春といえば、1年でいちばん花にときめくことの多い季節ではないでしょうか。かわいらしい淡い色をはじめ、自然から生まれてくるのが信じられないくらいポップな色やカタチまで。どの花たちもこの季節を待っていました!とばかりに立派な姿で咲き誇ります。
写真協力:BALANCE FLOWER SHOP
秘めたる気持ちを隠し持っているように、ふっくらと蕾を閉じているチューリップ。薄い花びらが幾重にも重なったラナンキュラス。甘い香りを解き放つスイートピー。
1年に1度、この季節しか出会うことのできない花々の姿ほど、春を強く意識させられる存在は、都会で暮らす私たちにとってそう多くはないような気がします。
そんな春爛漫を前に“花のある暮らし”を楽しませてくれるキュートな相棒『フラワーマン』をご紹介いたします。
枯れていく過程までポジティブに見せてくれるフラワーマン
真っ白く丸みあるボディに、さらさらとしたマットな質感。人間顔負けの佇まいを醸し出している彼らの名前はフラワーマン。
“花が枯れていく過程を楽しくポジティブに見せられないか…そんな思いからフラワーマンは生まれました。ぼんやり考え事をしたり、窓の外を眺める時、ふと気がつけばフラワーマンがいる。ご自分用にも、大切な人へのプレゼントとしても選んで頂けたら嬉しいです。”(公式サイトより)
そんな想いを出発点に、一輪挿しらしからぬ目新しい姿の花瓶として、デザイナーの坂本史さん・内山知美さんの手によって、フラワーマンは生み出されたそうです。
親しみのあるフォルムが花と共に癒しをくれる
「立てば芍薬 座れば牡丹 歩く姿は百合の花」。思わずそんなことわざを思い浮かべてしまうこの姿。
「スタンディング」と「シッティング」の2種類はそれぞれ違った趣があります。初めのうちは見慣れなさを感じてしまうかもしれませんが、それは束の間のこと。気がつけば元からそこにいたように、すっかりお部屋の一部として、私たちの暮らしを見守ってくれている彼らの持つ独特な存在感。知らず知らず心が癒されてしまうこと間違いなし。
生きた花を飾る楽しみ
近年ではドライフラワーやブリザーブドフラワーなど枯れない花の人気も高まり、生きた花をお部屋に飾るというのは少しばかりハードルが高いと感じる方もいるかもしれません。
味わいのあるそれらももちろん良いのですが、今の季節はひかりに満ちた春。私たちの日常にささやかな色を与え、すっきりとみずみずしい気持ちにさせてくれる生きた花を飾るにはうってつけの季節のように感じます。
変化の過程も生きた花ならではの時間
生きた花はお部屋の温度や太陽の当たり方、風通しの良さやお水の状態によって日々少しずつ変化をしていきます。花の種類によって、その変化も様々。その少しずつ変わっていく変化の過程を見守ることは寂しくもありながら、とても豊かな時間なのではないかと思うのです。
「そんなに考え込まなくても、大丈夫」と、枯れゆく姿の彼らからこちらが励まされているような気持ちに。
「大丈夫。また来年の春、きっと会えるのだから」と。
“変化していく花を楽しむ暮らし”をこの春、始めてみてはいかがでしょうか?
フラワーマンと一緒なら、きっと枯れていく姿さえも愛おしく感じてくるはずですよ。
- ■商品情報
+d フラワーマン - 取扱店:KONCENT蔵前本店