59 Boulevard Beaumarchais, 75003 Paris(地図)
- 営業時間:[月〜土] 8:00〜18:00、[日] 9:00〜18:00
- https://www.facebook.com/almabeaumarchais/
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