年末に近づいてきて、大掃除のことがチラついてきましたが、準備はいかがでしょうか？なかなか重い腰が上がりにくい大掃除ですが、そんな時におすすめなのが掃除用洗剤を新調すること。
近年、地球環境に優しいサステナブルな商品が増えてきましたが、身近な商品として取り入れやすいエコ洗剤も豊富です。そこで今回は、大掃除にぴったりなエコ洗剤をご紹介。
紹介してくれるのは、エコ洗剤に詳しいライターの成瀬夏実
さんです。
どこにでも使える！電解アルカリ洗浄水 『超電水クリーンシュ！シュ！』
電解アルカリ洗浄水 『超電水クリーンシュ！シュ！』は水を電気分解し作られた洗浄水。そのため、人にも環境に優しいんです。なのに油汚れに強いのが特徴で、しつこい油汚れもしっかりと落ちるだけでなく、キッチン周りなど強い洗剤を使いたくない場所に最適です。キッチンや電子レンジの掃除にもおすすめですが、アルカリ電解水で掃除すると効果を発揮するのはフローリング。
食べ物・飲み物の汚れから、足の裏の皮脂汚れなど目に見えない汚れが溜まるところもこの洗浄水をシュッと吹きかけて掃除すればすっきり。
洗剤成分が残らないのも嬉しいポイントで、二度拭き、水拭きは不要です。これを使ってフローリングを掃除するだけで皮脂の汚れがきれいに取れて、ツルツルな床になりますよ！
雑巾掛けは結構体力を使いますよね。そんな時は、フローリングワイパーに雑巾をつけて拭きましょう。自分の体重をかけるだけなので、雑巾掛けより楽ちんです。
- ■商品情報
- 電解アルカリ洗浄水 『超電水クリーンシュ！シュ！』（ケミコート）
- 公式HP
- 取扱店舗：東急ハンズ、ハンズマン
- ※在庫状況は店舗によって異なりますので、電話等で確認してください。
匂いが気にならない『風呂床の洗浄剤』
木村石鹸は、生活者と環境の両方に配慮したバランスの良い製品が揃っている石鹸メーカー。『風呂床の洗浄剤』は、銭湯などで長年販売してきたプロ仕様を家庭向けに改良した粉状の洗浄剤。
ついつい後回しにしてしまう風呂床は、滅多に掃除しないせいかピンク色のカビが全体的に広がりがちです。
そんな時は、濡らした床にこの洗剤を撒いて軽くこすり、水で洗い流すだけ。
使い方はとっても簡単なのに、ここまできれいになります！
強力な洗浄剤と違って、無臭なのもうれしいポイント。また、何時間も待つことなく、軽く擦るだけで強力な洗浄剤と同じくらい風呂床がきれいになるもの便利ですよね。とにかく洗い上がりの床が気持ちいいですよ。
- ■商品情報
- 『風呂床の洗浄剤』（木村石鹸）
- 公式HP
- くらしの丁度品店
- 楽天市場 木村石鹸公式ストア
- キナリノモール
- 取扱店舗リスト
これ一本で汚れが消えるガラスクリーナー
こちらはニュージーランド発の人にも環境にもやさしい老舗ナチュラルトータルケアブランド『ecostore（エコストア）』のガラスクリーナー。地球環境に配慮した洗剤はもちろんのこと、パッケージは、サトウキビを原材料とする100％リサイクル可能なエコ容器「シュガープラスチック」と、再生プラスチックを混ぜて作られています。
窓は頻繁に掃除しない場所だからこそ、汚れも溜まっています。しかも大掃除の中でも特に時間がかかってしまいますよね。何度も拭いているのに、拭き残しがあったり、ムラができたりしてませんか？
一度汚れを落としてから、ガラスクリーナーで最後綺麗に仕上げるというやり方もありますが、エコストアのガラスクリーナーはスプレーし乾拭きするだけできれいに仕上がります。
一度の拭き取りだけで汚れもごっそり取れてムラもありません！雨風によって付いた汚れもすっきり、見通しもよくなって気持ちいですね。
さらにサスティナブルな商品『リフィルコンセントレート ガラスクリーナー』が新登場。50mlのガラス瓶に入った濃縮タイプで、450mlの水で薄めて使う商品です。
再利用なガラス瓶で、サイズもコンパクトで保管場所もとらないとても便利なアイテムです。
ユーカリの香りでいい気持ち！『暮らしの重曹せっけん 泡スプレー』
環境にいいと言われている重曹。環境や人体に及ぼす影響はほとんどなく、排水としてそのまま流しても海や川を汚すことはありません。でも、水との配合などが面倒と思ってしまいませんか？「もっと使いやすいものはないかな_」と探していた時に見つけたのがこの『暮らしの重曹せっけん』です。
石けんの力と重曹で汚れをしっかり落とす、スプレータイプのナチュラルクリーナー。爽やかなユーカリの香りです。
泡のスプレータイプなので、水回りに最適。トイレ掃除に使えばユーカリの香りが広がって爽やかになります！
- ■商品情報
- 『暮らしの重曹せっけん 泡スプレー』（ミヨシ石鹸）
- 公式HP
掃除用洗剤がきっかけで、家中を掃除することにハマる
もともと掃除を頻繁にするタイプではなく、気が向いた時に掃除をする程度だったという成瀬さん。
「ある時、水垢のウロコ落とし用洗剤を使ったのをきっかけに掃除用洗剤にどハマりしました！」
それ以降、気になる洗剤があれば買って試して、というのを繰り返したそうです。しかし、汚れが溜まりに溜まったところには強力な洗剤を使うことで、ごっそりと綺麗になって気持ちいいのですが、匂いがきつかったり、手が荒れてしまったりと頻繁に使えるものではないと感じたそう。
そこで、環境配慮された洗剤を使ってみると、意外とちゃんと落ちることが判明。「特に食器洗いだと、泡立ちが弱いことや洗浄力がないなど少々デメリットなことはありますが、洗剤を使わなくても落ちるスポンジと併用することで洗浄力に関してはカバーできます」と成瀬さんは言います。
そこから、普段使うものはそのまま水で流れてしまうからこそ、環境配慮された洗剤を使うようになりました。今となっては、サステナブルな洗剤を使うのが成瀬家の中でのスタンダードとなったそうです。
今年の大掃除をきっかけに、普段使うものを見直してサステナブルな洗剤で大掃除してみてはいかがでしょうか。
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