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    本場ブルターニュの絶品ガレットを堪能

    前回に引き続き、今回もフランス北西部、ブルターニュ地方をご紹介いたします。ブルターニュ地方は南仏やボルドーなどと比べるとあまる馴染みのないエリアかもしれないですね。

    名物の塩バターキャラメル、りんごを使ったお酒「シードル」、そば粉のガレットなどなどを聞けば、ぐっと親しみが湧いてくるのではないでしょうか?

     

    ブルターニュ地方の絶品グルメ!ガレットを堪能

    以前、PARISmagでもパリのB級グルメのひとつとしてガレットのお店を紹介しましたが、このガレットはこのブルターニュ地方の郷土料理なんです。

    ブルターニュ地方を旅すると、もう、そこら中にガレット専門店が見つかります。

    どこの町のマルシェ(市場)にも、クレープ&ガレット屋台が入っていて、まるで魔法のようなスピードで生地を焼いています。日本でいえば人形焼を焼いているところを見入ってしまうような感覚でクレープ生地を焼いている様子をじ〜っと見つめてしまいました!

    スーパーでも、数え切れない種類のクレープ&ガレットの生地が売られていました。パリとは比べ物にならないほど豊富!

    ちなみに、フランスではハムやチーズを入れる食事系の塩系クレープ生地のことを「ガレット」(これがいわゆるそば粉のガレット)、甘いデザートの生地を「クレープ」と言って区別されています。

     

    自宅でも楽しめるガレット

    このそば粉のクレープ「ガレット」。実は、家でも簡単に作れるおしゃれ料理。用意しなくてはいけないちょっと特別なものはそば粉くらい。今は日本でもそば粉のガレットが広がりつつあるので、少し大きなスーパーなどに行けばガレット専用の粉が売っていることも珍しくなくなってきています。

    具材はチーズ・ハム・卵の3つが基本の基本!フランスでは、この3つが入ったメニューを「コンプレ」(=完璧な、全部揃っている)と呼ぶくらい超ド定番の組み合わせ。卵は黄身だけを生で入れるのが人気です。

    卵ときのこ、チーズで作ってみました

    これ以外には、「森風」と名付けられたマッシュルームやフレッシュクリームを入れたもの(キノコ類はオリーブオイルと塩胡椒で炒めたものを使用します)もありまし。他には、スモークサーモンやほうれん草やフレッシュクリームを入れた「北欧風」、ジャガイモやベーコンや玉ねぎを入れたもの「田舎風」、トマトペーストやモッツァレラチーズやバジルを入れた「シチリア風」などなど。様々な種類のガレットがあります。

    中身は好きなものを入れてもOKなのがガレットの魅力♪組み合わせ次第でいろいろと楽しめるので、パスタやグラタンの具などを参考に考えてみると◎。冷蔵庫に余っているものでお腹も満足なガレット』が作れますよ。

    失敗しないコツは、ガレットの生地を先に焼いておくことと、中に入れる具材を用意しておくこと!きのこやじゃがいもなど加熱して食べるものは先に炒めておくようにしましょう。要は、フライパンの上で温め直しながら合体させて完成させるくらいの気持ちで♪

    四隅を折りたたむと本場っぽい形になりますが、あまり大きなフライパンがない場合などはそのままでも半分に折りたたんでもいいと思います。好きな形でOKです。

    自宅で手軽にフランスの味を楽しめる「ガレット」ぜひチャレンジしてみてくださいね!

     

    ガレットの作り方

     

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