いよいよ、目前に迫った夏のバカンスシーズン。海外旅行での食事に欠かせないのが機内食。最近の機内食はとてもおいしく、旅行気分を高めてくれるのに一役買ってくれること間違いなしのメニューが揃っています。
今回は、バカンスシーズン直前ということで機内食をご紹介。フランスへ渡航する際の便として定番のエールフランスのエコノミークラス、プレミアムエコノミークラスの機内食をご紹介いたします!
エコノミークラスでもフランス式のおもてなし!
まずはエコノミークラスのメニューを。
1食目のメニューでは、洋食と和食を選ぶことができます。洋食はクリーミーなマスタードソースが食欲をそそるチキン。とてもジューシーで柔らかい鶏の胸肉を使用しています。じゃがいものフライもしっとりホクホクしておりおいしいです。色合いもとっても鮮やかで食事が楽しくなります。
和食はシーフードに和風のあんがかかったメインになります。フランスへ旅立つ前に和食食べ納めを機内食でするというのもいいですね。
エコノミークラスのメニューをはじめ、エールフランスのすべてのクラスで共通しているのが、前菜、メイン、チーズ、デザートというフランス式の食事。フランス料理の気分を楽しめるだけでなく、お野菜とお肉やお魚などをバランスよく食べられるのもうれしいですね。
もちろんパンもついています。実はこのパン、エールフランスの便のために特別にフライト前に焼きあげているもの。パンにこだわりがあるのはさすがフランス!ちなみにチーズもフランス産のものなのだそう。パンのお代わりもたっぷり用意されています。
フランスカラーのカトラリーもかわいいですね。
こちらはエコノミークラスの2食目。
前菜はコールスロー、メインはトマトのうまみたっぷりのパスタです。もちろんデザートとパンもセットになっています。
プレミアムエコノミーではビジネスクラス同等の前菜が!
エールフランスには、エコノミークラスよりワンランク上のプレミアムエコノミーというクラスがあります。広々として快適なシート、機内サービスに加え、機内食もランクアップ。
前菜とデザートがプレミアムエコノミーメニューに。前菜は鴨のロースト、シソと醤油の風味がアクセントになった魚介のタルタル、スモークトラウトといったビジネスクラスの前菜と同じ食材を使用したメニューになっています。
せっかくのおいしい食事、お酒をいただきながら味わいたいですね。ちなみに、エールフランスでは、全クラスでシャンパン、赤白ワインが楽しむことができます。おいしい食事に舌鼓を打ち、シャンパンやワインを楽しみながら食事のひとときを楽しむ。まさにフランス式の食事を機内で楽しむことができるのです。
食事をもっと楽しみたい方は有料のアラカルトメニューもおすすめ!
せっかくの海外旅行ということで、飛行機での移動中もとことん満喫したい!という方も多いはず。そんな方には有料アラカルトミールがおすすめです。フランス発、日本発両方で事前注文できるアラカルトミール。今回は日本発のメニューをご紹介します。
アラカルトメニュー「トラディション」
フランスの伝統的な料理をベースにした「トラディション」、南の島でのバカンスを思わせる海の幸たっぷりの「オーシャン」、チーズや生ハムなどイタリア食材も楽しめる「イタリアン」の3つから選べる特別なメニュー。実はこのメニューは、ビジネスクラスでもファーストクラスでも味わえない、エコノミークラスとプレミアムエコノミーだけの限定なんです。
「トラディション」の前菜
アラカルトメニューの1番人気「トラディション」は、前菜にフォアグラのテリーヌと鴨の冷製、メインにはコッコヴァンというチキンの赤ワイン煮、カマンベールチーズ、フランス伝統菓子オペラといった、まさに正統派フランス料理。
メインのチキンの赤ワイン煮は、濃厚な赤ワインとジューシーなチキンが楽しめる1品。赤ワインと相性抜群です。
フランスへ向かう飛行機の中で一足先に本格フレンチが楽しめるなんて、とっても贅沢!
アラカルトメニュー「オーシャン」
新鮮な海の幸たっぷりの「オーシャン」は、目にも鮮やかな盛り付けで、リゾート気分を味わえるメニュー。
前菜はスモークサーモンとタコのマリネ、ポテトサラダ。
シーフードメニューということで、白ワインをチョイスしてみました。新鮮な魚介とばっちり合います。
メインはふっくら柔らかいカラスガレイとエビのグリルにオレンジ色の鮮やかなソースがかかった1品。このソースは甲殻類のうまみが凝縮されたクリュスタッセソース。隣に添えられているマッシュルームが入ったバターライスは、香り豊かで魚介やクリュスタッセソースともとてもよく合います。
デザートはすっきりとした酸味がおいしいパッションフルーツのムース。種のカリカリした食感となめらかなムースの舌触りも楽しい、大人も喜ぶこと間違いなしのデザートです。
アラカルトメニューの3品目は「イタリアン」。
パルマハム、モッツアレラチーズ、熟成したパルメザンチーズ、グリッシーニなど、本場イタリアの食材を堪能できるメニューです。
チーズやハムはなんとイタリアから取り寄せた高品質のものを提供しているのだとか。レッジャーノというワンランク上のパルメザンチーズは本当に美味!
メインはもちろんパスタ料理。パルメザンチーズの風味が香るクリームソースのラザーニャ、チキンのトマト煮とイタリアの味覚が凝縮しています。ブロッコリーのグリーン、チーズのホワイト、トマトのレッドでイタリアの国旗のような色合いで、見た目もおしゃれですね。デザートはイタリアの定番スイーツティラミスを。マスカルポーネのミルキーな味にほろ苦いブランデーがとてもおいしかったです。
アラカルトメニューはインターネット、あるいはコールセンターでの事前予約制。12〜18ユーロプラスすることで楽しめます。リピーターも多く、人気のサービスなのだそう。「せっかく旅行なので、ちょっと贅沢に楽しみたい!」、「機内から美食の国フランスの気分を高めたい!」という方には特におすすめです。
食事を大切にするフランスの航空会社だからこそのこだわり
料理は時代によって変化していくもの。フランス料理は特にいろいろな国の味を取り入れて進化していっています。機内食でもそういったフランス料理の変化を取り入れるべく調理やパンを作る方が、実際にフランスへ本場の味を学びに行くこともあるのだとか!
料理にこだわりがあるフランス。そんなフランスの航空会社からこそ、味や見た目にもこだわり、そして量もたっぷり食べてもらうことを大切にしているのだそうです。
「一歩入ればそこはフランス」と言われるエールフランス。お料理のメニューや味、盛り付け、こだわりはもちろん、サービスやおもてなしもフランス流。「食事を楽しむ」というフランスのスタイルを機内から存分に体験できるのです。
「飛行機は単なる移動手段」なんて思っていたらもったいない!飛行機の時間もおいしく快適にすごすことで、フランス旅行をもっと充実させてみませんか?旅行は飛行機に乗ったときからはじまっているのかもしれませんね。
※今回紹介したのは7〜8月のメニューです。メニューは数ヶ月おきに内容が変わります。また、パリ発では内容の異なるメニューが注文できます。
詳しくはwww.airfrance.co.jpへ。
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