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    テキスタイル好き必見!南仏・プロヴァンスの『ソレイアード美術館』

    太陽と自然がいっぱいで、野菜もフルーツも光り輝き、どこからかラベンダーの香りがしてくる…今日はそんな南仏プロヴァンスから、『ソレイアード美術館』をご紹介したいと思います。

    南仏プロヴァンスプリントの代名詞ともなっている有名ブランド『Souleiado(ソレイアード)』。日本でも人気のブランドですので、ご存知の方も多いと思います(名前を聞いたことがなくても、ソレイアード独特のテキスタイルデザインを見れば「ああ!」とわかる方も多いはず!)。

     

    セレブや王室にもファンが多いプロヴァンスの歴史あるブランド

    プロヴァンス地方の古い言葉で「雨上がりの雲間から差し込む日の光」を意味するという「ソレイアード」。

    プロヴァンスのテキスタイルを用いた雑貨、インテリア用品、洋服など、生活のあらゆるシーンに取り入れることができるアイテムで、南仏のライフスタイルを提案している200年以上の歴史を持つブランドです。

    故ダイアナ妃やモナコのキャロリーヌ王女などヨーロッパ王室やアメリカセレブなど、世界中にファンが!

    そんな愛され続けるプロヴァンステキスタイルの歴史を間近に見ることができる美術館がこの『ソレイアード美術館』。南仏プロヴァンスの人気観光地である「アヴィニヨン」と「アルル」のちょうど中間地点にある「タラスコン」という小さな街にあります。

     

    歴史と職人の技を垣間見られる展示内容

    ひとつひとつ職人の手による手彫りで作られた大量の版木などが飾られています。

    天然染料となる素材からさまざまな色を作り出していたアトリエ(まるで化学実験室のよう!)も。

    時が止まり、そのまま取り残されたような空間で、まるでタイムスリップしたような気持ちになるほど!

    現在もプロヴァンスプリントを代表するブランドとして伝統を守り続けている「ソレイアード」の歴史を知ることができます。

    「さすがフランス!」とうならずにはいられないセンスある展示の仕方も本当に素敵です(この美術館に限ったことではないですが、フランスは本当に美術館の展示の仕方や雰囲気の作り方にセンスを感じます。日本の郷土資料館などもちょっと参考にしたらいいのに…なんて思ってしまうくらい!)。

    敷地内にはかなり大きなブティックも併設されています。ちょっと行きにくい場所ではありますが、南仏プロヴァンステキスタイルが好きな方、手芸関係に興味がある方などにはぜひぜひおすすめしたい美術館です。

     

    • ■施設情報
    • ソレイアード美術館
    • 住所:39 rue Charles-Deméry 13150 Tarascon(地図
    • 電話:+33 (0)4 90 91 08 80
    • 営業時間:10:00-19:00(冬季は18:30まで)
    • 休館日:日、祝日 ※要問合せ

     

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