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    ジョエル・ロブションが手掛けるNEWoMan限定の贅沢パン

    20世紀最高のフランス料理人と言われるジョエル・ロブション氏。以前より、PARISmagではロブション氏のコース料理コラボアイテムを紹介してきました。

    今回紹介するのは、ロブション氏のブランジュリーカフェです。この春、新宿南口にオープンした話題の新施設『NEWoMan(ニュウマン)』に出店した『ル パン ドゥ ジョエル・ロブション』と『ル カフェ ドゥ ジョエル・ロブション』に伺い、ガストロノミーの巨匠が手掛けるパンを紹介したいと思います。

     

    世界一の料理人が手掛けるパン

    世界でも日本だけにあるロブション氏のパン専門店『ル パン ドゥ ジョエル・ロブション』。その2号店がニュウマン新宿店です。

    今回はイートインスペース『ル カフェ ドゥ ジョエル・ロブション』も併設。焼きたてのパンをその場で楽しむことができます。

    また、こちらのお店だけの限定商品も多数。まずはそちらから紹介したいと思います。

     

    フランス料理のメインディッシュをパンに!?

    「とろけるビーフの赤ワイン煮込み」は、三ツ星レストラン『ジョエル・ロブション』のメニュー「牛フィレ肉 ポワレにしロブション風ポテトのピュレ こくのある赤ワインソースと共に」からインスパイアして作ったパン。

    赤ワインでじっくりと煮込んだ牛肉はホロホロと崩れるほどの柔らかさ!

    「赤ワインを半分になるくらいまで煮詰めて、そこから煮込むのでかなり濃厚な味わいが特徴です。まさにレストランの1皿を楽しめるパンになっています」と、シェフの柏木さん。

    贅沢なお肉とロブション氏の代名詞でもある滑らかなポテトのピュレが、器に見立てられたバゲットの上に載っていて、「まさにガストロノミー!」といえる贅沢さを楽しむことができます。

     

    エレガントな女性をイメージした優しいパン

    こちらは今回の施設の名前を冠したメニュー。「NEWoMan(ニュウマン)~しっとり焼き上げたショコラ生地にエレガントなトンカの香りをまとわせて~」。独特な甘い香りのトンカ豆を粉砕して練り込んだショコラ生地に、自然な甘味が優しいマスカットレーズン、サクッとした食感が楽しいアーモンドが詰まっています。

    「エレガントな女性をイメージして作った、当店の限定商品です。ブリオッシュともまた違う製法なのですが、卵を使わず焼き上げています」とのこと。食べるとふわっと柔らかく繊細な食感と共に、ひと口ごとにさまざまな食感や香り、味を楽しめます。

    ちなみに、あまり聞き慣れないトンカ豆ですが、中南米が原産の貴重な香辛料で、3年に1度しか実らない実の中に1粒だけ入っているというとても貴重なもの。独特な甘い香りが特徴なのだそう。

    香り豊かで柔らかな食感のパンはスライスしてそのまま食べてもおいしいです。

     

    レストラン料理のような華やかさ!限定タルティーヌ

    上記の2つのメニューは、『ル パン ドゥ ジョエル・ロブション』でも販売されていますが、イートインスペースでもある『ル カフェ ドゥ ジョエル・ロブション』だけの限定メニューも。

    『NEWoMan』のターゲットである働く女性を意識して作ったという、3種のタルティーヌです。

    トマトの色鮮やかさが目をひく「トマトのプロヴァンス風タルティーヌ」は、アンチョビとオリーブのコンビネーションが絶妙!

    こちらは「きのこのペリゴール風タルティーヌ」。3種類のきのこがたっぷりのっており、ブルーチーズの程よい塩味がアクセントになった、お酒とも相性抜群なタルティーヌです。

    たっぷりのほうれん草がヘルシーさ満点な「ほうれん草のタルティーヌ」は、ほうれん草とベーコンという、毎日食べても飽きない王道の組合せがホッとします。

    3種とも野菜がたっぷりでおいしさと栄養バランスを両立したタルティーヌ。美しいビジュアルも女性好みでうれしいですね。

     

    ロブション氏のセンスが光る個性豊かなパン

    その他、ロブション氏ならではのセンスが光るブリオッシュやミルクフランス、クリームパンなども。

    サンドイッチもフランスらしさ満点です。

    ちなみにこちらの『ル カフェ ドゥ ジョエル・ロブション』は、ドリンクメニューも豊富。コーヒーやハーブティーなどのカフェメニューの他、ロブション氏のハウス・シャンパーニュ「ヴーヴ・クリコ イエローラベル」やワインもラインナップ。

    ロブション氏とコラボレーションしたビールもあります。

    朝8時から夜10時まで営業しているので、朝はクロックムッシュなどのパンとコーヒー、昼はサンドイッチとスープ、ティータイムにクリームパンやミルクフランスを楽しむこともできます。また、アペロタイムにタルティーヌとシャンパーニュ、お仕事終わりに「とろけるビーフの赤ワイン煮込み」とワインなんていうのもおしゃれですね。

    どのパンもテイクアウトできるので、「NEWoMan」にある屋外広場や近くにある新宿御苑で楽しむのもおすすめです。

     

    自宅でも楽しめるガストロノミーのパン

    お向かいにある『ル パン ドゥ ジョエル・ロブション』では、今回紹介したメニューの他にも多くのパンが販売されています。

    バゲットやクロワッサンなどフランスで定番のパンだけでなく、クリームパンやカレーパンなど日本のパンも揃っています。

    季節の素材や厳選された材料と高い技術力、そして独創的なアイデアで生み出されたバリエーション豊かなパンを前に、きっと目移りしてしまうはず。

    朝ごはんとして、ランチとして、アペロやディナーのお供として、そしてご自宅でも楽しめるガストロノミー生まれのパン。さまざまなシーンでそのおいしさを体験してみてください。

    • ■お店情報
      ル パン ドゥ ジョエル・ロブション ニュウマン新宿店
    • ル カフェ ドゥ ジョエル・ロブション ニュウマン新宿店
    • 住所:東京都新宿区新宿4-1-6 1階(地図
    • 営業時間:8:00~22:00 (※定休日は施設に準ずる)

    ※記事の内容は取材当時のものです。 最新の情報は、お店のHP、SNSなどをご確認ください。

     

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