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木の温もりを感じられる『おもちゃ美術館』でピーターに会おう!

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木の温もりを感じられる『おもちゃ美術館』でピーターに会おう!

世界中から愛されている、いたずら好きなうさぎの物語『ピーターラビットのおはなし』。

そのピーターラビット™と木育を推進するおもちゃ美術館がコラボレーション。福岡を皮切りに、全国12館のおもちゃ美術館で『自然となかよし ピーターラビット™』が開催されます。

今回は特別に、東京おもちゃ美術館での様子をレポートでお届けします!

※東京おもちゃ美術館での開催は終了しています。

 

自然保護活動×木育で「Friend to Nature」の想い伝える

『ピーターラビットのおはなし』の作者、ビアトリクス・ポター™は、39歳のころにロンドンから湖水地方に拠点を移し、晩年は牧羊と自然保護活動に力を注ぎました。

世界中で今もなおポターの「自然を未来につないでいきたい」という想いが受け継がれています。

今回のコラボレーションは、ピーターラビットの「Friend to Nature~ピーターラビットの暮らす自然がいつまでも守られますように~」というメッセージと、おもちゃ美術館の「木の文化を継承し、自然を大切にする心を育て次世代につなげていく」という木育への理念が共感し合い開催となりました。

東京おもちゃ美術館館長の多田千尋さんは、「以前より作者のビアトリクス・ポターさんの理念に共感し、おもちゃ美術館の思いと自然保護活動がマッチすると思っていました。なので、このプロジェクトがスタートした時は本当にうれしかった。この取り組みによってより森のファン、木のファンを増やしていきたいですね」と熱く語りました。

 

<木育とは>
2004年に北海道で生まれ、2006年に「森林・林業基本計画」の中で閣議決定された活動。木材、特に地域材を活用した子育て、子育ち環境の整備をし、子どもをはじめとする全ての人たちが、木のぬくもりを感じながら、楽しく豊かに暮らしを送ることができるようにしていく取り組みです。

 

日本は世界有数の森林大国でありながら、ヨーロッパ諸国に比べて森林で過ごす時間も少なく、木材について強く意識することもありません。

このコラボレーションには、遊びを通じて森林や自然の保護について興味を持つきっかけになれば、という想いが込められています。

 

ピーターと一緒に記念撮影!開催中のイベントをレポート

コラボレーションのきっかけを知ったら、今度はどんなイベントなのか知りたくなりますよね。

今回のイベントでは、3つのワークショップが開催。

「ピーターラビット™ふれあいグリーティング」は、ピーターと一緒に写真を撮ることができる特別な時間。みんな「ピーター!」と大きな声で呼んで迎えると、会場は大盛り上がり!どんなポーズで撮影するか迷っちゃいますね。

ピーターと一緒に撮った写真は、一生の記念になるはず。

「木のペンダントづくり」は、木の端材を使って、自分だけのオリジナルペンダントを制作できるワークショップ。

まずは木の香りをかぐところからスタート。紙やすりで削って木の変化を楽しみながら形を整えていきます。ピーターラビットのスタンプを押して、リボンを通せば世界に1つしかないペンダントの完成!

木の香りや手触りを直接感じられるワークショップは、まさに木育ならではですね。

他にも、絵本『ピーターラビットのおはなし」シリーズの紙芝居の読み聞かせも開催。120年間愛され続けてきた名作を、紙芝居でも楽しめます。

ぜひお子さんとお楽しみください。

 

赤ちゃんから年配の方まで、みんなが楽しめる美術館

『自然となかよし ピーターラビット™』が開催されていた東京おもちゃ美術館は、見て触れて遊べる体験型のミュージアム。館内にはいろんな部屋があり、それぞれテーマに沿った楽しみ方ができます。

もっとも人気のある「おもちゃのもり」は、床やセンターハウスが無垢の国産材で作られていて、まるで森の中にいるような空間。

靴を脱いで、まずは足から直接木の温もりを感じましょう。

センターハウスの階段は、子どもたちが大好きな場所。

登ったり降りたり、上の階の柱の隙間から覗いたり。笑顔あふれる子どもたちで賑わっています。

播州そろばんのブースには大きな枡の中に、そろばんの珠がたっぷり!そのまま手を入れても気持ちがいいし、備え付けの芯に珠を刺して遊ぶこともできます。

そのほかに、大小の木製ボールプールや、積み木などの木製のおもちゃがあちこちにあって、この部屋だけで、身体を使う遊び、手先を使う遊び、ちょっと考える遊びなどいろいろな体験ができます。

ここは2歳までのお子さんとその保護者限定の「赤ちゃん木育ひろば」。

赤ちゃんが安心安全に遊べるよう設計されたお部屋で、国内10地域もの無垢スギ材が使われており、床暖房いらずの温かさです。

アート作品・スギコダマで木の美しさに触れ、おもちゃで木の特徴を知ることができますよ。

「ゲームのへや」は大人も楽しめるボードゲームの部屋。オセロといったスタンダードなものからドイツ製の難易度の高いゲームまで、世界中のボードゲームにチャレンジしてください。

この部屋にはフランスのアーティストによるブリキ作品「サンタクロース号」なども展示されていて、“美術館”といった雰囲気です。

「おもちゃのまち あか」にある子どもサイズの茶室「四谷庵」。実際にお茶会も催されます

そのほかにも、日本の伝統おもちゃで遊べる「おもちゃのまち あか」、農場・お店・食卓といった食事の流れを学べる「おもちゃのまち きいろ」、工作ができる「おもちゃこうぼう」など、バラエティに富んだ部屋があり、さまざまな体験ができます。

廃校になった旧四谷第四小学校の校舎を活用

「このおもちゃどうやって遊ぶのかな?」と気になったら、ぜひ近くにいる赤いエプロンのおもちゃ学芸員さんにご相談を。

元エンジニアや元保育士など、さまざまなバックボーンを持つおもちゃ学芸員さんが親切に教えてくれます。

お子さん連れのご家族だけでなく、海外からの旅行者、課外活動の高校生、デート中のカップルなど、平日にも関わらず多くのお客さんが来ていました。

イベントは9月以降に各地を巡回します。

徳島木のおもちゃ美術館は、まるで大きな森にいるような気分になれます。

山口にある長門おもちや美術館は、森と海がテーマの美術館。おもちゃ美術館専用のキッズクルーズ船「弁天」で近郊の海を巡れるのは全国でもここだけ!

各地の美術館それぞれに特徴があるので、巡ってみたくなりますね。

次回のおでかけスポットの候補に入れてみては?

***

「自然となかよし ピーターラビット™」は、このあと全国のおもちゃ美術館で開催されます。木のぬくもりのあるおもちゃと遊んで楽しみながら、ピーターに会いに行ってみてくださいね!

 

▼ピーターラビット™ Friend to Natureの詳しい内容はコチラ
ピーターラビット™ Friend to Nature特設サイト

 

™&©FW&Co.,2023

 

 

 

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