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    アツアツサクサク!三軒茶屋『ブーランジュリー シマ』の揚げたてカレーパン

    暑い日がまだまだ続く9月。暑いときに食べたくなる定番料理と言えば「カレー」を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか?

    そこで今回訪れたのは第1回カレーパングランプリで最高金賞を受賞した三軒茶屋の『Boulangerie Shima(ブーランジュリー シマ)』。このお店のウリはなんといっても揚げたてのカレーパンが食べられること。今回は、揚げたてが食べられるそのわけやパンへのこだわりを伺いました。

    三軒茶屋駅から15分ほど歩くと、『ブーランジュリー シマ』が見えてきます。早速、お店の立て看板には、「カレーパン」の文字がありました。

     

    三軒茶屋で地域に密着した町パンを目指して

    今回お話しを伺った店主の島さん

    「パンの修行を始めて、30歳でお店を開こうと決めていたんです。三軒茶屋を選んだのは地元だから。オープンして10年目になります。地域密着の町パン屋と言うことで、小さな子どもからお年寄りまで楽しめるようなバラエティー豊かなラインナップにするように心がけて」と店主の島さん。

    三軒茶屋駅から少し歩くので訪れるお客さんは地元の常連さんが中心。最近では『ブーランジュリー シマ』のパンを目的にわざわざ来てくれるお客さんも増えてきているのだそう。

    お店オリジナルのTシャツとトートバッグ

    また、毎週行っているパン教室も人気。

    「子どもたちにパンってこういう風に作られているんだって知ってもらおう、焼きたての食感やおいしさを味わってもらおうということでやっています。冷めたパンを食べるんじゃなくて、自分たちで作って窯から出して『焼きたてを食べる』という体験をしてもらいないなと思っているんです」と話す島さん。

    炊きたてのごはんならぬ、焼きたてのパン。大人になっても、それを味わえる機会は意外と少ないのではないでしょうか。

     

    注文を受けてから揚げる、サクサクアツアツのカレーパン

    人気No.1という「揚げカレーパン」。『ブーランジュリー シマ』のカレーパンは注文を受けてから揚げてくれるため、いつでも揚げたてをいただくことができます。

    「はじめは焼きカレーパンだったんですが、カレーパンの醍醐味は周りがサクサクしていて、アツアツであることだと思ったので、パンの製法や設備も変えて揚げたてを提供できるようにしました。やるならとことんやろうと思って、中に入っているカレーについても勉強しなおしたんです。カレーやスパイスに携わる人たちに教えてもらったり、本を読み試作を重ね、現在のスパイスカレーができあがりました。“僕の好きなカレー”を目指して作っています」と島さん。

    左:揚げカレーパン、右:揚げチーズパン

    「揚げカレーパン」のためにほぼ毎日仕込むというカレー。カレーのおいしさが評判となり、「カレーだけ売って欲しい!」とお願いされることもあるのだそう。

    「ときどきカレーパンのカレーだけをくださいという声もあって、年に1度だけカレーライスを出しているんです。普段カレーパン用に作っているものをベースにごはんに合うようにアレンジして作るんです」というお話を伺うとますます楽しみになります。

    さっそく揚げてのカレーパンを食べてみることにしました。一口食べると想像以上にサクサクしていて、揚げているのに油っこくなく軽い食感!大きめサイズだったので「食べられるのかな?」と少し心配だったのですが、ペロリと食べられちゃいました。カレーも具だくさんで、スパイスが効いた本格味!アツアツで具材がたっぷりと入ったカレーとサクッとしたパンのコラボレーションが絶妙です。何より揚げたてがおいしいのだと改めて気づかせてくれました。

    今年の東日本揚げカレーパングランプリにも輝いたというこの「揚げカレーパン」。一度食べてみれば、その称号に迷わず納得です。

    こちらも揚げたてを楽しめる「揚げチーズパン」。割ってみると中から4種類のチーズがとろ~り。こちらも「揚げカレーパン」同様にサクサクで軽い触感のパンを楽しむことができます。

     

    層がくっきり!ザクザク食感のクロワッサン

    「揚げカレーパン」が、お店の代名詞となっていますが、それに次ぐ人気がクロワッサン。こちらのクロワッサンのくっきりと重なる層の高さには、これまで色んなクロワッサンを見てきたPARISmag編集部も驚き。

    横から見ると層の美しさがよくわかります

    食べてみると、その食感もザクザクとしていて食べ応えがあります。中ももっちりおいしいです。

    こちらも人気だという「ケシの実のデニッシュ」。パンの層に入り込んでいる黒いつぶつぶがケシの実。たっぷりと入っているのが断面からもわかります。ケシの実とアーモンドの濃厚な味わいがくせになりそう!ホールとハーフからサイズが選べるのもうれしいですね。

     

    パンの味を楽しむリュスティック

    ハード系のおすすめは「リュスティック」。特に島さんの奥様が大好きなパンなのだとか。

    「見た目は地味だけれど、食べたらみんなはまりますよ。オリーブオイルや無塩バターなどシンプルに食べるのがおすすめです」とのこと。

    少し厚めにスライスしてトーストすると、パンの外側はカリっと中はもっちりとした食感が残ります。

    また、小さめにカットしてトーストすると、カリっとした面が多くなるので、切り方で食感の違いも楽しめました。シンプルだけど、パンの味が噛むほどに味わえるリュスティックは毎日食べたくなるパンです。

     

    作らないと気が済まない!こだわりが詰め込まれたパン

    カレー以外にも、つぶあんパンの「餡」、アイスパンの「アイス」、カツサンドの「カツ」もすべて手作りだというから驚き。もともと料理が好きだという島さんは、「手間がかかることではあるんですけど、やらないと気がすまないんですよ(笑)」と気さくに語ってくれました。『ブーランジュリー シマ』には、島さんのこだわりがたくさん詰まった、島さんの大好きなパンがあります。

    今月9月はキャロットタワーで行われる世田谷アートフリマのイベントに出るとのこと。また、毎週週末限定パンも登場するので、こちらも楽しみです。

     

     

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