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    浅草橋のミニマルホテル『OUR OUR』にオープン!食パン専門店『浅草 靑 -AO-』

    伝統を継承する浅草、そしてクールジャパンカルチャーの発信地である秋葉原。相反する魅力で外国人の観光客が増え続ける2つの街のあいだに位置する浅草橋に、新しくミニマルホテルがオープンしました。“宿泊できればいい”という、従来のコンパクトなホテルのイメージを一掃してくれるホテルです。

     

    浅草橋に誕生!老舗の鞄屋さんが創るミニマルホテル『CAFE / MINIMAL HOTEL OUR OUR』

    2019年6月21日に浅草橋にオープンしたミニマルホテル『CAFE / MINIMAL HOTEL OUR OUR(カフェ アンド ミニマルホテル アゥア)』。こちら、実は1890年創業の老舗鞄専門商社である株式会社林五が新事業としてオープンしたホテルなんです。

    シンプルでありながら、くつろぎと心地よさを追求。「AMBIVALENT=両価性(相反する感情や価値が同時に存在すること)」をコンセプトに、宿泊スペースのほか、1Fのラウンジには、宿泊した方のための朝食のほかランチ、ディナーとさまざまなシーンを楽しめるカフェバーもあります。食パンの専門店も併設するなど、“宿泊するだけ”では終わらないのが『OUR OUR』の魅力の1つ。さっそく、紹介したいと思います。

     

    ホテル併設のベーカリーショップ『浅草 靑 -AO-』

    ラウンジに併設する食パン専門店『浅草 靑 -AO-』。宿泊した方はもちろん、ご近所の人たちにも訪れてほしいという思いから、日々の暮らしに身近な食パンのお店にしたのだとか。

    食パン(2斤サイズ)

    オリジナル食パン「靑の食パン」の食材も、とことんこだわり、「大吟醸小麦」と呼ばれるオーストラリア産の最高級小麦粉に、生クリームは20%も使用!そのままいただくと、ふわふわしっとりとした食感で、口どけも◎。

    食パンは、1日目はそのままでいただくことで香ばしい香りと豆乳の濃厚な旨みと甘さを感じられます。2日目は生地が落ち着いて甘みがさらに引き立ちます。そのままでもトーストでもお好みで。3日目以降はトーストがおすすめとのこと。バターを先に塗ってから焼くとより香りが引き立つそうです。トーストしていただくと、耳の部分がサクサクカリカリで、まるでデニッシュのようでした!

    マーブル模様が美しいフレーバー食パン「靑の食パン 練」もあります。1斤用の小さな型で焼き上げた3種類「小倉あん食パン」「抹茶あん食パン」「チーズ食パン」は、差し入れや手土産にもぴったりです。季節によって新しいフレーバーも登場するかも!?

    そのほか、カフェバーでは『浅草 靑 -AO-』の食パンを使った、たまごサンドなどのサンドイッチメニュー、オープンサンドなどもいただけます。充実した食事メニューで、宿泊していない方もランチやディナー利用が可能。

    宿泊は朝食とアメニティ付きで1泊4,000円〜とリーズナブル。朝食はパンもしくは自家製のおにぎりから選べます。

     

    ゆったり檜風呂も!?『OUR OUR』が提供するミニマルホテルの魅力

    「PERSONAL ROOM」。向かい側にはロッカー、そして吹き抜けが見えます。

    2階〜4階までの3フロアが宿泊スペース。上下2段のボックス形状が連なる「PERSONAL ROOM」と上下2段×2の4名で利用できる「GROUP ROOM」、ゆったりと2名までくつろげる「PRIVATE ROOM」の3タイプを用意。

    吹き抜けの壁には各階クリエイターの作品を展示しています

    「PERSONAL ROOM」の反対側を吹き抜けにするというめずらしい設計も『OUR OUR』の特徴の1つ。本来ならば、その場所も宿泊スペースにするところがほとんど。でもこの吹き抜けにもちゃんと理由があるんです。

    それは宿泊するお客さんに、おいしい香りで目覚めてほしいという思いから。焼きたてのパンにコーヒーの香りなど、それだけで1日の始まりが幸せな気持ちになると思いませんか?“宿泊するだけ”ではなく、そのときの体験・時間も充実して過ごしてもらえるようにという心意気が垣間見えます。

    各フロア「GROUP ROOM」(4人部屋)のベッドスローは、あたたかみのある深い黄色の櫨染(はじぞめ)色です

    フロアごとにベッドスローのカラーも異なります。2階は霞色(かすみいろ)、3階は赤墨(あかすみ)色、4階は濃藍(こいあい)色で、どれも浅草にゆかりのある色をイメージしたカラーなのだそう。

    また、仮眠(2h/2000円)スペースとして利用することもできます。

    ゆったりとくつろぎたい方におすすめの「PRIVATE ROOM」

    日本らしい「ゆ」の暖簾が印象的

    5Fには、宿泊者以外の利用やランニングステーションとしても利用可能なシャワールームを完備。さらに…

    なんとも贅沢な檜のお風呂

    なんと大きな檜風呂も!長旅で疲れたときには、ゆっくりと体を伸ばせるお風呂が恋しくなるもの。檜の香りと、窓から望めるボタニカルガーデンが心も体も癒してくれるはず。

    1階のカフェバー/ラウンジ

    朝ごはんに食パンを買いに出かけたり、友人とランチを楽しんだり、ランニング後の汗を流しに訪れたり。“宿泊するだけじゃない”『OUR OUR』の魅力をぜひ皆さんも体験してみてはいかがでしょうか?

     

     

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