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佐藤江梨子さんの日々の暮らしと小さなしあわせ

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佐藤江梨子さんの日々の暮らしと小さなしあわせ

PARISmagが気になる方々へ会いに行き、「小さなしあわせ」のヒントを教えてもらうインタビュー企画。今回のゲストは10月14日公開予定の映画『リングサイド・ストーリー』に出演する佐藤江梨子さんです。

いつまでも役者の夢を追い続けている彼氏のヒデオ(瑛太さん)を支える、強くも優しい女性、江ノ島カナコを演じた佐藤さんに、映画についてのお話、忙しい日々の息抜き、お子さんとの暮らし、そして、小さなしあわせについて伺ってきました。

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佐藤江梨子(さとう えりこ)

高校在学時の1999年、『大磯ロングビーチキャンペーンガール』に選出され、芸能界入り。『キューティーハニー』(04年/庵野秀明監督)では抜群のプロモーションを生かし、強烈な印象を与え話題を集めた。『腑抜けども、悲しみの愛を見せろ』(07年/吉田大八監督)では、第29回ヨコハマ映画祭主演女優賞を受賞。最後の昼ドラ『嵐の涙〜私たちに明日はある〜』(15年/CX)では主演を務め、『セシルのもくろみ』(17年/CX)に出演し、映画のみならず、ドラマ、舞台、CMと幅広いジャンルで活躍中。

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自分の周りの人たちを参考にして演じた

映画『リングサイド・ストーリー』出演 佐藤江梨子さんインタビュー

—今回、ダメ男のヒデオに厳しいことを言いながらも、近くで見守る強くも優しい女性カナコを演じてみて、ご自身と似ているなという部分や逆にここは違う部分はありましたか?

佐藤江梨子さん(以下、敬称略):子どもが生まれてから、どちらかというと母親の役が多かったので、今回久々に独身の女性でした。最初は、「やっぱりドキドキするのかな〜瑛太さんが夢に出てきたらどうしよう?」なんて思っていたんです。でも、緊張もしたんですけど、家族のような安心感というか安堵感で話が流れていくので、日常の続きみたいな感じで演じることができました。

映画『リングサイド・ストーリー』出演 佐藤江梨子さんインタビュー

—違和感なく演じられたということですか?

佐藤:そうですね。自然に演じることができましたね。逆にK-1とかプロレスは私自身も全然知らない世界だったので、「あ、こういう世界があるんだ!」と、カナコ同様に知っていく感じでした。

選手の方たちがみんな、スポーツマン精神にのっとった健康的な方ばかりなんです!勝手に感動しちゃって、「いいね〜、もっとがんばりなよ!スーパースターになっちゃえ、なっちゃえ!」みたいに盛り上がっていました(笑)。

映画『リングサイド・ストーリー』出演 佐藤江梨子さんインタビュー

—本当にカナコのままだったんですね!

佐藤:そのままでしたね。カナコは選手やヒデオを支える側の人間でしたが、私自身もずっとマネージャーさんやスタッフの方に支えられて、こうして女優のお仕事をできているので、自分がこれまで見てきたマネージャーさんたちが、カナコ像になっていった感じもありました。そういう役を演じることができてすごくよかったです。

私自身の周りの方たちを見て「あ、こういう人はこういう動きしているな。こういう動きしている人いるな」というのを見て研究するのが楽しかったですね。

 

子どもに胸を張れるような仕事がしたい

—ヒデオには譲れない夢があって、周りを巻き込みながら叶えようとしているのか…、していないのか…みたいな人でしたが、佐藤さんご自身は、人に何を言われようと譲れない夢や叶えたい目標みたいなものはありますか?

佐藤:いや〜、今、息子に言われたら、いろいろと諦めちゃうかもしれないなとも思いますね。やっぱり自分の時間を作るためには、保育園だけじゃなくて、親だったり、旦那さんだったり、シッターさんだったり、いろんな人に頼らないとできないじゃないですか。育児をしている時間を使ってまでその作品に出たのだから、中途半端にはできないですよね。

子どもが大きくなったときに「自分を育ててくれてありがとう」だけじゃなくて、子どもが見ておもしろいと思う作品に出たと胸を張れたらいいなと思いますね。働いているお母さんはみんなそうだと思います。

—今回の作品は、息子さんにも見てもらいたいですか?

佐藤:いくつになったらわかるかな?中学生くらいになったら「母ちゃん、若いねー!」なんて言って見てくれたらと思います。

 

『ポンヌフの恋人』みたいな恋愛もあり!?

映画『リングサイド・ストーリー』出演 佐藤江梨子さんインタビュー

—ヒデオは結構ムチャクチャなことをするキャラクターでしたけど、それも「カナコにいつまでも自分の近くにいて欲しい」という思いからなのかなとも思いました。

佐藤:さっきたまたま好きな映画の話をしていたときに、『ポンヌフの恋人』を一瞬思い出したんです。独身のときに、友達に「結婚するなら『ポンヌフの恋人』に出てくるような、すごい芸術家かホームレスかどっちかだと思う」って言われたことがあったんですよ!でも、確かに両方好きだったりもします(笑)。もともとフランス映画がすごく大好きで、『ポンヌフの恋人』も好きだったんですけど、その指摘はわからなくもないなと思いました。

今は実経験としても、結婚するならお互いに応援してあげられる人じゃないと無理だろうなと思うんですけど、恋愛だったら、そこに衝動的な感情が入っちゃうのもわかるなって思いますね。恋愛なら多少むちゃくちゃな相手でも楽しいんじゃないかなと思ったりもしました。

—なるほど。ご自身がむちゃくちゃをしてでも守りたいものはありますか?

佐藤:息子が寝ているときに、髪の毛とか足とかのにおいを嗅ぐっていうのがたまらなく幸せで。ちょっと気持ち悪いかもしれないですけど(笑)。そういう大切な愛おしい時間は守りたいです。

 

大きくなったら一緒にセリフ合わせをしたい

—息子さんは今2歳ですか?元気なお年頃ですよね。

佐藤:すっごい寝相は悪いし、いびきもかくし、もう落ち着いて座っていられないし、スーパーへ行けば全部ひっくり返しちゃって…。やんちゃですね。でも、かと思ったら、進んでお手伝いしてくれることもあって。褒めると伸びるんですよ。そういうところは、やっぱり男の子だなって思います。

女の子は褒められすぎられても、ちょっとイラっとするじゃないですか?でも男の子は「よよっ!天才!できるね!」みたいに、褒めれば褒めるほど伸びるんです。そういうところはちょっとヒデオに近いなと思いました。

やっぱりそうやって応援してくれる人が好きなんでしょうね。なので、いっぱい褒めて応援しています。

—お子さんが生まれて、生活もガラッと変わったと思うんですけど、お子さんと過ごす時間で、これをやっているときが一番楽しいな、愛おしいなと思う瞬間はありますか?

佐藤:最近は一緒に歩いて出かけたりもできるようになりました。お風呂が大好きでずっとお風呂に入っていたりもするんです。そこで「おしりの位置が高いなあ!」とか体の成長を見ながら、大人になればなるほど変わっていくんだろうなって、しみじみ思っています。

まだまだ行儀も悪いんですけど、成長してちょっとずつできることが増えていく様子を見るのが、なによりうれしいですね。

映画『リングサイド・ストーリー』出演 佐藤江梨子さんインタビュー

—大きくなったら一緒にやりたいことはありますか?

佐藤:絶対にしてくれないとは思うんですけど、セリフ合わせに付き合ってもらいたいな〜と勝手に思っています。旦那さんにお願いしたこともあるんですけど、下手すぎて(笑)。

小さい頃って、男の子も女の子もおままごとが好きみたいなんですよ。彼は今、シェフ役をするのにハマっていて。普通に考えたら私はお客さん役とかウエイトレスとかじゃないですか?でもそうじゃなくて、私は、犬とか恐竜なんですよ(笑)。彼はコックさんなのに!全然意味わからないと思うんですけど、そういうのも楽しいなと思いますね。

でも、いずれは私から演出をしてみたいなと密かに考えています。「ここは、もうちょっとギュっとした方がいいよ」とか言ってみたり、さりげなく演技指導を入れていこうかと(笑)。

 

ネイルやヘアサロンリサーチが楽しくなってきた

—子育てをしながらお仕事をするということで、周りにも協力してもらってというお話でしたが、忙しい中で自分の時間やリフレッシュする時間はどんなことをされているのでしょう?

佐藤:3年前くらい前までは、役で年中髪も染めてクルクルで、ネイルもしてみたいな役が多かったんです。でも妊娠中から、3年くらいはずっとそういうことを全くしていなくて。

そこから急に最近、ネイルだ!ヘアサロンだ!こういう世界があるんだ!みたいな感覚が芽生えてきて(笑)。例えばネイルに関しても、長持ちするやつを選ぶか、爪のことをケアしているところを選ぶか、指の形まで考えているところとか、調べだすと奥が深くて!値段も上には上があって、下には下があってピンキリで、そういうのがすごく楽しいです。

前までは、なんだかんだ言っても、役作りで、結局お友達や女優さん、メイクさんに紹介してもらって行くという感じだったんですけど、今は子どもがいるので、子どもの時間と調整して行くんですよね。なるべく近所でなるべく早くできるところで探すと、色んな選択肢があることに驚きます。そうやって調べて行くのが楽しいですね。お店によって空間も違ってラグジュアリーなホテルっぽいところもあったり、奥が深いなって楽しかったです。

—自分磨きのために色々調べたりするのが楽しいんですね!

佐藤:そうですね。あと、やっぱり子どもとの時間ですね。2歳になって、テレビもわかるようになったんですけど、その前は絵本をよく読んであげていました。ちょっとしたことでも、どうやればもっと驚くかを考えて読んでみたりアレンジして(笑)。そうするとそれを息子も真似するんですよね。

例えば、歯磨きとかでも私がちょっと極端にやるんですよね。そうしたら、息子がそれに慣れて幼稚園とかで歯を磨くときも、「シュッシュッシュッシュッ」とわざわざすごくかっこつけてやっているみたいで。ちょっとうざいくらいにリアクションが大きくなっちゃって。やっぱりやりすぎ注意だなとちょっと反省しています(笑)。

—でも人気者になりそうじゃないですか?

佐藤:いやいや、どうでしょう(笑)。そういえば、1歳11ヶ月くらいのときに息子がスカウトされたことがありました!パンフレットと活動内容とホームページをコピーしたような紙を渡されて、「本当にこんなことってあるんだ〜、東京ってすごい〜!」って見てたら、「よかったらお母さんもどうぞ」って言われて。あ、私には気づかれていない…ということもありましたね。そのときは、私ももっとがんばろうって思いました(笑)。

 

前よりも仕事が楽しい

映画『リングサイド・ストーリー』出演 佐藤江梨子さんインタビュー

—映画の中でヒデオが「そこに行かなきゃ見られない風景」と言っていましたが、ここに行って違う風景を見てみたいというものはありますか?

佐藤:なんでしょうね。もちろん子どもが元気に成長する姿をずっと見ていきたいというのはありますよね。

あと前よりも仕事がすごく楽しいんです。子どもの大事な時間をかけて働いているので、自分ももっと楽しもうという気持ちをより強く感じるようになりました。そして、自分が楽しむだけじゃなくて、自分自身も納得のいく仕事が今後もっとできればいいなと今は思っています。

映画『リングサイド・ストーリー』出演 佐藤江梨子さんインタビュー

—今後やってみたい役はありますか?

佐藤:今回もですが割と強い女性の役が多かったので、逆の役をやりたいですね。すごくか弱い役を。これまで強い役が多かったので、一休さんのお母さんみたいな病弱な役をやってみたいなとは思っています。

—今回も強い印象でしたね。

佐藤:そうなんです。ちょっと倒れそうになったら「いや、そこで倒れないでください!」とか言われて、「本当に倒れそうなのに〜」って思って演じていました(笑)。今回も走り回りましたね。しかも全速力っていう(笑)。

そういえば、映画『腑抜けども、悲しみの愛を見せろ』の撮影とき、佐津川愛美ちゃんと走るシーンがあったんですよ。佐津川ちゃんは当時現役高校生で体力もあって速いじゃないですか。それで、「走るシーンですけど大丈夫ですか?」って言われて、「私、学年3位だったから大丈夫!追いつくよ!」って言っちゃったんです。

テストはゆっくり走ったんですが、本番になったら、私が全速力で走っちゃって。デカイ人がダーッと走って来るわけですよね。そしたら佐津川ちゃんが思いっきり転んじゃって!男の子を追いかけるのとは違うので、遠慮すればよかった…とすごく反省しました(笑)。

—いつも本気でやっちゃう感じなんですね。

佐藤:そうなんです、子どもに対しても本気で遊びますし、怒るときも「どうしてそうしたの!」って本気で。ちょっとうざいって思われていると思います。

映画『リングサイド・ストーリー』出演 佐藤江梨子さんインタビュー

—怒るときも遊ぶときも本気で、本当に楽しそうですね。最後に、お仕事でもプライベートでもお子さんとの関係でもいいのですが、佐藤さんの小さな幸せを感じる瞬間を教えてください。

佐藤:すごく小さなことですけど、冬の日にベランダでココアを飲むことですね。寒いなかあったかいものを飲むのは、幸せだな〜って。そういうのが好きなんです。あと、今は流しそうめんが楽しみなんです!今、スーパーウォータースライダーみたいな流しそうめん機があるらしくて、そのそうめんパーティに行くので、それをすごく楽しみにしていますね。

あとはやっぱり子どもの成長が楽しみですね。おもちゃを自分たちよりもすごいスピードで組み立てていったりとか、すごいムキになってレゴをやっていたりして。いつもすごいな〜と思って見ています。

あと、なんでもおもちゃにするんですよね。たまに家でヨガをやるんですけど、ヨガのブロックもおもちゃにしちゃって。自分の身長まで重ねて、自分の身長よりも高いときはイスとかを持って行って、どんどん黙々とやっていく作業が好きみたいです。

そういう子供のアイデアを見て、「わあ!すごい!アインシュタインになるんじゃん!?」なんて思っています。

 

お子さんとの楽しい日々を感じられるお話、どうもありがとうございました!

 

■映画情報

リングサイド・ストーリー

あらすじ:江ノ島カナコには10年の付き合いになる同棲中の彼氏・村上ヒデオがいる。役者であるヒデオは7年前に大河ドラマ出演を果たしたものの、最近はオーディションに落ち続け、カナコに頼りっきりのヒモ同然の毎日を送っていた。そんなある日、カナコが勤め先の弁当工場を突然クビになってしまう。プロレス団体が人員募集していることをプロレス好きのヒデオから聞いたカナコはその団体で働き始め、少しずつプロレスの世界に魅了されていく。一方、仕事に夢中で以前ほど自分に構ってくれなくなったカナコに対し、浮気をしていると勘違いしたヒデオは、嫉妬のあまりとんでもない事件を起こしてしまい…。

監督:武正晴

出演:佐藤江梨子、瑛太、有薗芳記、田中要次、/、近藤芳正 余 貴美子10月14日より東京・新宿武蔵野館、渋谷シネパレスほか全国にてロードショー。

 

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