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魅惑の追いクリーム!?進化を続けるフルーツサンド専門店、武蔵小杉『もぐもぐもぐらのぱくぱくぱーく』

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魅惑の追いクリーム!?進化を続けるフルーツサンド専門店、武蔵小杉『もぐもぐもぐらのぱくぱくぱーく』

いちごやみかんなど、冬のフルーツを楽しみたい季節。旬の果物が顔をのぞかせたフルーツサンドは、その華やかさから思わず気持ちが踊ってしまいます。フルーツサンドは老若男女に愛され人気店もたくさん登場していますが、クリームの量や甘さ、フルーツの切り方や配置、おすすめの食べ方などなど…お店によってかなり細やかな違いがあります。

今回は、見た目はシンプルに、そして素材選びをこだわり抜き日々進化していくフルーツサンド屋さんをご紹介します。季節も感じられる楽しいラインナップですよ。

 

昨年6月オープン!老若男女に愛されるフルーツサンド専門店

魅惑の追いクリーム!?進化を続けるフルーツサンド専門店、武蔵小杉『もぐもぐもぐらのぱくぱくぱーく』路地裏に入ると看板が

武蔵小杉駅から徒歩3分、イトーヨーカドー武蔵小杉駅前店西側の路地裏にあるのがフルーツサンド専門店『もぐもぐもぐらのぱくぱくぱーく』。通称「もぐぱく」で働く山本美颯さんにお話をお伺いしました。

「誰もが立ち寄りやすい場所にしたい」という想い

ポップで可愛らしい店名は、「誰もが立ち寄りやすい場所にしたい」という想いから、「もぐもぐ」や「ぱくぱく」といったポップな言葉を採用したとのこと。もともと下北沢で梅干しサワー専門店を経営していた藤井拓郎さんと川原宙さんが、新たなスタートとして始めたのがこちらのフルーツサンド専門店。

「1回目の緊急事態宣言の際、おうちフルーツサンドが流行っているのをテレビやWEBで見た川原が『次はこれだ!』と即決したようです。自粛期間を経て昨年の6月6日にはオープンしたので、決断してからかなりのスピードで駆け抜けてきましたね」。

取材当時はクリスマスの飾りが店内を彩ります取材当時はクリスマスの飾りが店内を彩ります

オープン当初は外出自粛モードであったにもかかわらず、開店30〜40分で完売という日が何日か続いたそうです。「まさか、ここまで売れると思っていなかったので、私たちも驚きだったんです。一旦1週間ほどお休みをもらって、従業員も販売個数も増やして再スタートを切りました」。

現在もテイクアウトを専門に、入店は1組ずつ、消毒や手袋の装着を徹底して販売を行っています。

 

おいしさはもちろん、食べやすさにこだわったハーフサイズも

おいしさはもちろん、食べやすさにこだわったハーフサイズも

お店に並ぶラインナップは5〜6種類。新丸子にある八百屋さんへ足を運び、旬やおすすめの果物を相談しながら選んでいくそうです。

「やっぱりフルーツは旬があるものなので、『常時このメニューです!』というよりかは、その時に一番おいしいものを選ぶようしています。八百屋さんで購入して、みんなで試作しての繰り返しですね。おいしさももちろんなのですが、食べやすさにもこだわっています。みかんは小ぶりのものを使用したり、パイナップルもひと口大に細かくカットしたり」。

ハーフとちおとめ

食べやすさという観点にこだわる理由は、お子さん連れや妊婦さん、近くの病院へのお見舞いで買って行かれる方も多いからなのだそう。ひと口でパクりと食べられるコロンと可愛いハーフサイズも販売しています。

ひと口でパクりと食べられるコロンと可愛いハーフサイズも販売

「1つ丸々食べると、食パン2枚分になるのでわりとお腹いっぱいになるんです。そこで、『いろんな種類のフルーツを食べたい』『おやつとして手軽に食べたい』という方には、このハーフサイズがおすすめです。小分けになっているので食べやすいですし、今の時期の感染症対策という意味でもぴったりのお土産だと思っています」。

 

最後のひと口まで至福!「もぐぱく」の追いクリーム

最後のひと口まで至福!「もぐぱく」の追いクリーム

選び抜いたフルーツとふかふかのパンの他に、これを外しては「もぐぱく」を語れないものがあります。それは、種類豊富な「追いクリーム」。名前の通り、あとからフルーツサンドにディップする用のクリームたちです。

取材時はチョコレートとベリー、期間限定のマロンクリームでしたが、1月現在はマロンクリームが抹茶クリームに変わっています。フルーツサンド(ハーフサンドを除く)を1つ買うと、追いクリームが1つ無料でついてくるという、なんともうれしいサービス。

「もっとたくさんクリームが食べたい!というスタッフたちの純粋な動機から生まれました(笑)。クリームをたくさん入れてしまうと、どうしても形が綺麗に見えなくて。『やっぱりフルーツサンドは断面にときめくものでありたい。でも、クリームをたくさん食べたい!』という矛盾した想いをこのような形で解決してみました」。

クリームの試作にはかなりの時間をかけたそうです

クリームの試作にはかなりの時間をかけたそうです。砂糖2〜3グラムで味が大きく変わってしまう繊細さ。植物性のクリームと動物性のクリームの配合にもこだわり、1番フルーツに合う甘味と軽さを実現しています。

「もちろんフルーツサンドを『追いクリーム』にディップして、いろんな味を楽しんでいただければと思うのですが、もし余ってしまったら、おうちのパンに付けたり、そのまま凍らしてアイスにするという楽しみ方も。あまりイメージが湧かないかもしれませんが、さっぱりとしたパイナップルにもチョコやベリーのクリームが合うんですよ。想像以上の果実の甘さに驚かれる方が多くて。このジューシーさをぜひ味わってみてもらいたいです」。

 

試作を重ね、日々進化していくフルーツサンド

試作を重ね、日々進化していくフルーツサンド

「もぐぱく」では、日々スタッフさんたちの会話の中で新たな商品や新しいフルーツサンドの楽しみ方が生み出されているそう。「若い子たちがたくさん意見を出してくれるんです。今後は『追いクリーム』にもっとバリエーションをつけたり、ギフトボックスを作ったり、ミックスサンドを作ったり、チャレンジしたいことは本当にたくさんありますね。今年からバージョンアップできればと思っています」。

壁に貼られた「フルーツサンドのおいしい召し上がり方」壁に貼られた「フルーツサンドのおいしい召し上がり方」

また、フルーツサンドの食べ方にもこんなこだわりが。「家に帰って冷蔵庫に入れてから召し上がるか方が多いと思いますが、冷蔵庫から出して5〜10分くらい待つことをおすすめしています。そうすると、パンがふかふかに戻るんですよ。そういう細かいところまで、今後も日々研究してお客さんにお伝えしていきたいです」。

現在はみかんも食べやすさを考慮して形が変更になったそうです現在はみかんも食べやすさを考慮して形が変更になったそうです

スタッフさんたちの細やかな心配りと、「フルーツサンドをよりおいしくしていきたい!」という熱い想いが隅々に伝わってくるお店『もぐもぐもぐらのぱくぱくぱーく』。今後も進化していくフルーツサンドを楽しみにしたいと思います。現時点でのラインナップはぜひSNSでチェックしてから足を運んでみてくださいね!

 

  • ■お店情報
  • もぐもぐもぐらのぱくぱくぱーく
  • 住所:神奈川県川崎市中原区小杉町3丁目260 21K03ビル 1階
  • 営業時間:11:00〜20:00(売り切れ次第終了)
  • 定休日:水曜日
  • Instagram:@mogupaku_fs
  • Twitter:@mogupaku_fs

※記事の内容は取材当時のものです。 最新の情報は、お店のHP、SNSなどをご確認ください。

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