なんとなくどんよりした空の日も多く、日が昇るのも遅いし(日の出は8時半過ぎなので、9時近くにやっと明るくなるくらい)、暗くなるのも早い冬のパリ。
なんといっても今年の冬は、2019年12月5日から1ヶ月半経った今でも続いている「無期限ストライキ」のせいで、冬の「どんより度」がいつにも増していました…。
晴れた日にポンピドゥー・センターに行きたくなる理由
そんな冬のパリでも、お天気に恵まれるとテンションが上るもの。そんなとき、つい向かってしまうのがマレ地区にある「ポンピドゥー・センター」。
国立近代美術館が入っているので、観光名所にもなっているのですが、映画館、図書館のほか、おしゃれな雑貨や本がたくさん売っている巨大なミュージアムショップ、カフェなどが入る総合施設なので、パリに住んでいる人もよく利用するスポットなのです。
展望レストランで名所を見ながらランチ
晴れた日の私の目的は、屋上にある展望レストランカフェ。美しいパリの街を見下ろして、真冬の憂鬱を吹き飛ばします。
先日も、真っ青な空にもくもくの雲とたくさんの飛行機雲が交差する美しい1日があって、日本から来た友人と2歳の息子とお散歩中、迷わずポンピドゥー・センターの屋上へ直行!
ここには『Georges(ジョルジュ)』というレストランが入っていて、ドリンクだけの休憩もOKですし、しっかりご飯も食べられるので、1日中どのタイミングでも便利なお店。全員モデルにしか見えない美人&イケメンのスタイル抜群の店員さんたちが迎えてくれます。
今年のパリの冬はいつもよりほんのちょっと暖かく、太陽さえ昇っていればテラスで食事ができちゃう日も。この日もまさにそんな日で、私たちも迷わずテラスをチョイス。友人はフランス名物「牛肉のタルタル」、私は「トリュフのラビオリ」、息子はりんごジュースとパンを堪能。
ポンピドゥー・センターの屋上からノートルダム寺院、エッフェル塔、モンマルトルの丘のサクレクール寺院、オペラ座などなどパリの主要な観光名所を堪能することができました。メトロの動いていないときにはこんな屋上からの観光スポット巡りもおすすめです。
- ■施設情報
- ポンピドゥー・センター (Centre Pompidou)
- 住所:Place Georges-Pompidou, 75004 Paris(地図)
- 開館時間:11:00〜21:00(木曜日は23:00まで)
- 休館日:火曜日
- HP:https://www.centrepompidou.fr/
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