前回から引き続き、今回もパリコレについて。セレブたちが集うイメージがあるパリコレを一般の方が楽しむ方法を紹介したいと思います。
パリコレの会場を特定するのが大変!
まずは、パリコレ会場前まで行くことができれば、かなり優等生。そう、これが一番の関門なのです。パリコレ数週間前にフィックスされるスケジュール表を入手するとよいでしょう。日程やスタート時間は運営団体のサイトなどに明記されているので、おすすめです。しかし、最近では警備が厳しく、会場は招待状にのみ記載されているため、一般にはショー会場が告知されにくくなってしまいました…。会場の詳細は残念ながら口コミに頼るしかなさそうです。
ヒントもいくつかあります。例えば、街でこんな車を見かけたら、これはオフィシャルのショー会場に行くための車ですので、目印になりますね!
招待状を持っている人が、駅から立て続けに出てくることもあるので、要チェックです。
たくさんの人で賑わうパリコレ会場前
さて、運良く会場まで行けたら、こんな人だかりがあるに違いありません。入り口では、ショーの準備が整うまで入場を規制することが多く、人だかりでできてしまうのです。始まるのは、恒例のように30分遅れ!フランスらしいですね。
こちらの看板はカメラマンが並ぶ列。私も、雨の日も朝早くから何時間も並んで撮影したこともあります(撮影ももちろん招待状が必要です)。
会場前ではいろんなプロモーションが繰り広げられるので、それを狙って多くの人が集まります。
アーティストが絵を描いたり、学生によるパフォーマンスなど、さまざま。
期間限定の無料新聞やコスメの試供品をもらえることもありますよ。
パリの街中にはモデルがたくさん!
ファッションウィーク中、街にはファッションピープルが増え、レストランやバーなどもいつもにも増して華やか。ショーウィンドーもこの頃から新作が並びます。
ショーの数日前には、街でモデルに会うこともしばしば。どのメゾンもモデルのキャスティングを直前にしますから、モデルさんたちはアポイント巡りで大忙しです。この時期は結構普通にモデルさんたちが地下鉄に乗っていますよ。モデルは大抵、手にブックを持っているので、これが目印!
憧れのパリコレ。会場内に入ることは難しくても、パリの街を散歩して、パリコレのお祭りの空気を味わうのも楽しいですよ!
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