パリから足を伸ばして行く、小さな旅。そんな旅先でおすすめなのが、「Petit Train(プティ・トラン=観光ミニ列車)」。小さな村から大きな町まで、フランスの観光地で必ず見かける乗り物です。
まずはプティ・トランで街を周遊
初めて訪れる場所って、たとえガイドブックを持っていたとしても、町の規模感や雰囲気が実感できず、どういうプランで周ったらいいかわからなかったりしますよね。そんな困ったときには、「プティ・トラン」に乗ってみては?
私は、旅先で「プティ・トラン」を見つけたら、真っ先に乗るようにしているくらいお気に入りなんです♪
観光用のこのミニ列車、大抵は町のシンボルとなるようなモニュメントや観光案内所のそば、町で1番大きな教会の近くから出発します。乗車時間はおよそ30〜40分。長いものでは1時間ちょっと。のんびりと時間をかけて、町をぐるりと1周してくれます。
細い道から高台の見晴台までらくらく移動
「えええ〜こんなに細い道をぐんぐん入って行けるの!?」と驚くようなルートで旧市街をぐるぐる周ったり、町を囲むぶどう畑の間を走ったり、町外れの見晴台で一時停車してくれたり…。
「プティ・トラン」でぐるりと周ると町の雰囲気がわかったり、歩くとちょっと遠いエリアにも行けたり、地元の人で賑わっているエリアや素敵なお店を発見することができたり。お得なことが多いのです。
プティ・トランで街がわかったらあとは自分流に
「プティ・トラン」で街のおおよその姿がわかったら、あとは自分のペースや滞在スケジュールでゆっくり観光すれば素敵で効率的な旅が楽しめますよ。
ちなみに、乗り方は簡単。「プティ・トラン」に乗って待っていれば、ほとんどの場合、出発前に運転手さんが料金回収にやってきてくれます。夏のハイシーズンのみ運行というところもありますが、旅先に着いたらまず「プティ・トラン」がないかチェックしてみてくださいね!
そうそう、パリにもこの「プティ・トラン」あるんですよ。パリは「プティ・トラン」1回で周りきれるような規模の街ではありませんが、坂道が多くて歩きにくいモンマルトルの丘やサクレクール寺院を1周するものや人気の観光スポットがあつまるルーブル美術館やノートルダム周辺を回るものがあります。
フランスの町巡りに、「プティ・トラン」。機会があったらぜひお試しを♪
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