シンプルで上質なライフスタイルを提案するWEBマガジン “パリマグ”
  • BREAD

    札幌発のドーナツ店が東京・用賀に!『珈琲とドーナツ ふわもち邸』

    ふんわり、そしてもっちり。ドーナツの魅力を語るときにかかせないのが“おいしい食感”。さまざまな趣向を凝らしたドーナツ専門店が続々と登場するなか、北海道発のお店が東京・用賀にオープンしました!

    東急田園都市線用賀駅から商店街を歩くこと数分。左手に見えてきたこちらのお店が今回の目的地。『珈琲とドーナツ ふわもち邸』です。

    お話を伺ったのは、店長の土門岳さん。札幌の『ふわもち邸』で経験を積み、2019年12月に、東京・用賀に『珈琲とドーナツ ふわもち邸』をオープン。お店のコンセプト、そしてドーナツのこだわりなどをお聞きしました!

     

    大好きな珈琲とドーナツを一緒に

    『ふわもち邸』は、札幌初のドーナツ・ベーグルの専門店。店舗での販売のほか、全国通販も行っています。土門さんは、札幌のお店で5年間経験を積み、のれんわけという形でご自身のお店を持つことになりました。

    「もともと世田谷の雰囲気が好きで、東京でお店を開く場所を探していたところ、この場所と出会いました。また、今回お店を出すにあたって、僕の大好きな珈琲と『ふわもち邸』のドーナツを組み合わせたいと思ったんです」。

    エスプレッソマシンを入れたスタイルは、『ふわもち邸』でも初めてのこと。ドーナツに合うようにと、ほろ苦いコーヒーをセレクト。札幌の老舗喫茶『寿珈琲』の豆を仕入れています。

    1つずつ手作りで、毎朝揚げたてのドーナツ。特徴は北海道産小麦を使った、ふわふわもちもちの食感。この食感には秘密がありました。

    「生地にじゃがいもを練り込むことで、もちもちの食感を出していて、北海道産の牛乳をたっぷり使用することで、ふわふわの食感を出しています」。

    甘さは控えめで、油っぽさもおさえた軽い食感にこだわり、老若男女のお客さんから親しまれているそう。

     

    用賀店限定メニューも!ふわふわ、もちもちのドーナツ

    店頭に並ぶドーナツは、定番21種類+期間限定1種類の、合わせて22種類!その豊富さに驚いていたところ、「実は、札幌の本店ではドーナツとベーグル合わせて120種類以上のメニューがあります。そのなかから人気のある商品を18種類厳選しています」と教えてくれました。

    ドーナツ生地は、みるく生地、ごま生地、ココア生地、コーヒー生地の4種類。それぞれのドーナツに合う生地を使い、オリジナリティ溢れる商品が並んでいます。

    用賀店限定メニューは、「オレンジフロマージュラテ」「木苺フロマージュラテ」「りんごとクリームチーズのタルト風」の3種類。お店をオープンするにあたり、土門さんが開発されました。“ラテ”と付いたドーナツは、コーヒー生地を使用したものだそう。

    見た目もかわいいドーナツですが、食べてみて驚く仕掛けも!中にいろいろ食材が入っているものも多数。さっそくご紹介しましょう。

    こちらは、1番人気の「ごまあんこ」。ごま生地で包まれているのは、甘さ控えめのこしあんで、こちらも十勝産のあずきを使用しています。

    名前の通り、ふわふわ×もちもちの食感。ごまとあんこ、合わないはずがありません!シンプルでありながらどこか懐かしさも感じる、1番人気納得のドーナツ。

    用賀店限定の「木苺フロマージュラテ」。中にカスタードクリームとラズベリー、クリームチーズが入っていて、表面にはいちごチョコがかかっています。

    見た目のかわいらしさとは反対に、こちらも甘さ控えめ。ラズベリーの甘酸っぱさもあり、意外にもさっぱりとした味わいのドーナツです。コーヒー風味のドーナツ生地も相性抜群!

    こちらの「オレオ&クリーム」は、土門さんも個人的におすすめというドーナツ!中には、豆乳クリームとオレオクッキーを砕いたものが入っていて、がっつり食べたいときにおすすめとのこと。表面にはホワイトチョコ、そしてオレオクッキーを砕いたものがかかっています。

    食べ応え抜群のドーナツ!ですが、『ふわもち邸』のドーナツは、油っこさを感じない不思議な軽い食感。あっという間にたいらげてしまいました。

    今回ご紹介した定番ドーナツのほかにも、期間限定のメニューが季節ごとに登場!この日は「パッションオレンジとパンナコッタ」が並んでいました。

     

    牛乳を選べるカフェラテも!充実のドリンクメニュー

    『珈琲とドーナツ ふわもち邸』の魅力はドリンクメニューにも!『寿珈琲』の豆で淹れるドリップコーヒーをはじめ、「カフェラテ」「ティープレッソラテ」は、なんと2種類の牛乳から選べるようになっています。

    「牛乳もどちらも北海道産。浜中町のホルスタイン牛乳と美瑛町のジャージー牛乳からお選びいただけます。ホルスタイン牛乳は甘味と、ジャージー牛乳は深いコクが特徴です」。

    珈琲の機械やラテアートも独学したという土門さん

    こちらは、ホットの「カフェラテ」。今回はコクが特徴のジャージー牛乳にしました。土門さんがおっしゃるように、ドーナツに合う“ほろ苦い”味わい!

    こちらは、アイスのティープレッソラテは、ホルスタイン牛乳をチョイス。ティープレッソラテは、紅茶の茶葉をエスプレッソマシーンで抽出した、濃いロイヤルミルクティーのようなもの。茶葉の香りと甘味のあるホルスタイン牛乳がマッチします。

    取材中、地元のお客さんから「ここのドーナツおいしいんですよ〜!」との声が。土門さんに街の印象を伺うと、「僕が想像していた東京の街というよりは、北海道や本店の雰囲気に近いなと思っています。手土産に買ってくださるお客さんも多くて、『友達に宣伝しておくね!』と言っていただいたり、優しい人ばかりで、本当にありがたいです」と話してくれました。

    オープンから半年が過ぎ、着実にお客さんの心を射止めているようです。夕方には売り切れていることもあるそうなので、早めの来店がおすすめ。北海道食材のこだわりがつまった、ふわふわ×もちもちのドーナツ、ぜひ味わってみてください。

     

    • ■お店情報
    • 珈琲とドーナツ ふわもち邸
    • 住所:東京都世田谷区用賀4-12-2
    • 営業時間: [平日]8:30〜17:00、[土・日・祝]10:00〜17:00
    • 定休日:不定休 ※毎月のおやすみはInstagramにてご案内しております
    • https://www.instagram.com/coffee.donutfuwamochi/
    • ※コロナ対策として、1度の入店は2名まで。
    • ※支払いは現金のみ。今後電子マネーを導入予定。

     

    ■一緒に読みたい記事

    誰が食べてもおいしく、楽しいパンをヴィーガンで。世田谷代田『Universal Bakes and Cafe』

    世田谷の名物サンドはもう食べた?『City Coffee Setagaya』のホットサンド

    永田町『hocus pocus』のドーナツでおいしい魔法にかかる

    PARIS mag OFFICIAL Instagram
    キャラWalker