12月のクリスマスが終わると一気にお正月モードに突入する日本と違い、お正月のないフランスは1月中もず〜っとイルミネーションやショップのウィンドーなどはクリスマスムードのまま。そんな感じで新年を迎えるのですが、ひとつだけ様変わりすることがあります。
パン屋やパティスリーには、1月の伝統菓子「ガレット・デ・ロワ」が並びはじめるのです。キリスト教の公現祭(1月6日)に食べる習慣のあるアーモンドペースト入りのパイ「ガレット・デ・ロワ」。日本でも最近見かけるようになりましたね。
クリスマスが終わると町にはガレット・デ・ロワが並ぶ
クリスマスを境にして、クリスマスケーキ「ビュッシュ・ド・ノエル」の代わりに「ガレット・デ・ロワ」がずらりと並ぶこの変化は、唯一新しい年がやってきたことを感じる年末年始のパリの風物詩なのです(ちなみに、25日をすぎても売れ残ったクリスマスケーキも一緒に並んでしまっているところも多く、これもまたフランスらしい一面です♪)。
ガレット・デ・ロワの主役はフェーブ!?
この「ガレット・デ・ロワ」の中には、フェーブと呼ばれる陶器でできた小さな飾りが入っています。切り分けた「ガレット・デ・ロワ」の中にこのフェーブが入っていると、その人は1日王様になれるんです。
フェーブは人形や人気キャラクターの形、モニュメントの形、お菓子の形などデザインは様々。今日はそんな「ガレット」と同じくらい、もしくは「ガレット」よりもみんなが楽しみにしている主役フェーブを読者の皆様にプレゼントしたいと思います。
お店によっては毎年限定のオリジナルのフェーブを作ったり、全種類セットにしてフェーブだけを購入できるようにしてあったり、フェーブ」販売会や交換会が開かれたりとかなり熱心なコレクターがいるほど人気のアイテムなんですよ!
毎年、「どこのガレットがおいしい」ということよりは「どこのフェーブがかわいい」ということの方がみんなの話題にのぼるのです。
さて、今日はこの1月のフランス伝統菓子「ガレット・デ・ロワ」の主役ともいえるフェーブを読者のみなさんにプレゼント。
食器棚の片隅に飾ってもかわいいですよ。今年フェーブを引き当てられなかった人も、これをきっかけに毎年フェーブを集めてみてはいかがでしょうか!?
※応募を締め切りました!たくさんのご応募ありがとうございます。
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