ボンジュール!パン野ゆりです。私はパリで滞在するときにアパルトマンを借りるのですが、毎回同じ家を選ぶ理由が1つあります。
それは、歩いてすぐに『ユトピ』があるから!
Utopie(ユトピ)
パリらしいグレーの外観で、朝の7時から夜の8時まで営業しているパン屋さん『utopie(ユトピ)』。
ここのパン、何を食べてもおいしいのだ!
店内にはずらりとパン。
店内は焼きたてのパンが次々と並び、終始一面良い香り。店員さんの威勢の良いあいさつ、次々に入れ替わるお客さん。
レジ脇のくるみパン
そしてレジの脇にあるくるみのパン。量り売りをしていて、手でこのくらいとジェスチャーすると店員さんがカットしてくれます。
このくるみパンが私の大好物!めっちゃおいしいのです!
パンの外側(クラスト)はハードなガリガリ、パン生地はもっちりとした蒸しパンのような食感、このコントラストが大好き!
そして、余計なものを一切感じさせないほど小麦の香ばしい旨味が際立っています。唯一くるみの香りや食感がいつもより強く、おいしさがとてもシンプル!サラリとした格好良さがとてもハンサム。
厚めにスライスされたままふくよかに食べたい。食事パンにしては贅沢すぎる逸品。
バゲットも神レベル
これだけおいしいパン屋が立ち並ぶパリの中で、お友達の家に遊びに行くときに私が手土産に選ぶバゲットは『ユトピ』のもの!
バケットのようなリーンなパンのおいしさも光ります。必ず喜んでもらえるバゲット。
このパンもコントラストが充分に楽しめる一品。
クロワッサン、パンオショコラ、エスカルゴ…
もちろんヴィェノワズリーのおいしさも負けていません!『ユトピ』の甘い系のパンたちはとっておきのスイーツのような大事にしたくなるおいしさ。
こちらのエスカルゴは口の中でパラパラとほどけ、パリッパリと跳ねるエアリーな食感が大好き!ユトピに来ると必ず食べる(毎回口の中に押し込むようにして食べてしまう。)
中でもクロワッサンはパリに来たら1度は食べてみて欲しい、食の芸術そのもの!
パンオショコラはミルキーなパン生地に脱帽。サクサクなパンオショコラというより、もはやケーキのような層のまとまりです。
ぺしゃんこなのになぜこんなにおいしいの??とパンに問いかけてしまう始末。
帰国の朝に再度、調達
何を食べてもおいしい『ユトピ』のパンが大好き。毎回帰国の日の朝に最後の調達をしてパリを去るのがお約束。
冬のパリは朝の7時でもこの暗さ。パリを去るのは心が憂鬱なはずなのに…『ユトピ』のパンと一緒に帰国するので表情も明るい!(笑)
『ユトピ』のパンたち、皆様もぜひ食べてみてください!
- ■お店情報
- Boulangerie Utopie
- 住所:20 Rue Jean-Pierre Timbaud, 75011 Paris(地図)
- 営業時間:7:00〜20:00
- 定休日:月曜日
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