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いつもと違うパリ旅を味わう!老舗陶器ブランド『GIEN(ジアン)』で絵付け体験

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いつもと違うパリ旅を味わう!老舗陶器ブランド『GIEN(ジアン)』で絵付け体験

エッフェル塔や凱旋門などの観光スポットを巡ったり、ビストロやパン屋さんでおいしいものを食べたり、ショッピングを楽しんだり、いろいろな楽しみがあるパリ旅行ですが、せっかくならパリでしかできない特別な体験もしてみたいもの。

そんな方におすすめのフランスの老舗陶器ブランド『GIEN(ジアン)』の絵付け体験をご紹介したいと思います。

 

マドレーヌ地区にある『GIEN』のショールーム

『GIEN(ジアン)』のショールームマドレーヌ地区にある『GIEN』のショールーム

今回の絵付け体験をする場所は、パリのマドレーヌ地区にある『GIEN』のショールーム。

マドレーヌ寺院すぐ近くにはマドレーヌ寺院も

このエリアには、紅茶をはじめとするパリの美食ブランドとして知られる『FAUCHON(フォション)』の本店やマスタードの『Maille (マイユ)』のブティック、トリュフを堪能できるレストラン『MAISON DE LA TRUFFE(メゾン・ド・ラ・トリュフ) 』など、ラグジュアリーな食材店や高級ショップが並んでいます。

『GIEN(ジアン)』は1821年から続くフランスの陶器ブランド。

『GIEN』は1821年から続くフランスの陶器ブランド。

『GIEN(ジアン)』の家紋が描かれたお皿家紋が描かれたお皿

ショールームの階段の壁面にはお皿がずらりと飾られています。これは家紋が描かれていて、12枚または14枚がセットになっているそう。ちなみに、赤いお皿は結婚式のために特別に作られたものとのこと。

『GIEN(ジアン)』のショールーム2階のショールームの様子

 

『GIEN』の歴史と制作工程を知る

今回の絵付け体験は、パリの日常体験ツアー「PARIS TABI TOURS(パリ旅ツアー)」が企画しているもの。今回は長年『GIEN』のツアーパートナーを努めているコナ・ソレーヌさんがガイドしてくださいました。

『GIEN(ジアン)』のお皿の裏には、手描きを示すアーティストのイニシャルが「Les Grands Oiseaux」のお皿、手描きを示すアーティスト2人のイニシャルが記されています

絵付け体験を始める前に、まず『GIEN』の食器の特徴や歴史についてソレーヌさんが教えてくれます。

『GIEN(ジアン)』の食器は、スタンプによって作られた年代もわかりますスタンプによって作られた年代もわかります

職人による手仕事で作られている『GIEN』の食器ですが、絵柄も手描きとモダンプリントの2種類あります。手描きのものには「peint main(手塗りの)」、プリントのものは「fait main(手作りの)」とフランス語で裏面に書かれているとのこと。

また、絵を描いた人のイニシャルが記されているのですが、1枚のお皿でも途中で描き手が変わることもあるそうで、2人のイニシャルがあるお皿もありました!

モダンプリントのシートモダンプリントのシート。焼くと透明に

『GIEN(ジアン)』の食器の制作過程がわかる棚

こちらの棚では、食器ができるまでの過程を知ることができます

セラミックの材料となる、砂・粘土・カオリンセラミックの材料となる、砂・粘土・カオリン

「『GIEN』は、パリから1時間くらい南にある、サントル・ヴァル・ド・ロワール地域のジアンという場所で始まったブランドです。1821年にイギリス人の実業家トーマス・ホールがロアール川を訪れ、川底に砂・粘土・カオリンあることに気づきました。

その3つと水を混ぜたらセラミック生地を作ることができ、焼いたら陶器になると考え、陶器づくりが始まったんです」とソレーヌさんが教えてくれました。

ティーポットの部品ティーポットの部品

お皿や食器の種類によって、型を使っているものやマシンで押し出してかたちを作るものもあるのだそう。成形が完成したら、1度焼きあげます。

左:シルクペーパー、右:模様をつける鉄板のツール左:シルクペーパー、右:模様をつける鉄板のツール

お次は絵付け。こちらはシルクペーパーと『GIEN』の伝統的な柄が彫られた鉄板のツール。絵柄を陶器に描くためのツールです。

陶器に絵柄を転写

この鉄板に絵柄のパターンが彫ってあるので、この溝にインクを入れて、シルクペーパーを重ねることでインクを転写させます。そのシルクペーパーを陶器に貼り付けることで、その絵柄を写すのだそう。これは19世紀から行われている技術なのだとか。

絵柄を転写したあとは色をつけます

絵柄のパターンを陶器に写したあとは、色をつけます。

色見本

着彩はパウダー状のものを使ってしていきます。ここに並んでいる色は一部で、実際の工場にはものすごくたくさんの色があるのだそう!

「『GIEN』の工場には、色を考え、色の見本を作る専門の部署と、それとは別にペイントをするアーティストが所属する部署にわかれています。実際に色をつけるアーティストの人たちの頭には、それぞれ色見本の色が入っていて、『この絵柄のテーマだから何番の色!』という風に、瞬時にわかるんです」とソレーヌさん。

さらに「違うテーマの食器に絵を描く際は、同じ色を使わない」という驚きのこだわりも教えてくれました。

陶器に色を付けたところ

色をつけたらもう1度焼き、色を定着させます。最後に釉薬を塗って焼いたら完成です。

  • ①食器の形をつくる
  • ②焼く
  • ③模様をつける
  • ④色をつける
  • ⑤焼く
  • ⑥釉薬を塗る
  • ⑦焼く

という工程を経て、できあがる『GIEN』の食器。なんと、できあがるまでには、丸1日かかるそうです。

絵付け体験ツアーでは、すべての工程はできないので、「④色をつける」工程を体験できます。

 

いざ、絵付け体験へ!

『GIEN』の伝統的な花柄・牡丹(Pivoines)シリーズ

絵付け体験をする模様は、『GIEN』の伝統的な花柄・牡丹(Pivoines)シリーズです。エプロンをつけて、さっそくスタート。

『GIEN(ジアン)』の絵付け体験スタート

「本当に簡単にできるように、お皿には模様の下書きがあります。色を混ぜてお好みのカラーを作ってみてくださいね」とソレーヌさん。

『GIEN(ジアン)』の絵付け体験

私は伝統的なカラーをベースにして、色を作っていきました。やはり伝統的なカラーが人気だそうですが、ブルーやピンクなど、好きな色を作って絵付けすることができます。

絵の具を混ぜて色を作っていきます

頭の中では、「この色とこの色を混ぜたら、イメージする色になる」と思っていても、実践してみると色のバランスが絶妙でむずかしい!イメージする色が作れず困っていると、ソレーヌさんがアドバイスしてくれました。

ソレーヌさんは、ジアンの工場でスタッフの方から絵付けのやり方をレクチャーしてもらったのだそうです。

絵付け完了

小さなサイズのお皿ですが、約1時間半かけて絵付けが完了!すごく集中してしまいました。

「この牡丹(Pivoines)シリーズは1番簡単なパターンなので、職人たちは1枚を15〜20分くらいで描き上げます。動物のモチーフだともう少し時間がかかりますね。工場ではもっと厳しくルールや絵付けの順番が決められていて、完璧に絵付けができるようになるまでには、だいたい2年はかかるんですよ」とソレーヌさんが教えてくれました。

絵付けをしたお皿に、『GIEN』のスタンプを押してもらいます

絵付けをしたお皿に、『GIEN』のスタンプを押してもらいます。最後にイニシャルを描いて完成です。

完成したお皿は、包んで『GIEN』オリジナルのカマンベールチーズ型の容器に入れてくれます

完成したお皿は、包んで『GIEN』オリジナルのカマンベールチーズ型の容器に入れてくれます。

ツアーに参加するお客さんは、フランスが初めてという方ももちろん、もう何度も訪れているリピーターの方などさまざま。普通とはちょっと違ったツアーをやりたい、体験してみたい、とっておきのお土産が欲しいという方にぴったりです。世界で1つだけの、オリジナルの絵付け体験をぜひお試しください。

 

  • パリ旅ツアー
  • GIENの絵付け体験ツアーはこちら
  • 料金:1名様90ユーロ
  • ※参加者2名以上で開催します。
  • ※お皿は焼き上げないため、絵付けしたお皿は鑑賞用としてお楽しみいただけます。

 

  • ■お店情報
  • GIEN(ジアン)
  • 住所:18 Rue de l’Arcade, 75008 Paris(地図
  • 電話:+33 1 42 66 52 32
  • 営業時間:10:30〜19:00
  • 定休日:日曜日

 

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