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    フランスの1日。人と会話しない日はない!?

    パリの生活で素敵だなあ…と思うことのひとつ。それは1日を過ごす間に、必ず誰かと目を合わせて言葉を交わすということ。

    もちろん丸1日家に1人っきりで閉じこもる場合は別ですが、元気がなくて誰とも話したくない…なんて暗い気持ちの時でも、一歩外に出れば人と触れ合わないことはないのがフランス。

    エレベーターで人と一緒になれば「ボンジュール」。

    アパートの入り口で誰かとすれ違ったら「ボンジュール」。

    パン屋もスーパーも郵便局も八百屋も。

    どこに行っても、お店の人とまずは「ボンジュール」。

    お釣りを受け取ったら「メルシー」。

    立ち去る時には「オヴォワー」(さようなら)。

    メトロの出口でドアを開けて待っていてくれる人に「メルシー」(ありがとう)。

    家に帰ってきて管理人さんとすれ違う時は「ボンソワレ」(よい夜を)などなど。

    全く知らない人に対してもことあるごとに挨拶や言葉を交わすのがフランスの習慣。しかも、言葉を交わす時はちゃんと相手の目を見て話すのが基本。フランスでは、「こんにちは」「ありがとう」「さようなら」を言わずして1日を過ごすことは難しいのです。

    日本だったら電車で移動する時も、スーパーやコンビニで買い物する時も、人の顔を見ず言葉を交わさないで過ごすことができてしまいますよね。今日誰とも話さず終わったかも…なんていう日は結構普通に起こり得ます。

    フランスの文化や習慣、理解できないこともたくさんあるのですが、知らない人とでも挨拶や簡単な言葉を交わすこの習慣は本当に素敵だなあ、いいことだなあと思うのです。

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