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    【パリからのお手紙】パリ在住アーティスト アルバン・ドゥ・ラ・シモーヌさん

    フランスと日本のライフスタイルを紹介するPARISmagに、素敵なお手紙が届きました。

    パリでミュージシャン、そして絵描きとして活動するアーティストのAlbin de la Simone(アルバン・ドゥ・ラ・シモーヌ)さんからのお手紙です。

     

    アルバンさんからのお手紙

    【日本語訳】

    日本の皆さん、こんにちは!

    僕の名前はアルバン・ドゥ・ラ・シモーヌです。

    ラ・シモーヌとは、僕の先祖が住んでいた小さな川の名前なのです。

    はじめての方も多いと思うので、僕の自己紹介を少しさせていただきますね!

    デッサンを学び、思春期の終わりには、イラストレーターになると思っていましたが、音楽が好きで音楽を選びました。割と若い頃にプロのミュージシャンになりました。

    ジャズピアニストとして活動して、それから伴奏者となり、フランスだけでなくアフリカのたくさんのアーティストたちと共演したのです。2000年には、南青山のブルーノート東京でマリのアーティスト、サリフ・ケイタのミュージシャンとして日本に行ったこともあります。僕が共演した中で一番有名な人は、イギー・ポップだと思います。他には、100枚以上のフレンチ・ポップスのアルバムに参加しました。スタジオに行って音楽についてのアイデアを出し合う、というこの仕事が大好きなのです。

    しばらく音楽の活動が中心となり、30年近く絵は描いていませんでした(あれ?そう言えば!ちょっとしたイラストは描きました。2002年、日本の雑誌『ベーネ・ベーネ』のクレモンティーヌについてのコラムに挿絵をいくつか描いていました!)。

    30歳のとき、自分で作詞作曲をやってみようと思いました。やってみたら、楽しくて楽しくて!!1曲書いて、また1曲、と作り溜めていきました。そして、2003年にファースト・アルバムをリリースしました。他のアーティストとの共演や伴奏も続けていますが、自分自身の作品にも力を入れています。作詞作曲して、自分の曲を自分のコンサートで歌い、新しい曲を作り、レコーディングして…と続けていたら、本当にシンガーになってしまいました。そうしているうちに、5枚のアルバムができあがり、5枚目のアルバム『僕たちの中のひとり』は日本でもリリースされました。このアルバムは、さまざまな愛についての作品です。日本盤には、カヒミ・カリィとのデュエットも収録されています。

    ちなみに、僕がどれだけ日本のことが大好きか、皆さんに伝わっていますか?本当に大好きな国で、何回でも訪ねたい国なのです。この2年で、なんと5回も日本に行っているんですよ。

    日本には、大切な友人もたくさんいます。フランスの音楽家であり俳優でもあるピエール・バルーが亡くなる前、新宿御苑にほど近い彼の家で彼の家族と過ごしたことは、大切な思い出です。

    そして、日本は何を食べてもおいしくて、世界一だと思っています!!(イタリアやタイ、そして…フランスももちろんおいしいのですが!)

    この2年間、またイラストを描くようになりました。今は、描くことが楽しくて仕方がなくて、また夢中になっています。そして、個展も開催しています。

    これで、皆さんに僕のほとんどすべてを知っていただけたかな。いえいえ!まだまだお知らせしていないこともありますね。

    僕はパリ20区の、アパルトマンの1階に住んでいて、ラッキーなことに小さなお庭がついているんですよ。あ、それから、僕の80%は柚子胡椒でできているということもお知らせしておきますね。

     

    それでは、また!

    アルバンでした。

     

    Albin de la Simone(アルバン・ドゥ・ラ・シモーヌ)

    1970年フランス北部ピカルディ地方の中心都市アミアン生まれ。数多くのアーティストに愛され引っ張りだこの音の魔術師。90年代前半からアレンジャー及びミュージシャン(ピアノ、キーボード、ベース)として、多数のコンサートツアーやレコーディングに参加。2003年に自分の名前をタイトルに冠したファーストアルバムをようやくリリース。そののち数年のインターバルを挟みつつ、現在までに5枚のオリジナルアルバムを発表。

    2014年にはヴィクトワール・ドゥ・ラ・ミュージックの「最優秀コンサート賞」にノミネート。

    日本との関わりも深く、カヒミ・カリィなどとのコラボあり。2000年にはクレモンティーヌの前座として来日、2016年にもサラヴァ50周年アルバムに参加し来日を果たす。

    ヴァネッサ・パラディとも関わりが深く、2006年のオペレッタ「Le soldat rose”(バラ色の兵士)」での共演以来、スタジオ録音、ツアー、そしてアコースティックツアーの音楽監督&バンマスを担当。他にはサリフ・ケイタ、アルチュール・アッシュ、イギー・ポップ、アンジェリック・キジョ、マチュー・ボガーツ、ケレン・アンなど多数のアーティストと共演。自身のコンサートや、他アーティストとのコラボレーションでのライブ本数は年間200本。

    HP : http://www.albindelasimone.com/

    Instagram:@ albindelasimone

     

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