平日の朝はどうしてもバタバタしがち。1日の原動力である朝ごはんも、つい省略してしまったり、簡単なものですませたりする方も多いのではないでしょうか。
そんな朝時間をゆったりと過ごせるお店が千駄木にあります。「It’s about enjoying life(ライフを楽しく)」がフィロソフィーのコンセプトストア『CIBI(チビ)』のTokyo Storeです。
のんびり流れるくつろぎの時間と、おいしいコーヒー、そして健康的でバランスの良いブレックファーストやランチを楽しむことができます。
朝の時間をゆったりと過ごせるコンセプトストア
毎朝8時にオープンする『CIBI』では、朝から元気になれるようなブレックファーストメニューが用意され、仕事前の朝ごはんや目覚めのコーヒーを味わいに訪れるお客さんの姿が。天井が高く奥行きある店内は、入り口の大きなガラス扉から外光が差し込み、客席にはオーストラリアのメルボルンから取り寄せたアンティークの家具が並びます。
『CIBI』本店があるのは、ブレックファースト文化が根付くオーストラリア、メルボルン。コーヒーを飲んだり、ゆっくり食事を楽しんだり、1日の始まりを豊かに過ごすライフスタイルがメルボルンにはあります。この地で知り合った日本人の田中夫妻が本店をオープンしてから今年で10年。メルボルンのオーガニックなライフスタイルを日本の方々ともシェアしたい、東京に訪れる世界中の方に喜んでもらえる空間を作りたい、そんな想いが募り東京にもお店を構えることに。
本店のあるエリアと似た、ローカルコミュニティーの雰囲気が漂う千駄木の町に、東京店としてオープンしたのが昨年9月。以来、世界中から訪れるツーリストや地元の人の憩いの場として親しまれています。今では朝、昼、夕方と1日に何度も足を向ける常連さんもいるほど。
仕切りのないオープンな空間は、お客さん同士の会話もはずみやすく、スタッフさんとお客さんとの距離が近いのも『CIBI』の魅力。家でも職場でもない「第3のコミュニティースペース」として、食事と会話を楽しむ時間を提供してくれます。
客席からカウンター越しに見えるキッチンでは、注文したばかりの料理を準備中。フライパンから聞こえてくるジュージューという音とコーヒーの香り、白いお皿に美しく盛り付けられていく様子に食欲を掻き立てられます。
旬の素材を使ったワンプレートとおいしいエスプレッソドリンク
「CIBIブレックファースト」は定番のブレックファーストメニュー。ルッコラのサラダ、半熟卵、アボカド、トマト、自家製天然酵母パンが盛り付けられ、目にも鮮やかなフレッシュなワンプレートです。
こちらで提供される素材の多くは近隣の八百屋さんや魚屋さんから仕入れたもの。サラダにはオリーブオイルとバルサミコのドレッシング、アボカドにはオーストラリアのシーソルトをパラリと振ったのみという、シンプルな味付けで、素材の味を引き立ててくれます。ローストアマニ、サンフラワーシード、白ゴマを練りこんで焼き上げられた「Sourdough(サワドー)」という天然酵母パンは、もっちり、しっとりの食感です。
こちらは「マムズスクランブルエッグ」。トマトとネギが入ったスクランブルエッグに、たまり醤油とすりゴマを。ふわふわの卵と、ちょっと和のテイストも感じる優しい味にほっと癒されます。
テイクアウトもできるドリンクメニューの中には、「ロングブラック」や「フラットホワイト」などのオーストラリアで親しまれているエスプレッソドリンクも。ラテと比べて泡が少なめ、ミルクも多めのフラットホワイトと一緒にいただきました。
日々の暮らしを豊かにしてくれるアイテムも
ショップスペースでは、実際にお店で使用されている食器類やコーヒー豆、手ぬぐい、トートバッグなどのオリジナルグッズを販売。お気に入りのマグカップやカトラリーを持ち帰れば、自宅での食事やティータイムもいつもより豊かなものにしてくれることでしょう。
「最近、時間に追われて疲れ気味」「しっかり朝ごはんを食べたのはいつ以来?」……そんな方は、いつもよりほんの少し早起きをして、おいしい朝ごはんを食べに出かけてみてはいかがでしょうか。心地よい空間、素敵なデザイン、そして美味しい食事が集う『CIBI』で、ゆったりと心穏やかに朝時間を過ごせば、1日の活力が湧いてくるはずです。
- ■お店情報
- CIBI Tokyo Store
- 住所:東京都文京区千駄木3丁目37-11
- 営業時間:8:00〜18:00(ブレックファースト提供:8:00〜11:30/ランチ提供:11:30〜15:30)
- TEL:03-5834-8045
- 定休日:なし
- ※CIBIでは、一緒に働くスタッフを募集中。詳しくはこちら
※記事の内容は取材当時のものです。 最新の情報は、お店のHP、SNSなどをご確認ください。
■一緒に読みたい時期